【最新版】ペットの飼育頭数公開!犬は減少で猫は増加傾向・コロナウイルスやマイクロチップとペット市場規模2024年・2025年の見通しも解説

毎年ペットフード協会が発表しているペットの飼育頭数調査「2023年(令和5年)全国犬猫飼育実態調査 結果」が発表されたので、ご紹介します。

ペットフード協会が2023年の全国犬猫飼育実態調査の結果を発表しました。
ペットの頭数は、犬684,4万頭・猫906,9万頭という結果に。
※犬・猫 推計飼育頭数全国合計は、1,591.3万頭

目次

2023年犬猫飼育頭数

犬の飼育頭数と飼育意向が減少

  • 犬の飼育頭数は約20万頭の減少、新規飼育意向率も微減が続く。
  • 猫の飼育頭数は横ばい。但し新規飼育頭数の減少が、近年続いている。

生体入手価格の上昇

  • 犬、猫ともに有償の購入率が増加し、生体入手価格の平均も上がっている。
  •  特に有償入手先では、ペットショップからの入手が増えている。

子どものために“飼い始める人の増加

  • 犬の新規飼育者層は、ファミリー層が多い。子どもの遊び相手目的で飼育し始める人が増加。犬を飼うことで、子供の情緒面にも、良い影響がみられた。
  • 一方で、“自身の癒し”“寂しさの解消”などの動機が減少。

シニア向け飼育支援サービスの浸透に課題

  • ペットを飼育することで、主に情緒面の良化や運動量の増加といった良い影響がある。
  • 一方で、シニアの飼育支援サービスの認知が低い。

飼育頭数

頭数と飼育率は横ばい(微減)となり、新規飼育意向は低下傾向に。ここ数年は減少傾向が続いております。

新規飼育者

新規飼育者は、犬の方が増加しており、猫人気が低下しているように伺えます。

1年以内に新たに飼われたペットの数
・犬:397,000頭
・猫:369,000頭

支出額

猫の飼育の支出額は年々増加しています。しかし犬の方が約100万円ほど費用が掛かっています。医療への意識の高まりも年々増しています。

生涯必要経費(2023年)
犬:2,446,068円
 超小型犬:2,554,012円
 小型犬:2,382,200円
 中・大型犬:2,559,186円

犬1頭飼育者の1ヶ月の支出:14,240円
 ドッグフードの支出:3,618円

猫:1,498,728円(2023年)
 外に出る:1,249,906円
 外に出ない:1,534,047円

猫1頭飼育者の1ヶ月の支出:8,005円
  キャットフードの支出:2,988円

2023年の飼育頭数

犬の飼育頭数推移

  • 2016年 8,008千頭
  • 2017年 7,682千頭
  • 2018年 7,616千頭
  • 2019年 7,579千頭
  • 2020年 7,341千頭
  • 2021年 7,106千頭
  • 2022年 7,053千頭
  • 2023年 6,844千頭

猫の飼育頭数推移

  • 2016年 8,333千頭
  • 2017年 8,672千頭
  • 2018年 8,849千頭
  • 2019年 8,764千頭
  • 2020年 8,628千頭
  • 2021年 8,946千頭
  • 2022年 8,837千頭
  • 2023年 9,069千頭

犬の飼育頭数は約6,844千頭。昨年から世帯飼育率が0.6pt下がった結果、約200千頭減。猫の飼育頭数は約9,069千頭。例年通り、横ばいの結果。

直近の新規飼育頭数

犬や猫を1年以内に迎え入れたいわゆる新規飼育者の数です。

犬の新規飼育頭数推移

  • 2016年 417千頭
  • 2017年 333千頭
  • 2018年 360千頭
  • 2019年 350千頭
  • 2020年 416千頭
  • 2021年 397千頭
  • 2022年 426千頭
  • 2023年 397千頭

猫の新規飼育頭数推移

  • 2016年 399千頭
  • 2017年 444千頭
  • 2018年 351千頭
  • 2019年 394千頭
  • 2020年 460千頭
  • 2021年 489千頭
  • 2022年 432千頭
  • 2023年 369千頭

新規飼育頭数は昨年から若干減少。ここ数年は微増減を繰り返している。

飼い主の年齢

犬飼育者の年齢

猫飼育者の年齢


生体販売の現状

ペット入手の方法

猫は犬に比べて譲渡で飼育する方が多くなっています。

の入手の方法

・1年以内飼育開始者は無償で入手した人の割合が少ない。
・1~3年以内飼育開始者の生体入手価格平均は、それ以前の飼い始め者と比べても、高い。

の入手の方法

・犬同様に、直近飼育開始者ほど無償で入手した人の割合が少ない。
・1年以内飼育開始者の生体入手価格平均は3年以内と比較して高い。

飼い主の年齢

ペットを飼育する理由

犬の飼育意向のきっかけ

  • 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 生活を充実させたいから

猫の飼育意向のきっかけ

  • 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 生活を充実させたいから

ペットを飼育できない理由

非飼育者がペットの飼育ができない理由として、主に下記の理由がある。

犬を飼育しようとする方

  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 別れがつらいから
  • 世話をするのにお金がかかるから
  • 集合住宅に住んでいて禁止されている

猫を飼育しようとする方

  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 世話をするのにお金がかかるから
  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 死ぬとかわいそうだから

犬と猫の平均寿命

犬の平均寿命は14.62歳(2010年比+0.75歳)。猫の平均寿命は15.79歳(2010年比+1.43歳)。

犬の平均寿命

  • 2010年 13.87歳
  • 2011年 13.85歳
  • 2012年 13.94歳
  • 2013年 14.23歳
  • 2014年 14.25歳
  • 2015年 14.50歳
  • 2016年 14.39歳
  • 2017年 14.19歳
  • 2018年 14.29歳
  • 2019年 14.44歳
  • 2020年 14.48歳
  • 2021年 14.65歳
  • 2022年 14.76歳
  • 2023年 14.62歳

猫の平均寿命

  • 2010年 14.36歳
  • 2011年 14.39歳
  • 2012年 14.45歳
  • 2013年 15.15歳
  • 2014年 14.56歳
  • 2015年 15.43歳
  • 2016年 15.09歳
  • 2017年 15.33歳
  • 2018年 15.32歳
  • 2019年 15.03歳
  • 2020年 15.45歳
  • 2021年 15.66歳
  • 2022年 15.62歳
  • 2023年 15.79歳

また「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.25歳、「家の外に出る」猫の平均寿命は14.18歳であった。

猫のTNR活動とは?

