【最新版】2021年ペットの飼育頭数公開!犬は減少で猫は増加傾向・コロナウイルスやマイクロチップと2022年見通しや2020年も解説

コロナウイルスとペットの最新情報はコチラ>>

毎年ペットフード協会が発表しているペットの飼育頭数調査「2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査 結果」が発表されたので、ご紹介します。

今回の調査で、生活に喜びを与えてくれる存在として、犬飼育者はペットが2位、猫飼育者はペットが1位となっており、犬・猫推計飼育頭数全国合計は、1,605万2千頭となりました。

調査方法が変わり過去の頭数も変更されているのでご注意ください。

2021年犬猫飼育頭数

2021年12月に発表された報告書によると最新のペット飼育頭数は【犬:710万6千頭】【猫:894万6千頭】である事が分かりました。


※犬・猫 推計飼育頭数全国合計は、1,605万2千頭
※単身・2人以上世帯の飼育率の差異が大きく、単身世帯が増加し続けていることから、21年以降は単身世帯と2人以上世帯を分けて推計し、最後に合計する計算式に改定を行った。

犬の飼育頭数推移

  • 2016年 8,008万頭
  • 2017年 7,682万頭
  • 2018年 7,616万頭
  • 2019年 7,579万頭
  • 2020年 7,341万頭
  • 2021年 7,106千頭

猫の飼育頭数推移

  • 2016年 8,333万頭
  • 2017年 8,672万頭
  • 2018年 8,849万頭
  • 2019年 8,764万頭
  • 2020年 8,628万頭
  • 2021年 8,946万頭

ペットの飼育数は、昨年と比較して猫の飼育頭数が増加、犬の飼育頭数は減少しました。

犬の飼育頭数の減少幅が大きく、猫の飼育数は微増となっています。

直近の新規飼育頭数

犬や猫を1年以内に迎え入れたいわゆる新規飼育者の数です。

犬の新規飼育頭数推移

  • 2016年 417万頭
  • 2017年 333万頭
  • 2018年 360万頭
  • 2019年 350万頭
  • 2020年 416万頭
  • 2021年 397万頭

猫の新規飼育頭数推移

  • 2016年 399万頭
  • 2017年 444万頭
  • 2018年 351万頭
  • 2019年 394万頭
  • 2020年 460万頭
  • 2021年 489万頭

飼い主の年齢

飼育者の年齢は、40代以上の犬の飼育率が、17年以来減少を続けています。

犬飼育者の年齢

  20代 30代 40代 50代 60代 70代
2017年 13.3% 10.7% 12.7% 15.4% 14.2% 10.5%
2018年 13.5% 11.7% 12.2% 14.5% 13.7% 10.0%
2019年 13.9% 11.3% 12.3% 14.2% 13.2% 10.4%
2020年 13.2% 11.3% 11.7% 13.3% 12.2% 9.6%
2021年 12.6% 11.0% 11.3% 12.2% 11.7% 9.2%

猫飼育者の年齢

  20代 30代 40代 50代 60代 70代
2017年 9.0% 8.9% 10.2% 11.5% 10.6% 7.6%
2018年 9.0% 9.0% 10.8% 11.3% 10.4% 7.5%
2019年 9.4% 9.5% 10.1% 10.9% 10.2% 7.9%
2020年 9.1% 9.5% 10.3% 10.8% 10.2% 7.6%
2021年 9.1% 9.8% 10.2% 10.9% 10.8% 7.8%

ペットを飼育する理由

ペットの飼育を開始した理由として、下記があげられた。

犬の飼育を開始した理由

  • 以前飼っていたペットが亡くなったから
  • ペットショップで見て欲しくなったから
  • 子供・孫にせがまれたから

猫の飼育を開始した理由

  • ペットを拾った、迷い込んできたから
  • 以前飼っていたペットが亡くなったから
  • 友人/知人などから飼育を頼まれた、もらったから

ペットを飼育できない理由

非飼育者がペットの飼育ができない理由として、主に下記の理由がある。

犬を飼育しようとする方

  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 死ぬとかわいそうだから
  • お金がかかる

猫を飼育しようとする方

  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 別れがつらい
  • 死ぬとかわいそうだから

犬と猫の平均寿命

2021年の犬・猫平均寿命は、犬と猫ともに増加傾向で、犬14.65歳、猫15.66歳となりました。

犬の平均寿命

  • 2016年 14.39歳
  • 2017年 14.19歳
  • 2018年 14.29歳
  • 2019年 14.44歳
  • 2020年 14.48歳
  • 2021年 14.65歳

猫の平均寿命

  • 2016年 15.09歳
  • 2017年 15.33歳
  • 2018年 15.32歳
  • 2019年 15.03歳
  • 2020年 15.45歳
  • 2021年 15.66歳

また「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.13歳、「家の外に出 る」猫の平均寿命は13.57歳であった。

