犬の体は塩分を分解できない
皆さん、こんにちは。
皆さん、愛犬に食パンやポテチ、クッキーなど“少量なら、、♪“とついつい与えてしまってはいませんか?
今日は“犬の体は塩分を分解できない“について書いていこうと思います。
よく、わんちゃんの飼い方の本など見ると、“食パンやポテチ、クッキーなど人間の食べるお菓子は与えると良くない“ や、手作りフードの作り方にも“味付け(塩/胡椒)はしない“と書いてありますよね。
あれ、なぜだか知っている方いらっしゃいますか?
何故かと言うと冒頭でも既にお伝えした通り、わんちゃんの臓器は塩分を分解出来ないからです。正確に言うと人間の約1/3しか塩分を分解出来ないと言われてます。
ですので塩分の過剰摂取はわんちゃんの体には負担が大きいのです。そして一度摂取された塩で分離し切れなかった分の塩分は、わんちゃんの体の中にどんどん蓄積されていきます。
そして若い頃にはそれほど身体に異常は見られないことが多いですが、シニア期になってくると内臓数値にわかりやすく出てきたりします。
そうなってしまってからでは遅いですよね。。
ですので、知らなかった飼い主さん含め、今日この真実を知った飼い主さん全員に愛犬になるべく塩分のを過剰摂取を控えるようお願いしたいです。今日知って今日から始めても全然遅くないです。愛犬が真っ直ぐな眼差しで見つめてきてヨダレを垂らしてきてもそこはグッと我慢!まずは人間のお菓子を与えるのを辞めるところから始めてみましょう。
また、このおやつは塩分多いのかな、、?と確認したい時に是非参考にして頂きたいのが、食塩は、別名は塩化ナトリウムといって、塩素イオンとナトリウムイオンが結合したものなので、ナトリウムは食塩を構成している材料の一部になります。よって、もしナトリウムで表示されている場合には、食塩量で換算するとよいです。換算の仕方はナトリウムを大体2.5倍にすると食塩相当量となります。
(この時に単位がmgからgに変わります)
このように、栄養成分表示から塩分を知るために時には計算することも必要になってきます。もし愛犬に塩分関係で持病を持っている飼い主さんは是非参考までに知っておいた方が良い計算式かもしれません。
あなたの愛犬の体はあなたがマネージメントしてあげることがこれからは必要&大切だと私は思います。
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執筆:トリマー石原