ペット年齢換算表

小型犬・中型犬の年齢換算表

小型犬・中型犬 人間
1カ月 1歳
2カ月 3歳
3カ月 5歳
6カ月 9歳
1歳 17歳
1歳半 20歳
2歳 23歳
3歳 28歳
4歳 32歳
5歳 36歳
6歳 40歳
7歳 44歳
8歳 48歳
9歳 52歳
10歳 56歳
11歳 60歳
12歳 64歳
13歳 68歳
14歳 72歳
15歳 76歳
16歳 80歳
17歳 84歳
18歳 88歳
19歳 92歳
20歳 96歳

大型犬の年齢換算表

犬型犬 人間
1歳 12歳
2歳 19歳
3歳 26歳
4歳 33歳
5歳 40歳
6歳 48歳
7歳 54歳
8歳 60歳
9歳 68歳
10歳 76歳
11歳 81歳
12歳 86歳
13歳 92歳

猫の年齢換算表

人間
1カ月 1歳
2カ月 3歳
3カ月 5歳
6カ月 9歳
1歳 17歳
1歳半 20歳
2歳 23歳
3歳 28歳
4歳 32歳
5歳 36歳
6歳 40歳
7歳 44歳
8歳 48歳
9歳 52歳
10歳 56歳
11歳 60歳
12歳 64歳
13歳 68歳
14歳 72歳
15歳 76歳
16歳 80歳
17歳 84歳
18歳 88歳
19歳 92歳
20歳 96歳

ペットの年齢に関してはこちらの記事をご覧ください>>

2022年犬猫人気ランキング

長年上位の犬種人気は、変わりありませんでしたが、2022年は、柴犬が2位になり、ダックスフントは徐々に飼育数が減少しております。

猫を見るとミックスが多く、純血はアメリカンショートヘアが上位にランクインしています。

犬猫飼育人気ランキング

長年上位の犬種人気は、変わりありませんでしたが、柴犬人気が上昇して2位になり、チワワは徐々に飼育数が減少しております。

猫を見るとミックスが多く、純血はアメリカンショートヘアが上位にランクインしています。

犬種飼育ランキング
1位トイプードル 1,095千頭
2位柴犬 903千頭
3位チワワ 801千頭

猫種飼育ランキング
1位 雑種(ミックス) 6,811千頭
2位 スコティッシュフォールド7 399千頭
3位 アメリカンショートヘア 390千頭

マイクロチップ・予防接種実施状況

予防接種実施状況

飼育中のペットのワクチン接種状況は以下の通りでした。

  • 狂犬病 83.2%
  • 混合ワクチン 68.1%
  • フィラリア 70.9%
  • ノミ・ダニ予防 55%

マイクロチップ

義務化されたマイクロチップですが、装着状況は、犬が伸びているが、猫は以前伸び悩んでいるのが現状です。

犬の装着率 19.2%

猫の装着率 5.3%

マイクロチップの調査

今年の6月から改正動物愛護法が施行され、ブリーダーやペットショップなどで販売される犬猫についてマイクロチップの装着が義務化されます。

マイクロチップを装着する際は、首の後ろに専用の注入器で皮下に埋め込むのが一般的なやり方とされています。
専用の機器をかざして番号を読み取ると飼い主の氏名や連絡先などの情報を閲覧することができます。これによって、迷子になってしまった際や震災で離れてしまった際に飼い主を判別しやすくなります。また、安易な遺棄の防止にも繋がると期待されています。

義務付けられるのはブリーダーやペットショップの犬猫で、すでに飼っている犬・猫へのマイクロチップ装着については努力義務とのことですが、皆さんはどのように考えているのでしょうか?

日本トレンドリサーチが、全国の男女計2,000名を対象に「犬猫のマイクロチップ装着義務化に関するアンケート」についてアンケートを実施しました。

マイクロチップに関する調査結果はコチラ>>

犬猫所有者のマイクロチップ装着・情報登録の流れ(販売ルート)

2022年6月から義務化

2022年6月から改正動物愛護法が施行され、ブリーダーやペットショップなどで販売される犬猫についてマイクロチップの装着が義務化されます。

マイクロチップを装着する際は、首の後ろに専用の注入器で皮下に埋め込むのが一般的なやり方とされています。
専用の機器をかざして番号を読み取ると飼い主の氏名や連絡先などの情報を閲覧することができます。
これによって、迷子になってしまった際や震災で離れてしまった際に飼い主を判別しやすくなります。また、安易な遺棄の防止にも繋がると期待されています。
義務付けられるのはブリーダーやペットショップの犬猫で、すでに飼っている犬・猫へのマイクロチップ装着については努力義務とのことです。

犬と猫のマイクロチップ情報登録>>

飼育費用

アニコム損害保険株式会社がペット保険契約者へのアンケートをもとに、2023年の1年間にペットにかけた年間支出額を発表しました。

2023年

犬:338,623円(前年比94.8%)
猫:169,281円(前年比105.3%)

  • 犬は外出機会増で「首輪・リード」「交通費」が増加
  • 猫は健康志向で「フード・おやつ」「サプリメント」が増加

犬の8割、猫の6割が誕生日をお祝い!ケーキやおもちゃのプレゼントで特別な一日

うさぎと小動物では、光熱費が犬・猫以上に

2020年

飼育費用は、超小型犬が一番高くなっており、猫も2020年123万円が2021年153万円と増加しております。

犬の飼育費用

  • 超小型犬 ¥2,532,347
  • 小型犬 ¥2,173,910
  • 中型・大型犬 ¥2,317,006

猫の飼育費用

  • 外に出る猫 ¥1,362,622
  • 外に出ない ¥1,688,932

ペットと楽しめる施設一覧はコチラ>>

マイクロチップ関連商品

 

マイクロチップリーダー

 

 

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マイクロチップフィーダー

 

 

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コロナウイルスのペットへの影響

ペットの飼育者にとって、コロナ禍での共同生活はおおむねポジティブにとらえられているようです。

癒しを与えてくれるなど精神面で良い影響を受けているようですが、一方で生活環境の変化が大きい若年層での飼育者および犬猫の中にはストレスを感じているケースも存在するようです。

ペットと生活をスタートしたのであれば必ず責任を持って飼育をしていただきたいですし、それが出来ない方は、そもそもペットを飼育してはいけないのではないでしょうか。

ペットフード協会が公開したコロナによる影響/変化:各仮説について

仮説1)コロナにより動物の飼育率が増えている/飼育意向が高まっているか?
全体では、19年から20年で、犬・猫ともに、飼育率は増えておらず、飼育意向率も高まっていない状況。
しかし、新規飼育者の割合は19年から微増、新規飼育者の飼育頭数は19年から増加(増加率も、他の年に比べて大きい)。
※ 1年前(1年以内含む)飼育開始者を新規飼育者と定義

仮説2)コロナにより家にいる時間や買い物の頻度/方法が変わり、フードの種類が変化しているのではないか?
食事頻度の変化は、大半が変わらないが、ウェットタイプや半生タイプの頻度増が一定存在する。
フードタイプは、犬は市販ウェットタイプや市販半生タイプ、猫は市販おやつ用のペットフードの割合が19年より増加。

仮説3)コロナにより家族が家にいる時間が増え、フードをあげる人が変化しているのではないか?
家にいる時間が増えた人は全体の45%。しかし、フードをあげる人に変化は見られなかった。

仮説4)コロナによりペット用品購入ルートが変化(ネット増など)しているのではないか?
「インターネット通販」での購入率は19年から変わらず。店舗での購入率も変わらずで、買い方は大きくは変わらなかった。

