ターキッシュバンの基礎知識を学ぼう!飼い方・歴史・飼育費用・ケア方法を解説

ターキッシュバン とは

トルコの泳ぐ猫と呼ばれ、水遊びが得意な大変珍しい猫がターキッシュバンです。白い体に尾にだけ特徴的な模様が入っています。日本ではまだまだ珍しいとされるターキッシュバンの魅力に注目してみましょう。

ターキッシュバン の特徴

ターキッシュバンはトルコ原産の猫種でヴァン湖界隈に生息していたことからこの名前が付いたといわれています。

多くの猫は乾燥地帯での暮らしの名残から水を嫌い、体が濡れることで命の危険さえ想像してしまうほどです。でもこのターキッシュバンは水遊びを好むうえ、悠々と泳ぐこともある大変珍しいタイプです。

性格は

  • 温厚
  • マイペース
  • 狭い場所や行動制限が苦手
  • 自己主張がはっきりとしている

などといわれています。野性味が強く長時間サークル内で過ごしたり、狭い場所で多頭生活をすることに向いていません。のびのびとしたマイペースな生活を好むタイプです。

被毛は

セミロングで一定の長さで抜け変わりますが、冬はより長毛になる上に毛量が増える珍しい特徴があります。

一本一本の被毛が防水仕様になっているので、水の中で過ごしても体温の低下を防ぎ、身震いをするだけで余分な水気を取り除くことができます。

瞳の色は

一般的に白い毛色で青い瞳を持つ猫には聴覚障害が生じる傾向があります。しかしターキッシュバンは青い瞳であっても聴覚障害の確立が低い傾向があります。この点もこの猫ならではの大変珍しい特徴の1つです。

サイズ・毛色・体重など

ターキッシュバンは大型猫種の1種です。身体の成長はとてもゆっくりと進み、完全に成長が止まるのは3~5歳ごろといわれています。反対に夏は尾の飾り毛以外は短くなる傾向があります。季節によってこのように被毛が変化する猫は大変希少です。

オスはメスの比べさらに大柄で筋肉質な体形になります。

体重は4~8㎏程が目安です。

毛色は胴体部分は白色一色で尾と耳にだけ模様が現れます。ターキッシュバンはすべての毛色がこのパターンです。この模様の現れ方を「バンパターン」と呼びます。

ターキッシュバン の歴史

ターキッシュバンの歴史は大変古く、トルコの生きた文化遺跡ともいわれるほどです。

ターキッシュバンはトルコの山岳地帯に古くから生息し、人為的な輩出された猫種でないことから明確な記録はのこされていません。しかし中世にはすでにその存在が確認されています。

ターキッシュバンが世界的な注目を浴びるきっかけは1955年にイギリス人の愛猫家が偶然目にした水遊びをする珍しい猫です。その後イギリス、アメリカへ存在が知れ渡り、計画的な繁殖や血統の登録へと進みます。

日本では一部の愛猫家が存在を知る程度で大変希少な猫種の1つです。

ターキッシュバン の飼育頭数

アニコムの統計による ターキッシュバン  の飼育頭数は

※飼育頭数、順位は「アニコム 家庭どうぶつ白書」参照

年度飼育頭数ランキング
2019 ランキング圏外
2018 ランキング圏外
2017ランキング圏外
2016ランキング圏外

日本はもちろん世界的にみても大変希少な猫です。最近はこの猫の持つバンパターンと呼ばれる毛色を受け継ぐ新種の猫も続々と登場しています。

ターキッシュバン の年間飼育費用

一か月(単位:円)一年 (単位: 円)
キャットフード3,00036,000
トイレ用品1,00012,000
ペットホテル30,000
ペット用品2,00024,000
医療費30,000
合計6,000132,000

※平均飼育費用であり、与えているフードやホテル・トリミングの利用頻度により個人差があります

※医療費(混合ワクチン、フィラリア予防、ノミダニ予防費用で算出)

※算出方法は、コチラをご覧ください。

ターキッシュバン のケア

 ターキッシュバン  との暮らしで習慣化すべきお手入れは

【毎日】

〇歯磨き、デンタルケア

デンタルケア製品は、飲み水に混ぜるタイプ、歯に塗るジェルタイプなど様々な製品があります。ウエットフードを主食とする場合や頻繁に与える機会が多い場合、加齢とともに歯垢や歯石の付着が目立つようになります。口内トラブルは激しい痛みを伴い、絶食に至る場合もあるので、日ごろからのケアが効果的です。

【月に一度】

〇爪切り

爪を定期的に切ることで、室内での爪とぎ軽減につながります。ただ中には爪切りを過度に嫌がる猫もいるので、無理強いは危険です。

【週に数回、季節や体調に応じて】

週に数回を目安にスリッカーで被毛の根元からブラッシングをしましょう。ブラッシングの際は、市販のブラッシングスプレーを利用すると、静電気を予防し、スムーズに櫛を通すことができます。

ターキッシュバン のまとめ

悠々と暮らす姿が大変魅力的な珍しい猫です。似たような外見を持つ猫も続々と登場していますが、ターキッシュバンならではの水好きな部分はまだまだこの猫だけの特徴のようです。

執筆 :ライター 大谷

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