2021年犬猫人気ランキング

長年上位の犬種人気は、変わりありませんでしたが、2021年は、柴犬が2位になり、ダックスフントは徐々に飼育数が減少しております。

猫を見るとペルシャを抜いて3位にマンチカンがランクインしています。

犬種飼育ランキング
1位トイプードル
2位柴犬
3位チワワ

猫種飼育ランキング
1位アメリカンショートヘア
2位スコティッシュフォールド
3位マンチカン

マイクロチップ・予防接種実施状況

予防接種実施状況

飼育中のペットのワクチン接種状況は以下の通りでした。

  • 狂犬病 83.2%
  • 混合ワクチン 68.1%
  • フィラリア 70.9%
  • ノミ・ダニ予防 55%

マイクロチップ

義務化されたマイクロチップですが、装着状況は、犬が伸びているが、猫は以前伸び悩んでいるのが現状です。

犬の装着率 19.2%

猫の装着率 5.3%

マイクロチップの調査

今年の6月から改正動物愛護法が施行され、ブリーダーやペットショップなどで販売される犬猫についてマイクロチップの装着が義務化されます。

マイクロチップを装着する際は、首の後ろに専用の注入器で皮下に埋め込むのが一般的なやり方とされています。
専用の機器をかざして番号を読み取ると飼い主の氏名や連絡先などの情報を閲覧することができます。これによって、迷子になってしまった際や震災で離れてしまった際に飼い主を判別しやすくなります。また、安易な遺棄の防止にも繋がると期待されています。

義務付けられるのはブリーダーやペットショップの犬猫で、すでに飼っている犬・猫へのマイクロチップ装着については努力義務とのことですが、皆さんはどのように考えているのでしょうか?

日本トレンドリサーチが、全国の男女計2,000名を対象に「犬猫のマイクロチップ装着義務化に関するアンケート」についてアンケートを実施しました。

マイクロチップに関する調査結果はコチラ>>

飼育費用

飼育費用は、超小型犬が一番高くなっており、猫も2020年123万円が2021年153万円と増加しております。

犬の飼育費用

  • 超小型犬 ¥2,532,347
  • 小型犬 ¥2,173,910
  • 中型・大型犬 ¥2,317,006

猫の飼育費用

  • 外に出る猫 ¥1,362,622
  • 外に出ない ¥1,688,932

2020年犬猫飼育頭数

2020年12月に発表された報告書によると最新のペット飼育頭数は【犬:848万9千頭】【猫:964万4千頭】である事が分かりました。
※犬・猫 推計飼育頭数全国合計は、1,813万3千頭
※調査対象年齢:20-79歳、2016年-2020年の集計

新型コロナウィルス禍の影響で、ペットとの生活を始める方や癒しを求めている方が多くなり、ペットを飼い始める傾向にあるのではないでしょうか。

ペットを飼育する理由

ペットの飼育を開始した理由として、下記があげられた。

犬の飼育を開始した理由

  • 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 周りの人が飼っているのを見て羨ましいと思ったから

猫の飼育を開始した理由

  • 生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 周りの人が飼っているのを見て羨ましいと思ったから

ペットを飼育できない理由

非飼育者がペットの飼育ができない理由として、主に下記の理由がある。

犬を飼育しようとする方

  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 別れがつらい
  • 十分に世話ができない
  • お金がかかる

猫を飼育しようとする方

  • 集合住宅に住んでいて禁止されている
  • 旅行など長期の外出がしづらくなる
  • 十分に世話ができない
  • 別れがつらい
  • 死ぬとかわいそう

犬と猫の平均寿命

2020年の犬・猫平均寿命は、犬と猫ともに増加傾向にあります。これは外に出さない室内飼いが増加した事も影響していると考えられておりますが、ペットの家族化に伴い飼育者の健康意識は年々増加しているのでは無いでしょうか。

犬の平均寿命

  • 2016年 14.39歳
  • 2017年 14.19歳
  • 2018年 14.29歳
  • 2019年 14.44歳
  • 2020年 14.48歳

猫の平均寿命

  • 2016年 15.09歳
  • 2017年 15.33歳
  • 2018年 15.32歳
  • 2019年 15.03歳
  • 2020年 15.45歳

また「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.13歳、「家の外に出 る」猫の平均寿命は13.57歳であった。

2020年犬猫人気ランキング

犬と猫といっても様々な種類がおり、大型犬と小型犬では、飼い方も違ってくる。2020年に人気の犬種、猫種を見ていきましょう。

犬種飼育ランキング
1位トイプードル
2位チワワ
3位柴犬

猫種飼育ランキング
1位アメリカンショートヘア
2位スコティッシュフォールド
3位ペルシャ

コロナウイルスのペットへの影響

ペットの飼育者にとって、コロナ禍での共同生活はおおむねポジティブにとらえられているようです。

癒しを与えてくれるなど精神面で良い影響を受けているようですが、一方で生活環境の変化が大きい若年層での飼育者および犬猫の中にはストレスを感じているケースも存在するようです。