仮説5)コロナによりペット環境が変化しているか?
ペットへの影響を感じている人は、全体の23%。ペットへの影響も、ポジティブな影響が上位を占め、ストレスなどのネガティブな影響は低い。し
かし、若い人ほどネガティブな影響が高くなっている。
コロナ後にペットと過ごす時間が増えた、ペットの癒しを感じている割合は若い人ほど高くなる傾向にあり、若い人ほどコロナによる変化を感じて
いる様子。良い変化、影響が上位にあがるが、若い人ほどネガティブな面が高くあがっている(=コロナによるネガティブな影響もあり)。
コロナに感染した場合は、7割近くが不安を感じており、若い人ほど不安を感じている割合が高くなる。
ペットに対する情報として調べたものでは、コロナの感染についてが上位にあがる。今後知りたいものでは、コロナの感染についての他、感染予
防や感染時の対応があがる。ペットフードに関しては低い。

仮説6)コロナが理由で非飼育者の飼育意向があがっているか?
19年から20年で、非飼育者の今後飼育意向はあがらず。
現在飼育なし&今後飼育意向ありの人の「飼育したいと思ったきっかけ」では、コロナが影響していそうな点で動きはみられなかった。

仮説7)コロナが理由で非飼育理由が変化しているのではないか?
非飼育理由は、19年から変わらず。
「ペットを販売または譲渡する場所に行く機会がなかったから」「欲しいペットが見つからなかったから」といった、コロナによる機会ロスはあまり大
きくはなかった。
非飼育理由では、「(ペットの)価格が高いから」よりも「世話をするのにお金がかかるから」の方が高く、初期投資費用よりもランニングコス
トの方が阻害要因としては大きい。

仮説8)コロナによって予防接種や不妊・去勢手術、病院に行く回数が減っているのではないか?
予防接種や不妊・去勢手術を実施した率は、19年から変わらず。動物病院へ行った回数も変化はなし。

1ヶ月当たり支出総額

ペットを飼育するには、ある程度お金が掛かります。犬と猫の毎月の支出はどの程度なのでしょうか。

ペットの飼育費用に関しては、調査会社によって数値が異なりますので、複数の情報を掲載します。

犬猫それぞれの支出総額は以下の通りです(医療費等含む) 。

ペットフード協会

犬の飼育費用

<2019年>
月間費用 ¥11,562
年間費用 ¥138,744

<2020年>
月間費用 ¥12,020
年間費用 ¥144,240

猫の飼育費用

<2019年>
月間費用 ¥7,485
年間費用 ¥89,820

<2020年>
月間費用 ¥7,252
年間費用 ¥87,024

anicom(アニコム)

犬の飼育費用

<2020年>
年間費用 ¥338,561

<2021年>
年間費用 ¥345,572

猫の飼育費用

<2020年>
年間費用 ¥164,835

<2021年>
年間費用 ¥169,247

※アニコム損害保険株式会社「【2021最新版】ペットにかける年間支出調査」

ipet(アイペット)

  • 2020年のペット関連年間支出は、犬飼育者「5万円以上~10万円未満」猫飼育者「5万円未満」が最多で、コロナ禍前と変わらず
  • 最も支出が増えたのは「病気やケガの診療費」「フード・おやつ」
  • ペット飼育者が一番支出額で大きいと感じる費用、「フード・おやつ」の割合が大幅に増加
  • コロナ禍において、「フード・おやつ」「おもちゃ」「診療費」の支出が増加
  • 2021年に増えそうな支出、約7割の犬飼育者が「病気やケガの診療費」と回答。理由は「ペットの高齢化」
  • ペットと一緒にいる時間の増加で、より健康志向が高まる飼育者も

※アイペットホールディングス株式会社「ペットの支出に関する調査」

犬猫の飼育費用はほぼ横ばいで推移しております。

都道府県別ペット飼育数

厚生労働省が発表する「都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等」によると、全国で6,090,244頭が登録され、都道府県別では以下の通りです。

令和2年度(年度末現在)

北海道 243,339
青 森 53,175
岩 手 60,505
宮 城 110,257
秋 田 36,904
山 形 39,228
福 島 75,920
茨 城 164,760
栃 木 103,171
群 馬 107,609
埼 玉 349,443
千 葉 310,146
東 京 510,511
神奈川 452,197
新 潟 87,081
富 山 43,363
石 川 48,054
福 井 30,190
山 梨 43,013
長 野 102,343
岐 阜 118,669
静 岡 202,195
愛 知 432,025
三 重 116,115
滋 賀 75,684
京 都 115,034
大 阪 383,030
兵 庫 296,198
奈 良 55,966
和歌山 47,545
鳥 取 21,627
島 根 31,993
岡 山 99,867
広 島 143,145
山 口 69,460
徳 島 39,811
香 川 68,806
愛 媛 76,028
高 知 40,817
福 岡 253,226
佐 賀 37,226
長 崎 58,914
熊 本 84,017
大 分 57,793
宮 崎 57,279
鹿児島 73,866
沖 縄 62,699

ペットフード安全法とは

ペットフード安全法という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
ペットフード安全法は、ペットフードの安全性を確保し、犬や猫の健康を守ることで、動物愛護に寄与することを目的にした法律のことです。

ドッグフードやキャットフード等のペットフード、おやつ、サプリメントなど、医薬品以外のものが対象となっています。

詳細はこちら>>

実は法律で定められている動物愛護週間

9月20日から26日は動物愛護週間です。
動物愛護週間って一体なに?という方やそんな週間があったの?という方も多いと思います。そんな動物愛護週間について解説いたします。

詳細はこちら>>

ドッグトレーナーがマイクロチップを動画で解説

環境省 マイクロチップ登録制度に関する飼い主の方向けQ&A

1.マイクロチップとは、どのようなものですか。

  • マイクロチップは、直径2mm、長さ12mm程度の円筒形で、外側に生体適合ガラスを使用した電子標識器具です。最近では直径1.4mm×長さ8.2mm程度のものが主流になりつつあります。

マイクロチップ 写真

2.マイクロチップには、どのような情報が記録されていますか。

  • マイクロチップには世界で唯一の15桁の数字(ISO規格の個体識別番号)が記録されています。この番号を専用のリーダーで読み取ります。

3.マイクロチップは、どこで装着できますか。

  • 動物病院などで獣医師が専用の注入器を使って皮下に埋め込みます。一度埋め込むと、首輪や名札のように外れ落ちる心配が少なく、半永久的に読み取りが可能な個体識別証になります。
  • 品種にもよりますが、犬は生後2週齢、猫は生後4週齢頃から埋め込むことができるとされています。
  • 犬や猫にマイクロチップを装着した獣医師からは「マイクロチップ装着証明書」が発行されます。このマイクロチップ装着証明書は、飼い主の情報をデータベースへ登録する際に必要になりますので、なくさないように大事に保管してください。

