湘南国際村めぐりの森にて 保護犬のためのチャリティイベント開催! DOGs CONFERENCEイベントレポート

DOGs CONFERENCE

保護犬のためのチャリティイベントDOGs CONFERENCEが、11月26日(土)に開催されました!
当日は生憎の雨模様からのスタートとなり、カッパを身に着けた犬の姿も多くみられましたが、スタッフや参加者の熱気のおかげか!?徐々に雨も上がり、最終的には太陽も顔を覗かせるほどに。終日、様々なブースやゲームなどを楽しむ犬と人で賑わった、その様子を詳しくお届けします!!

DOGs CONFERENCEとは?

保護犬への啓発活動と保護団体への支援を目的としたチャリティイベント、『FUGA SUMMIT』と『ぶる祭』。どちらも短頭種の犬とそのオーナーが多く集まることで知られていますが、その2つがタッグを組んだのが今回のイベント。様々な犬の食やグッズの出店に加え、保護犬に関するゲームやライブなどのコンテンツを通じて、「保護犬について考え、学び、何かを感じ取とってほしい」「そこから一人でも行動にうつす人が増えてほしい」という思いで企画されています。

広々とした会場『湘南国際村 めぐりの森』

会場となっためぐりの森は、三浦半島のほぼ中央にある湘南国際村の中にあります。森づくりにつながる様々な活動を市民や企業、行政などが協働で行なっている場所であり、今回も森の保全活動の一環として、参加者がトイレ用に各自1L以上の水を持参するという試みも行われました。

エントランスでは検温とアルコール消毒を行い、感染対策もバッチリ。ここで目を引いたのは、イベントのテーマでもある、保護犬の過去と今の写真を並べたポスターです。こちらはイベントの主催犬(主催者の愛犬)である元保護犬のフレンチブルドッグ、エミールさん。
保護当時の表情と今の表情の違いからも、保護されるまでの過酷な状況が想像でき、イベントの主旨である保護犬について思いを馳せた人も多かったのではないでしょうか。

広々とした会場に入ると、中央は犬がのんびりと過ごせる芝生の広場となっており、その周りを囲むように、犬と飼い主のための様々な出店が並んでいます。今回の開催時間は10時から16時でしたが、特に前半は雨が降ったり止んだりという天候のせいもあって、こういったイベントでは混み合うことの多いブースも、比較的ゆったりと見ることができました。

会場内にはテントやタープを張ることのできるエリアも設けられており、自分のテントを拠点に雨を避けながら楽しんでいる人も。犬連れではそんな風に休憩できる場所があると、過ごしやすいのでおすすめです。

犬も飼い主も楽しめるバリエーション豊富なブース

気になる出店は保護犬団体を始め、犬のフードやおやつに犬服や雑貨といった愛犬のためのアイテム、さらにはマッサージやトレーニングといった体験型のモノまで多種多様!
保護犬のために売上を寄付する店や、募金箱を設置したコーナーなどもあり、買い物を通じても保護活動に参加できるようになっているのが、チャリティーイベントならではですね。

犬が主役のイベントとあって、充実していたのが犬の食べ物。ドッグフードのみならず、素材にこだわった犬のための手作りご飯や、ナチュラルな食材を使ったおやつのショップなどが出店しており、ワクワクしながらブースの前で試食を待っている犬の姿も見られましたよ。

普段はなかなかまとめて見ることがない犬服のショップを、一度に色々とチェックできるというのも、イベントの魅力のひとつ。試着できる上に、イベント限定アイテムや限定価格のアイテムも多く、思わず大人買いしたくなるほどラインナップも豊富。短頭種の参加が多いイベントとあって、フレンチブルドッグやパグなどに特化した犬服のお店も目立っていました。

ドッグマッサージやトレーニング、さらにはヒーリングなど、犬自身が新たな体験をできるブースも人気。気持ちよさそうに施術に身を委ねたり、張り切ってトレーニングにトライしているような、いつもと違った愛犬の様子を見ることができるのもこういったイベントの醍醐味ですね。

あくまでも犬が主役のイベントですが、もちろん飼い主のためのキッチンカーやコーヒー屋なども充実。中には犬用のご飯も一緒に買える店もあり、愛犬と共に飼い主も一日中楽しめるようなメニューのラインナップでしたよ。

イベントのメインともいえる、様々な保護犬団体のブースには、こちらのように目の前で繁殖引退犬や野犬、飼育放棄された犬など、実際に保護された犬たちを見て、考えて、感じることができるようなスペースを設けているところもありました。
ここから新たな飼い主とのご縁が繋がる保護犬や、保護活動への第一歩を踏み出す人も多いようです。

保護犬への理解と知識を深めるコンテンツも充実!

イベント会場の中央では、保護犬への理解を深めるためのコンテンツも行われました。愛犬と飼い主のペアによるマルバツクイズでは、保護犬に関わる問題が出題され、正解したペアには賞品が。また、2匹の保護犬オーナーでもあるアーティスト、ハンサム判治さんによるライブでは保護犬をテーマにした曲も披露され、犬を愛するアーティストと参加者たちが一体となって楽しんでいました。

保護活動に参加するきっかけとして注目を

イベントの終盤には記念写真の撮影タイムがあり、参加者が大集合!
たくさんの犬と保護犬と飼い主たちが集まり、一人ひとりが改めて保護活動への思いを感じた瞬間だったのではないかと思います。

今回はコラボイベントとして開催されたDOGs CONFERENCEですが、来年以降は、またそれぞれが保護犬のためのチャリティイベントを開催する可能性も。
保護活動を考えるきっかけとして、またそこから一歩進んで行動していくためにも、ぜひ次回参加してみはいかがでしょうか?

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執筆:桑島

 

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