ペットと生活をスタートしたのであれば必ず責任を持って飼育をしていただきたいですし、それが出来ない方は、そもそもペットを飼育してはいけないのではないでしょうか。

ペットフード協会が公開したコロナによる影響/変化:各仮説について

仮説1)コロナにより動物の飼育率が増えている/飼育意向が高まっているか?
全体では、19年から20年で、犬・猫ともに、飼育率は増えておらず、飼育意向率も高まっていない状況。
しかし、新規飼育者の割合は19年から微増、新規飼育者の飼育頭数は19年から増加(増加率も、他の年に比べて大きい)。
※ 1年前(1年以内含む)飼育開始者を新規飼育者と定義

仮説2)コロナにより家にいる時間や買い物の頻度/方法が変わり、フードの種類が変化しているのではないか?
食事頻度の変化は、大半が変わらないが、ウェットタイプや半生タイプの頻度増が一定存在する。
フードタイプは、犬は市販ウェットタイプや市販半生タイプ、猫は市販おやつ用のペットフードの割合が19年より増加。

仮説3)コロナにより家族が家にいる時間が増え、フードをあげる人が変化しているのではないか?
家にいる時間が増えた人は全体の45%。しかし、フードをあげる人に変化は見られなかった。

仮説4)コロナによりペット用品購入ルートが変化(ネット増など)しているのではないか?
「インターネット通販」での購入率は19年から変わらず。店舗での購入率も変わらずで、買い方は大きくは変わらなかった。

仮説5)コロナによりペット環境が変化しているか?
ペットへの影響を感じている人は、全体の23%。ペットへの影響も、ポジティブな影響が上位を占め、ストレスなどのネガティブな影響は低い。し
かし、若い人ほどネガティブな影響が高くなっている。
コロナ後にペットと過ごす時間が増えた、ペットの癒しを感じている割合は若い人ほど高くなる傾向にあり、若い人ほどコロナによる変化を感じて
いる様子。良い変化、影響が上位にあがるが、若い人ほどネガティブな面が高くあがっている(=コロナによるネガティブな影響もあり)。
コロナに感染した場合は、7割近くが不安を感じており、若い人ほど不安を感じている割合が高くなる。
ペットに対する情報として調べたものでは、コロナの感染についてが上位にあがる。今後知りたいものでは、コロナの感染についての他、感染予
防や感染時の対応があがる。ペットフードに関しては低い。

仮説6)コロナが理由で非飼育者の飼育意向があがっているか?
19年から20年で、非飼育者の今後飼育意向はあがらず。
現在飼育なし&今後飼育意向ありの人の「飼育したいと思ったきっかけ」では、コロナが影響していそうな点で動きはみられなかった。

仮説7)コロナが理由で非飼育理由が変化しているのではないか?
非飼育理由は、19年から変わらず。
「ペットを販売または譲渡する場所に行く機会がなかったから」「欲しいペットが見つからなかったから」といった、コロナによる機会ロスはあまり大
きくはなかった。
非飼育理由では、「(ペットの)価格が高いから」よりも「世話をするのにお金がかかるから」の方が高く、初期投資費用よりもランニングコス
トの方が阻害要因としては大きい。

仮説8)コロナによって予防接種や不妊・去勢手術、病院に行く回数が減っているのではないか?
予防接種や不妊・去勢手術を実施した率は、19年から変わらず。動物病院へ行った回数も変化はなし。

1ヶ月当たり支出総額

ペットを飼育するには、ある程度お金が掛かります。犬と猫の毎月の支出はどの程度なのでしょうか。

犬猫それぞれの支出総額は以下の通りです(医療費等含む) 。

犬の飼育費用

<2019年>
月間費用 ¥11,562
年間費用 ¥138,744

<2020年>
月間費用 ¥12,020
年間費用 ¥144,240

猫の飼育費用

<2019年>
月間費用 ¥7,485
年間費用 ¥89,820

<2020年>
月間費用 ¥7,252
年間費用 ¥87,024

犬の飼育費用は微増、猫の飼育費用は微減しておりますが、ほぼ横ばいで推移しております。

2022年の傾向と予想

過去の傾向からみて、2022年も犬・猫の飼育頭数は減少していき、コロナウイルスの影響も暫く続くのではないでしょうか。

また、家族化に伴い医療やフードへの感心が高まり、1頭当たりの支出額は増加していくと予想されます。

来年の見通しをネガティブに捉える方もいるかもしれませんが、コロナウイルスのワクチン接種が広がることで、収束へと向かいうのではないでしょうか。

暗いニュースが多かったですが、ペットよ癒し効果で沢山の笑顔が溢れる社会になれば幸いです。

■関連サイト
一般社団法人ペットフード協会:https://petfood.or.jp/index.html

執筆:equall編集部

 

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