4.マイクロチップを装着すると、どんな時に役立ちますか。

  • 犬や猫が迷子になったときや、地震や水害などの災害、盗難や事故などによって、飼い主と離ればなれになった時に、皮下に埋め込まれたマイクロチップをリーダーで読み取ることで、番号が分かります。
  • その番号からデータベースに登録されている飼い主の情報と照合することで、飼い主の元へ戻すことができます。
    ※参考:指定登録機関の拾得犬猫の返還概念図
     令和4年3月4日更新:
      関係省庁と未調整であったため、返還概念図の掲載を取り止めます。
      誤りを修正の上、再度公開する予定です。関係各所におかれましては御迷惑をおかけし申し訳ありません。

5.ブリーダーやペットショップからではなく、知人や動物保護団体などから犬や猫を譲り受けました。この犬や猫に、マイクロチップを装着しなければなりませんか。

  • ブリーダーやペットショップといった販売業者以外から犬や猫を譲り受けた場合には、マイクロチップの装着は必須ではありませんが、装着するように努めてください(努力義務)。
  • ただし、犬や猫が迷子になったりした場合に、マイクロチップが装着されていると飼い主の元へ返還できる可能性が高まりますので、できるだけ装着を検討いただきたいと考えています。
  • なお、マイクロチップを装着した場合、登録は義務になります。
    ※参考:販売ルート以外の譲渡

6.飼い主の情報は、どのようにデータベースに登録すればよいですか。

  • 犬や猫にマイクロチップを装着したら、データベースに飼い主の情報を登録しなければなりません。情報の登録については、販売業者以外の方も義務になります。
  • 御自身のパソコンやスマートフォンを使って、オンラインで登録の申請をすることができます。
  • なお、登録申請の際には、獣医師が発行したマイクロチップ装着証明書を添付する必要があります。
  • 登録が完了すると登録証明書が発行されますので、大事に保管してください。

7.国際標準化機構(ISO)の規格に適合しないマイクロチップを装着した場合にはデータベースに登録できないのですか。

  • データベースに登録できるのは、ISO規格に適合したマイクロチップを装着した場合に限ります。ISO規格に適合しない場合には登録ができないので、ISO規格に適合したマイクロチップを装着してください。

8.登録の申請先は、どこの機関になりますか。

  • 環境大臣が指定した指定登録機関に登録の申請を行っていただきます。指定登録機関には、公益社団法人日本獣医師会が指定されています。
  • 環境省のマイクロチップ情報登録の制度は、公益社団法人日本獣医師会が民間事業として実施しているマイクロチップ登録制度(AIPO)とは異なりますので、御注意ください。
  • 指定登録機関の情報漏洩対策は万全で、情報にアクセスするのは自治体、警察に限られますのでご安心ください。

9.マイクロチップが装着された犬や猫を譲り受けた場合には、何か手続が必要ですか。

  • ブリーダーやペットショップなどから犬や猫を購入した場合や、知人や動物保護団体などからマイクロチップが装着された犬や猫を譲り受けた場合には、データベースに新たな飼い主の情報を変更登録する必要があります。
  • 変更登録の申請は、指定登録機関に対して行います。この時に、前の所有者や飼い主から犬や猫と一緒に譲り渡される登録証明書が必要になりますので、なくさないように気をつけてください。
  • 変更登録が完了すると新しい登録証明書が交付されますので、大事に保管してください。システムでオンライン申請した場合は、交付された登録証明書はすぐに受け取れます。もし、所有している犬や猫を譲り渡す場合には、この登録証明書も併せて譲り渡す必要があります。

10.犬や猫を譲り渡す場合には、登録証明書を一緒に譲り渡しますが、必ず書面(紙)である必要がありますか。メールに添付し送付しても問題ないですか。

  • オンラインで申請した場合には、登録証明書は電子ファイル(PDF)でダウンロードできます。ダウンロードした登録証明書を印刷して渡しても、電子データとしてメールに添付して渡しても問題ありません。
  • 新しい飼い主が変更登録を完了すると、新しい登録証明書が発行されますので、前の登録証明書は無効になります。

11.登録手数料の額はいくらですか。

  • 登録手数料は、登録・変更登録1回につきオンライン申請では300円、紙申請では1,000円になります。
  • 登録証明書の再交付の手数料は、オンライン申請では200円、紙申請では700円になります。
  • オンライン申請の場合には、クレジットカード決済、2次元バーコード決済を予定しています。紙申請の場合には、銀行振込やコンビニ決済に対応する予定です。
  • なお、このマイクロチップ登録制度に関する手数料と市町村が徴収している狂犬病予防法における犬の登録手数料とは異なりますので、御注意ください。

12.結婚により姓が変わったり、引っ越しにより住所や電話番号が変わったりした場合に、何か手続が必要ですか。

  • 氏名、住所や電話番号の変更など、登録内容を変更する場合には指定登録機関に届出をする必要があります。
  • オンライン又は紙による届出ができます。こちらの手続には、手数料はかかりません。
  • この届出の際にも、登録証明書が必要になりますので、なくさないように気をつけてください。

13.飼っている犬や猫が死亡した場合に、何か手続が必要ですか。

  • 指定登録機関に死亡の届出をする必要があります。
  • オンライン又は紙による届出ができます。こちらの手続には、手数料はかかりません。
  • この届出の際にも、登録証明書が必要になりますので、なくさないように気をつけてください。

14.令和4年6月1日より前に民間事業者が個別に実施しているマイクロチップ登録制度に登録しています。何か手続が必要ですか。

  • 令和4年6月1日より前にマイクロチップが装着され、民間事業者が実施しているマイクロチップ登録制度に登録している犬や猫を対象に、データベースに登録するためのwebサイトを指定登録機関である公益社団法人日本獣医師会が公開しました。 
     移行登録サイト
  • 販売業者以外の飼い主が現在所有している犬や猫については、登録の義務はありませんが、できる限り、環境省のマイクロチップ情報登録へ登録するように検討してください。この場合の登録は無料となります。
  • 令和4年6月1日以降にマイクロチップを犬や猫に装着し、登録する場合には、販売業者以外の飼い主であっても手数料がかかりますので御注意ください。

<ブリーダーやペットショップの方への注意事項>

  • 報酬を受け取って、代わりに改正動物愛護管理法第39条の5に基づく登録の申請や第39条の6に基づく変更登録の申請を行うと行政書士法に違反することとなり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。
  • 報酬にはシステム管理費や人件費、パック料金等の形で登録手数料の300円以外に上乗せして徴収することも含まれます。行政書士に依頼されるかお客様に登録の申請をしていただくよう、ご案内してください。

東京都福祉保健局 犬、猫へのマイクロチップ装着に関する制度について

散歩中に驚いて逃げたり、災害時など、どんなに気を付けていてもペットと離れ離れになってしまうことがあります。そんなときに役立つのが、ペットに飼い主情報を身に着けさせること。犬には鑑札を装着しなければなりませんが、マイクロチップという方法もあります。

令和4年6月1日から、犬、猫に対するマイクロチップの装着について、新たな制度が始まります(動物の愛護及び管理に関する法律)。飼い主の皆様に関わる主な内容をお知らせします。

マイクロチップについて

マイクロチップってなに?

