【獣医師監修】新型コロナウイルス感染症から大切なペットを守る為に飼い主が出来ること

新型コロナウイルス感染症から大切なペットを守る為に飼い主が出来ること

現在、世界中で感染拡大がみられる新型コロナウイルス(COVID-19)に関して、香港やベルギーにおいて犬猫への感染が認められたという報告があります。
ペットと暮らす私たちがどのように過ごしていけばいいのか、もし飼い主さんが感染してしまった場合にどのように対処したらいいのか考えていきましょう。

(この記事は2020年3月31日時点での情報を元に作製しています。)

コロナウイルスについて

コロナウイルスと一括りに言っても、鳥類や魚類に感染するもの、犬の混合ワクチンに含まれるもの等様々な型があり、種の違う動物に感染するのはまれと考えられています。

今回流行がみられているコロナウイルスはコウモリから感染が拡大したSARSと遺伝子的に近い為、同様に動物由来と考えられていますが、現時点で詳しいことは分かっていません。

感染経路について

厚生労働省の発表によると感染経路は唾液などによる飛沫感染と接触感染です。

潜伏期間が1-14日と言われていますので、感染が疑われる方と接触した場合、この期間はあまり外出せず、ペットと密に接することもしないようにしましょう。

ペットへの感染について

現在、香港にて犬への感染、ベルギーにて猫への感染が認められたとの報告があります。

両国における専門家からの報告によると、この感染はかなりまれなケースであり、一般的ではないとのことです。

日本獣医師会の見解として、現時点では感染サイクルの主体は人ですが、 感染した人と濃厚接触のあったペットへの感染の可能性は否定できないとしています。

飼い主さんやご家族が感染した場合には密な接触を避けるように心がけ、他の人や犬ともあまり触れ合わせないようにする必要があります。
もし、呼吸器症状が認められた場合には、まずかかりつけの獣医師に電話相談してください。

飼い主が感染した場合の対処法

飼い主が感染してしまった場合、可能であればご家族の方にペットのお世話をお願いし、ご自身ではあまり触れ合わないようにしてください。

もしご家族の方がお世話できない場合は、動物病院にホテルとして預けることをお勧めします。
預け施設は他にもありますが、万が一ペットが発症した場合、動物病院であれば対処可能です。

病院に連れていく際は

まず動物病院へ「飼い主が新型コロナウイルスに感染している為預かってほしい」旨を電話にて連絡し、ご家族かご友人に動物病院に連れて行ってもらいましょう。

ご家族やご友人が自宅に入り、ペットを迎えに行く際はマスクや手袋をして可能な限り滞在時間を短くしましょう。

ペットを引き渡した後マスクと手袋は速やかに処分し、着ていた服などは通常通り洗濯すれば問題ありません。

ペットの身体に新型コロナウイルスが付着していることを考慮して、キャリーバッグに入れ速やかに動物病院へ引き渡してください。

現時点で国内では感染が拡大し、状況は刻々と変化していきます。
最新情報は日本獣医師会、東京獣医師会のHPにて更新されますので確認しておきましょう。

生活必需品に関して、万が一、緊急事態宣言等の処置がとられたとしても、購入ができなくなるということはありません。
冷静に判断しながら、通常量の備えをしておくと、どのような状況下でも安心して過ごせるかもしれませんね。


【追記】新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知ってたいことおきたいことVer.1

 

詳細はコチラ

 

参照元:公益社団法人東京都獣医師会 危機管理室 感染症対策セクション


 

■関連サイト
東京都獣医師会:https://www.tvma.or.jp/
日本獣医師会:http://nichiju.lin.gr.jp/covid-19/
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/
環境省:https://www.env.go.jp/nature/

 
 

執筆:アニマル ライフ パートナー 丸田香織里

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