直径2ミリメートル、長さ8~12ミリメートルの円筒形で、アンテナ、IC部が内蔵されています。

記録された15桁の固有の番号を専用リーダーで読み取り、指定登録機関に登録された飼い主情報と照合することで飼い主を特定できます。世界的に広く普及しており、マイクロチップ装着を義務付けている国も多くあります。

どうやって装着するの?

専用の注射器で装着します。獣医療行為のため、必ず獣医師等が行います。

危なくないの?

表面に副作用がない材質が使われており、獣医師が正しく施術すれば、動物の体に負担をかけることはありません。 個体差はありますが、犬で生後2週齢、猫は4週齢から入れることができます。

(努力義務)犬、猫にマイクロチップを装着しましょう

ペットショップやブリーダーなどの犬や猫を販売する事業者には、令和4年6月以降に取得した犬、猫へのマイクロチップの装着が義務付けられました。犬、猫の飼い主の皆様には、所有する犬、猫にマイクロチップを装着するよう努めることが規定されました。マイクロチップは、首輪や迷子札に比べて外れて落ちたりする可能性が低く、ずっと身元証明をすることができます。あなたが今、飼っている犬、猫にマイクロチップを装着しませんか?

(義務)マイクロチップに飼い主の情報を登録してください

マイクロチップが装着されている犬や猫を飼い始めた場合や、飼い犬や飼い猫にマイクロチップを装着した場合は、30日以内に飼い主情報を登録しなければなりません。令和4年6月以降にペットショップ等から購入した犬、猫には、必ずマイクロチップが装着されています(※)。所有者の情報をお店からご自身の情報に変更する「変更登録」が必要です。※制度開始前にそのお店で生まれた犬、猫など、一部例外があります。

飼い主の方に必要となる手続

1.マイクロチップの登録がされた犬、猫を新しく飼い始めた場合30日以内に所有者情報の変更登録が必要です。犬、猫と一緒に渡された「登録証明書」を準備します。(登録手数料 オンライン300円、郵送1,000円)

2.飼っている犬、猫に新しくマイクロチップを装着した場合30日以内にマイクロチップの情報、所有者情報等の登録が必要です。獣医師から発行された「マイクロチップ装着証明書」を準備します。(登録手数料 オンライン300円、郵送1,000円)

3.登録した内容(住所、電話番号など)に変更があった場合、犬や猫が死亡した場合各事項について届出が必要です。「登録証明書」を準備します。(手数料無料)

登録・変更登録、届出の方法

指定登録機関である公益社団法人日本獣医師会にオンライン又は郵送にて申請します。現在、公益社団法人日本獣医師会が準備を進めており、以下サイトにて状況を確認することができます。 (公益社団法人日本獣医師会)
犬と猫のマイクロチップ情報登録 令和4年6月1日リリースに向けた準備サイト>>

登録する内容

・マイクロチップの識別番号
・所有者情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス など)
・動物情報(名前、品種、毛色、生年月日、性別、狂犬病予防法登録番号(犬) など)

狂犬病予防法上の特例(犬の登録手続の簡略化について)

本制度に沿ってマイクロチップの登録等を行った場合、狂犬病予防法上の登録等の手続が不要となることがあります。その場合は、マイクロチップが鑑札とみなされます。犬の登録等が別途必要かどうかは、令和4年6月以降、お住まいの区市町村にお問合せください。

令和4年6月1日より前から民間事業者等が実施するマイクロチップ制度に登録している方

すでに犬、猫にマイクロチップを装着し、民間事業者等に登録している場合、以下サイトから手続をすることで、本制度の登録も無料で行えます。

こんな時に手続が必要です

  • マイクロチップを装着した
  • 犬や猫を購入・譲り受けた
  • 住所や連絡先が変わった
  • 犬や猫が亡くなった

犬と猫のマイクロチップ情報登録はこちら>>

環境省ガイドライン

「人とペットの災害対策ガイドライン 災害への備えチェックリスト」
詳細はコチラ>>

「犬と猫のマイクロチップ情報登録」
詳細はコチラ>>

「動物虐待等に関する対応ガイドライン」
詳細はコチラ>>

■関連サイト
一般社団法人ペットフード協会:https://petfood.or.jp/index.html
環境省:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/index.html

ネコのための防災セット+避難時持ち物チェックリスト付き

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ペットの災害対策

災害が起こったときに最初に行うことは、もちろん飼い主自身や家族の安全確保ですが、ペットの安全確保についても、普段から考え備えておく必要があります。十分な水や食料の他、常備薬等も用意し、避難所や避難ルートを確認しておく等、いざというときに慌てないように、ペットに基本的なしつけをし、備えておきましょう。避難するときは、ペットと一緒に避難(同行避難)できるよう、日頃からキャリーバックやケージに入ることなどに慣れさせておくことも必要です。そして、避難所等においては、自治体の指示に従い、ルールを遵守し、他の避難者に迷惑をかけてはなりません。特に、避難所では動物が苦手な方やアレルギーを持っている方等への特別な配慮が求められます。また、避難や避難生活はペットにとっても大きなストレスとなる可能性があるので、ペットの行動も考えた十分な準備をすることが重要です。これは決して特別なことではなく、普段からペットの基本的なしつけや健康管理をし、ペットを様々な環境に慣らしておくことが、災害時の備えの基本になります。しつけはペットの安全確保のみならず、災害時のペットのストレスも軽減させ、あなた自身や周囲の方々への安全・安心の確保にも重要です。現在ご自分が住んでいる地域で指定されている避難場所は、ペットとの同行避難が可能かどうかをあらかじめ確認し、可能な場合はその注意事項を管轄の自治体に確認する等して、ペットとの避難計画を考えておきましょう。

ペットを飼っている皆さまへ -災害時のペットとの同行避難について-(令和2年8月版)

参照元:環境省「ペットの災害対策

海外の市場ペット市場規模

米国ペット市場

米国のペット飼育世帯数は、8960万世帯であり、全体の2/3にあたる66%です。
日本に比べ多くの方がペットを飼育しています。
ペット関連への支出の総額は1368億ドル(約18兆円)と発表しており、前年比10.8%の成長している。

アメリカのペット飼育世帯数

  • 2021年 9050万世帯 70%
    2022年 8960万世帯 66%

※参照元:世界ペット博覧会 米ペット用品協会(APPA)が約1万人の回答者から得た何時報告書

韓国ペット市場

犬、猫を中心としたペット市場・産業が急成長!

注目度合いは、ペット飼育数の増加からも確認できる。KB金融持株経営研究所によると(注1)、韓国では2020年末時点で、604万世帯(全世帯の29.7%)1,448万人がペットを飼っている。2017年末の502万世帯からわずか3年で20%以上増加している。2020年末時点で飼育しているペットを種類別でみると、犬が80.7%、猫が25.7%の順で、観賞魚、ハムスター、鳥、ウサギが続いた(図1参照)。

図1:ペットの種類別飼育率

注:1,000世帯へのアンケート調査結果。複数回答。
出所:KB金融持株経営研究所、「2021韓国伴侶動物報告書」

ペット飼育にかかる支出項目をみると、飼料代(33.4%)、間食代(17.8%)、日用品の購入(11.1%)、美容・カット代(10.0%)、衛生サービスの利用(5.8%)、玩具の購入(5.6%)、ファッション・雑貨購入(4.1%)、ペット関連コンテンツ購入(2.9%)、ペット保険料(2.4%)の順になっている。飼料、間食など、ペットフード関連の支出が最も多いことが把握できる。

ついで、ペット市場・産業全体の規模を確認してみよう。韓国農村経済研究院の報告書(注2)によると、2015年に1兆8,994億ウォン(約1,936億円、1ウォン=0.102円)だったペット関連産業の市場規模は、2027年には6兆55億ウォンと、6兆ウォンを超える市場に成長すると予測している(図2参照)。さらに、同研究院では、2032年に市場規模が7兆ウォンに達した後、徐々に市場の飽和点(7兆6,000億ウォン)に近づくとみている。これを踏まえると、韓国のペット市場・産業は今後10年以上、安定的な成長が見込まれる分野といえよう。

図2:ペット関連産業市場規模の展望

出所:韓国農村経済研究院、「伴侶動物連関産業発展方案研究」

ペットフードのプレミアム化など、新トレンドが
韓国のペット飼育数増加は、単身世帯の増加や高齢化といった人口構造の変化、ペットを家族と思う文化の普及や所得水準の向上などが要因と言えるが、時々によってその要因は変化している。例えば、2014年に「動物登録制度(注3)」が義務化された際、ペット保険が流行したことや、最近のIoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)技術を活用したペットケアサービスの普及がそれである。韓国における最近のペット市場・産業の傾向を以下のとおり紹介する。

(1)ペットフードのプレミアム化
韓国では「ペットヒューマニゼーション」という言葉がよく使われている。ペットの人間化(Humanization)を意味し、前述のとおりペットを家族、友達などと同格にみる社会・文化的な現状を意味する。「ペットヒューマニゼーション」により、既存の飼料の概念が変化し、人間も食べられる材料で作るペットフードに進化しつつある。従来はドライペットフードが主流であったが、最近は、生鮮材料を生で与える「生食」、火を通したものを与える「火食」など、ペットフードのヒューマングレード(Human Grade)化・プレミアム化が進んでいる。韓国の食品大手企業もこの動きに着目し、次々と関連製品を出している。

(2)ペットテックの進展
ペットとテクノロジーを掛け合わせたペットテック(Pet-Tech)は、ペット関連製品・サービスにIoT、AI、ビッグデータなどの先端技術を活用し、ペットケアを行うことを意味する。初期段階のペットテックは、独りで時間を過ごすペットを観察するなどの単純なサービス・製品だった。しかし、最近はビッグデータの分析を活用し、ペットの気持ちまで認知できるものが登場している。ペットフードのプレミアム化を大手企業がリードしているのに比べ、ペットテックはスタートアップ企業がメインプレーヤーだ。韓国における最新のペットテック企業・サービスは下記のとおり。

Petpuls Lab:犬の音声と活動データを分析し、安定・不安・怒り・悲しみ・幸福の5つの感情を認識し、人と疎通できる機器・サービスを「PETPULS」提供。CES2021(注)で革新賞受賞。

FITPET:2018年にペットの簡易健康検査キット「AHEAD」、鼻紋によるペットの身分確認サービス「DETECT」をローンチ。ペットの健康管理に関するソリューションを提供し、ペットヘルスケア市場の革新をリード。

INNOGRID:クラウド、AIを活用し、獣医映像データ(レントゲン、CT、MRIなど)によるペットの病気を判読するサービス「TINKER PET」を提供。

ALPHADO:ペットのヘルスケアプラットフォーム「ALPHADOPET」を通じ、ペットの情報を管理し、ペットのイメージを利用し、目、歯、小便の状況をどこでも検査できるAIヘルスケアソリューションを提供。

日本のペットフードも人気。理美容道具、ペット玩具などでビジネスチャンスも
韓国のペット市場・産業の成長は、関連製品の輸入からも確認できる。2012年に1億1,269万ドルだったペットフードフード(HS230910)の輸入は、2021年には3億848万ドルと約2.7倍に成長した(図3参照)。この10年間で、年平均11.8%の伸び率を記録したわけだ。ペット用品(HS4201)の輸入も着実に伸びており、2012年に817万ドルの輸入金額が2021年には3,523万ドルと約4.3倍となった(図4参照)(注4)。このように、ペットフード・用品の輸入は拡大基調が続いている。

図3:韓国のペットフード(HS230910)の輸入額の推移

出所:韓国貿易協会、貿易統計

図4:韓国のペット用品(HS4201)の輸入額の推移

出所:韓国貿易協会、貿易統計

次いで、ペットフード・用品の日本からの輸入の推移をみてみよう(表2参照)。ペットフードの対日輸入額は、2012年の249万ドルから2021年には2,097万ドルと、約8.4倍に伸びており、対世界輸入と同様、ほぼ右肩上がりで増加している。一方、ペット用品は伸び悩んでいる。

表2:ペットフード・ペット用品の対日本輸入額の推移

出所:韓国貿易協会、貿易統計

2021年の韓国のペットフード輸入額の国別順位をみると、日本は、中国、米国、タイ、カナダに次ぐ5番目に位置している。日本の順位は、2012年に6番目、2013年に8番目、2014年に9番目だったことから、最近の日本産ペットフードの人気上昇がうかがえよう。また、日本産ペットフードは、高付加価値製品が中心なことも特徴と言える。2021年のペットフード輸入先上位5カ国の1トン当たりの輸入単価をみると、米国3,443ドル、中国6,619ドル、タイ4,079ドル、カナダ4,092ドル、日本1万2,363ドルと、日本産ペットフードの輸入単価が圧倒的に高いことが分かる。

他方、伸び悩む日本産ペット用品の輸入は、日本製品に対する関連情報の不足、国内ペット用品市場の未成熟など、様々な要因によるものと分析できよう。しかし、複数の韓国国内ペット産業関係者は「ペット理美容用のハサミ、機能性ペット玩具など、高価格・高品質の日本製品への高いニーズはあるものの、正規輸入されているものは多くなく、越境EC(電子商取引)などで調達するケースが多い」とし、今後の日本産ペット用品の韓国市場の参入可能性を高く評価している。

「ペットヒューマニゼーション」により、自分の家族・子供・友達のようにペットを扱う傾向が続くと予想される韓国。日本産ペットフードのさらなる韓国進出やペット用品の躍進もありえよう。そのために、ジェトロが推進しているJAPAN STREET、JETRO MALL事業などを通じた韓国市場参入を検討するのも1つの方法だろう。

参照元:JETRO「ペット市場・産業の成長、日本企業のビジネスチャンスはどこに?(韓国)」

ペット可物件率を調査

結論から申し上げると、ペット可の賃貸物件はまだまだ少ないのが現状です。

ペットと暮らせる物件は、どのくらいあるのでしょうか。
賃貸物件と中古物件、新築物件に分けて数値をご紹介します。

関東1都3県のペット可物件数

賃貸物件 2019年 2020年 2021年
東京 14% 19% 19%
神奈川 13% 14% 15%
埼玉 11% 12% 12%
千葉 13% 13% 11%

中古マンション 2019年 2020年 2021年
東京 36% 35% 37%
神奈川 35% 36% 36%
埼玉 33% 34% 35%
千葉 34% 39% 36%

新築マンション 2019年 2020年 2021年
東京 49% 63% 55%
神奈川 55% 54% 60%
埼玉 60% 71% 58%
千葉 63% 56% 58%

※物件検索サイトの数値を元に算出しております

物件数が少なくて犬猫との引越しは大変!ペット可マンション・アパート・戸建の探し方や注意点を物件数データと共に解説

2022年犬猫飼育頭数

■3つのポイント

  • 1.頭数と飼育率は横ばい。一方で新規飼育意向が低下
  • 2.ペットを飼うことは、家族にも良い影響
  • 3.飼育の支出額は年々増加

飼育頭数

頭数と飼育率は横ばい(微減)となり、新規飼育意向は低下傾向に。特に若年層の新規意向が大きく低下しています。20-30代の子供がいない女性の低下が大きくなっています。

新規飼育者

新規飼育者は、犬が約3万頭の増加、猫は5万7千頭の減少となって、猫人気が低下しているように伺えます。
ペットを飼うことで、「気持ちが明るくなった」「人と会話する量が増えた」という回答も。

1年以内に新たに飼われたペットの数
・犬:426,000頭
・猫:432,000頭

支出額

飼育の支出額は年々増加しています。特にドッグフードと犬の医療費の支出が年々増加傾向ですが、若年層にとっては、飼育費用とお世話の負担が、飼育阻害要因となっているようです。

生涯必要経費
・犬:2,517,524円
・猫:1,316,467円

2022年の飼育頭数

犬の飼育頭数推移

  • 2016年 8,008千頭
  • 2017年 7,682千頭
  • 2018年 7,616千頭
  • 2019年 7,579千頭
  • 2020年 7,341千頭
  • 2021年 7,106千頭
  • 2022年 7,053千頭

猫の飼育頭数推移

  • 2016年 8,333千頭
  • 2017年 8,672千頭
  • 2018年 8,849千頭
  • 2019年 8,764千頭
  • 2020年 8,628千頭
  • 2021年 8,946千頭
  • 2022年 8,837千頭

ペットの飼育数は、昨年と比較して犬の飼育頭数が増加、猫の飼育頭数は減少しました。猫の飼育頭数の減少幅が大きく、犬の飼育数は微減となっています。

直近の新規飼育頭数

犬や猫を1年以内に迎え入れたいわゆる新規飼育者の数です。

犬の新規飼育頭数推移

  • 2016年 417千頭
  • 2017年 333千頭
  • 2018年 360千頭
  • 2019年 350千頭
  • 2020年 416千頭
  • 2021年 397千頭
  • 2022年 426千頭

猫の新規飼育頭数推移

  • 2016年 399千頭
  • 2017年 444千頭
  • 2018年 351千頭
  • 2019年 394千頭
  • 2020年 460千頭
  • 2021年 489千頭
  • 2022年 432千頭

飼い主の年齢

飼育者の年齢は、40代以上の犬の飼育率が、17年以来減少を続けています。

犬飼育者の年齢

  20代 30代 40代 50代 60代 70代
2017年 13.3% 10.7% 12.7% 15.4% 14.2% 10.5%
2018年 13.5% 11.7% 12.2% 14.5% 13.7% 10.0%
2019年 13.9% 11.3% 12.3% 14.2% 13.2% 10.4%
2020年 13.2% 11.3% 11.7% 13.3% 12.2% 9.6%
2021年 12.6% 11.0% 11.3% 12.2% 11.7% 9.2%
2022年 12.3% 10.9% 11.3% 11.9% 11.6% 8.9%

猫飼育者の年齢

  20代 30代 40代 50代 60代 70代
2017年 9.0% 8.9% 10.2% 11.5% 10.6% 7.6%
2018年 9.0% 9.0% 10.8% 11.3% 10.4% 7.5%
2019年 9.4% 9.5% 10.1% 10.9% 10.2% 7.9%
2020年 9.1% 9.5% 10.3% 10.8% 10.2% 7.6%
2021年 9.1% 9.8% 10.2% 10.9% 10.8% 7.8%
2022年 9.3% 9.5% 10.0% 10.7% 10.2% 7.6%

ペットを飼育する理由

犬の飼育意向のきっかけ

  • 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 生活を充実させたいから

猫の飼育意向のきっかけ

  • 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 生活を充実させたいから

ペットを飼育できない理由

非飼育者がペットの飼育ができない理由として、主に下記の理由がある。

犬を飼育しようとする方

  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 別れがつらいから
  • 世話をするのにお金がかかるから
  • 集合住宅に住んでいて禁止されている

猫を飼育しようとする方

  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 世話をするのにお金がかかるから
  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 死ぬとかわいそうだから

犬と猫の平均寿命

2022年の犬・猫平均寿命は、横ばいで、犬14.76歳、猫15.62歳となりました。

犬の平均寿命

  • 2010年 13.87歳
  • 2011年 13.85歳
  • 2012年 13.94歳
  • 2013年 14.23歳
  • 2014年 14.25歳
  • 2015年 14.50歳
  • 2016年 14.39歳
  • 2017年 14.19歳
  • 2018年 14.29歳
  • 2019年 14.44歳
  • 2020年 14.48歳
  • 2021年 14.65歳
  • 2022年 14.76歳

猫の平均寿命

  • 2010年 14.36歳
  • 2011年 14.39歳
  • 2012年 14.45歳
  • 2013年 15.15歳
  • 2014年 14.56歳
  • 2015年 15.43歳
  • 2016年 15.09歳
  • 2017年 15.33歳
  • 2018年 15.32歳
  • 2019年 15.03歳
  • 2020年 15.45歳
  • 2021年 15.66歳
  • 2022年 15.62歳

また「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.02歳、「家の外に出る」猫の平均寿命は14.24歳であった。

猫のTNR活動とは?

2021年犬猫飼育頭数

毎年ペットフード協会が発表しているペットの飼育頭数調査「2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査 結果」が発表されたので、ご紹介します。

今回の調査で、生活に喜びを与えてくれる存在として、犬飼育者はペットが2位、猫飼育者はペットが1位となっており、犬・猫推計飼育頭数全国合計は、1,605万2千頭となりました。

調査方法が変わり過去の頭数も変更されているのでご注意ください。

2021年12月に発表された報告書によると最新のペット飼育頭数は【犬:710万6千頭】【猫:894万6千頭】である事が分かりました。


※犬・猫 推計飼育頭数全国合計は、1,605万2千頭
※単身・2人以上世帯の飼育率の差異が大きく、単身世帯が増加し続けていることから、21年以降は単身世帯と2人以上世帯を分けて推計し、最後に合計する計算式に改定を行った。

犬の飼育頭数推移

  • 2016年 8,008万頭
  • 2017年 7,682万頭
  • 2018年 7,616万頭
  • 2019年 7,579万頭
  • 2020年 7,341万頭
  • 2021年 7,106千頭

猫の飼育頭数推移

  • 2016年 8,333万頭
  • 2017年 8,672万頭
  • 2018年 8,849万頭
  • 2019年 8,764万頭
  • 2020年 8,628万頭
  • 2021年 8,946万頭

ペットの飼育数は、昨年と比較して猫の飼育頭数が増加、犬の飼育頭数は減少しました。

犬の飼育頭数の減少幅が大きく、猫の飼育数は微増となっています。

直近の新規飼育頭数

犬や猫を1年以内に迎え入れたいわゆる新規飼育者の数です。

犬の新規飼育頭数推移

  • 2016年 417万頭
  • 2017年 333万頭
  • 2018年 360万頭
  • 2019年 350万頭
  • 2020年 416万頭
  • 2021年 397万頭

猫の新規飼育頭数推移

  • 2016年 399万頭
  • 2017年 444万頭
  • 2018年 351万頭
  • 2019年 394万頭
  • 2020年 460万頭
  • 2021年 489万頭

飼い主の年齢

飼育者の年齢は、40代以上の犬の飼育率が、17年以来減少を続けています。

犬飼育者の年齢

  20代 30代 40代 50代 60代 70代
2017年 13.3% 10.7% 12.7% 15.4% 14.2% 10.5%
2018年 13.5% 11.7% 12.2% 14.5% 13.7% 10.0%
2019年 13.9% 11.3% 12.3% 14.2% 13.2% 10.4%
2020年 13.2% 11.3% 11.7% 13.3% 12.2% 9.6%
2021年 12.6% 11.0% 11.3% 12.2% 11.7% 9.2%

猫飼育者の年齢

  20代 30代 40代 50代 60代 70代
2017年 9.0% 8.9% 10.2% 11.5% 10.6% 7.6%
2018年 9.0% 9.0% 10.8% 11.3% 10.4% 7.5%
2019年 9.4% 9.5% 10.1% 10.9% 10.2% 7.9%
2020年 9.1% 9.5% 10.3% 10.8% 10.2% 7.6%
2021年 9.1% 9.8% 10.2% 10.9% 10.8% 7.8%

ペットを飼育する理由

ペットの飼育を開始した理由として、下記があげられた。

犬の飼育を開始した理由

  • 以前飼っていたペットが亡くなったから
  • ペットショップで見て欲しくなったから
  • 子供・孫にせがまれたから

猫の飼育を開始した理由

  • ペットを拾った、迷い込んできたから
  • 以前飼っていたペットが亡くなったから
  • 友人/知人などから飼育を頼まれた、もらったから

ペットを飼育できない理由

非飼育者がペットの飼育ができない理由として、主に下記の理由がある。

犬を飼育しようとする方

  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 死ぬとかわいそうだから
  • お金がかかる

猫を飼育しようとする方

  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 別れがつらい
  • 死ぬとかわいそうだから

犬と猫の平均寿命

2021年の犬・猫平均寿命は、犬と猫ともに増加傾向で、犬14.65歳、猫15.66歳となりました。

犬の平均寿命

  • 2016年 14.39歳
  • 2017年 14.19歳
  • 2018年 14.29歳
  • 2019年 14.44歳
  • 2020年 14.48歳
  • 2021年 14.65歳

猫の平均寿命

  • 2016年 15.09歳
  • 2017年 15.33歳
  • 2018年 15.32歳
  • 2019年 15.03歳
  • 2020年 15.45歳
  • 2021年 15.66歳

また「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.13歳、「家の外に出 る」猫の平均寿命は13.57歳であった。

猫のTNR活動とは?

2020年犬猫飼育頭数

2020年12月に発表された報告書によると最新のペット飼育頭数は【犬:848万9千頭】【猫:964万4千頭】である事が分かりました。
※犬・猫 推計飼育頭数全国合計は、1,813万3千頭
※調査対象年齢:20-79歳、2016年-2020年の集計

新型コロナウィルス禍の影響で、ペットとの生活を始める方や癒しを求めている方が多くなり、ペットを飼い始める傾向にあるのではないでしょうか。

ペットを飼育する理由

ペットの飼育を開始した理由として、下記があげられた。

犬の飼育を開始した理由

  • 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 周りの人が飼っているのを見て羨ましいと思ったから

猫の飼育を開始した理由

  • 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 周りの人が飼っているのを見て羨ましいと思ったから

ペットを飼育できない理由

非飼育者がペットの飼育ができない理由として、主に下記の理由がある。

犬を飼育しようとする方

  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 別れがつらい
  • 十分に世話ができない
  • お金がかかる

猫を飼育しようとする方

  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 十分に世話ができない
  • 別れがつらい
  • 死ぬとかわいそう

犬と猫の平均寿命

2020年の犬・猫平均寿命は、犬と猫ともに増加傾向にあります。これは外に出さない室内飼いが増加した事も影響していると考えられておりますが、ペットの家族化に伴い飼育者の健康意識は年々増加しているのでは無いでしょうか。

犬の平均寿命

  • 2016年 14.39歳
  • 2017年 14.19歳
  • 2018年 14.29歳
  • 2019年 14.44歳
  • 2020年 14.48歳

猫の平均寿命

  • 2016年 15.09歳
  • 2017年 15.33歳
  • 2018年 15.32歳
  • 2019年 15.03歳
  • 2020年 15.45歳

また「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.13歳、「家の外に出 る」猫の平均寿命は13.57歳であった。

2020年犬猫人気ランキング

犬と猫といっても様々な種類がおり、大型犬と小型犬では、飼い方も違ってくる。2020年に人気の犬種、猫種を見ていきましょう。

犬種飼育ランキング
1位トイプードル
2位チワワ
3位柴犬

猫種飼育ランキング
1位アメリカンショートヘア
2位スコティッシュフォールド
3位ペルシャ

2024年の傾向と予想

2024年も犬と猫の飼育頭数はゆっくりと減少していくと推測されますが、コロナウイルスの対策は緩和され、ペットイベントや旅行が盛り上がっていくでしょう。2023年と同様に医療や健康意識が高まると思います。

2024年は、コロナ前のような状況に戻ってくるという予測をする方が多いですが、物価上昇や景気悪化の懸念もあるため、高額商品と低価格商品の販売が二極化していく可能性が示唆されます。

物価上昇によるペット市場への影響はこちらの記事をご覧ください>>

2025年の傾向と予想

2025年は、近年の動向から大きく変化はなく、犬と猫の飼育頭数は横ばい・微減していくと推測されます。大阪万博が一つのきっかけとなり、飼育意向に影響を与える可能性もあります。
一方で物価高の影響はある程度落ち着き、旅行需要が高まりペットホテルやトラベルが盛り上がるかもしれません。

 

執筆:equall編集部

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