ペルシャの基礎知識を学ぼう!飼い方・歴史・飼育費用・ケア方法を解説

ペルシャとは

豪華な被毛と抜群の存在感を放つペルシャ。日本で純血種の猫を飼うブームの先駆けとなった存在でもあります。一時は被毛のお手入れに手間暇がかかると人気が低迷したこともありますが、近年の猫ブームの中で温厚で物静かな性格が再度注目を浴び飼育頭数も増加傾向にあります。生まれもっての優雅さをもつ ペルシャの魅力に注目してみましょう。

ペルシャの特徴

ペルシャの特徴はなんといっても豪華で毛量のある被毛と温厚な性格です。じゃれ合い遊びや追いかけっこよりも、家族の膝の上で過ごす時間が何よりの幸せと感じるタイプの猫です。

性格は

  • 温厚
  • おとなしい
  • 甘えん坊
  • 控えめ
  • 攻撃性はない
  • シャイ

ペルシャの魅力は他猫に比べ性格がおとなしく、鳴き声が小さいことです。オスは発情期でも声を上げることがないほどにおとなしいといわれています。温厚な性格ゆえに、活発で運動量の多い猫種との多頭飼いは不向きで、ストレスから物陰に隠れてしまうほどです。

被毛は

絹糸のように細く繊細な毛質です。歩くたびに軽やかに揺れる被毛はまさに豪華、優雅という言葉そのままです。しかし日常生活では毛玉やもつれができやすく、抜け毛も多いことから週に数回のブラッシングが欠かせません。ペルシャの被毛は短く切りそろえてしまうと、再度生えそろわないことや毛質が変わってしまうこと場合があります。

ペルシャといえば、たびたびチンチラとの違いが注目されます。血統症発行団体によっては同種として扱うケースやチンチラをペルシャの毛色の1種と位置付けるケースもあります。この2種の猫を厳密に区別することは専門家でもほぼ困難ですが、DNAレベルで数世代前まで血統をさかのぼり、原産地固有のDNAを受け継いでいるかどうかでこの2種を正しく区別することができるといわれています。

サイズ・毛色・体重など

サイズは3~5㎏程が目安です。毛量が多いことから大柄な猫と勘違いされてしまいがちですが、実は骨格はとても華奢で細身です。

毛色は

「シルバー」「ゴールド」が代表的ですが他にも5種の毛色が認められています。猫の毛色はカラーバリエーションが多いうえに、血統書発行団体が多数あることから団体によって名称も異なります。

ペルシャの歴史

ペルシャによく似た長毛の猫はヨーロッパで古くから見かけられているものの、正式な起源は記されていません。 一説によると16世紀以前にトルコのアンカラを経てイタリアへ渡った長毛種の猫がペルシャ の祖先ともいわれています。

ペルシャはその美しい外見と温厚な性格から他猫種の輩出にもたびたび関係し、ペルシャを起源に持つ猫種は現在も多数存在します。

1871年にイギリスのキャットショー、その後アメリカにわたり現地のキャットショーへの参加経て、世界的な知名度を誇るようになります。

日本では当時、長毛種の猫はほぼおらず、猫といえば丸顔、丸みを帯びた体系の短毛種が主流であったため、純血種として登場したペルシャは爆発的な人気を博します。

その後、ペルシャは日本の富裕層を中心に室内飼いの猫として定着しますが、1990年代におきたペットブームの際にアメリカンショートヘアーやロシアンブルーといった短毛種の登場によって人気低迷期を迎えます。

ここ数年の猫ブームで再度ペルシャの人気、注目度は高まっていますが、繊細な性格ゆえに出産頭数が少なく、現在では希少な猫種とされています。

ペルシャの飼育頭数

アニコムの統計によるペルシャの飼育頭数は

※飼育頭数、順位は「アニコム 家庭どうぶつ白書」参照

年度飼育頭数ランキング
20191,09916位
201895116位
20172,599
(ペルシャ・チンチラ)
8位
20162,401
(ペルシャ・チンチラ)
8位

ペルシャとチンチラは区別が難しく、以前は同種として扱われていました。最近はペットショップでも「チンチラ」という名前が一般的に使われています。一時はアメリカンショートヘアーなどお手入れの手間がかからない短毛種の人気に押され、飼育頭数が減少した時期もありますが、近年、温厚な性格からマンションでも飼いやすい、小さな子供や年配の方でも扱いやすいと人気が高まり始めています。

ペルシャの年間飼育費用

実際にペルシャと暮らす場合、どの程度の費用がかかるのでしょうか?

一か月(単位:円)一年 (単位: 円)
キャットフード3,00036,000
トイレ用品1,00012,000
ペットホテル30,000
ペット用品2,00024,000
医療費30,000
合計6,000132,000

※平均飼育費用であり、与えているフードやホテル・トリミングの利用頻度により個人差があります

※医療費(混合ワクチン、フィラリア予防、ノミダニ予防費用で算出)

※算出方法は、コチラをご覧ください。

ペルシャは繊細な体形そのままで、デリケートな性格です。食への関心が薄く偏食、少食に悩まされることも珍しくありません。特に生後半年までは少食の悩みが深刻化しがちで、食事の都度必要量を摂取できているか気にかけておきましょう。

お手入れは週に数回のブラッシングが欠かせません。シャンプー後の生乾きは皮膚トラブルや毛玉の原因になるので、自宅ではシャンプーをせずトリミングショップの利用がおススメです。

ペルシャのケア

ペルシャとの暮らしで習慣化すべきお手入れは

【毎日】

〇歯磨き、デンタルケア

デンタルケア製品は、飲み水に混ぜるタイプ、歯に塗るジェルタイプなど様々な製品があります。ウエットフードを主食とする場合や頻繁に与える機会が多い場合、加齢とともに歯垢や歯石の付着が目立つようになります。口内トラブルは激しい痛みを伴い、絶食に至る場合もあるので、日ごろからのケアが効果的です。

【週に数回】

〇ブラッシング

ブラッシングはブラッシングスプレー、スリッカーブラシ、ピンブラシを用いて被毛の根元から毛玉、もつれを解消してゆきます。毛玉やもつれは皮膚の通気性を悪化させ、皮膚トラブルの原因になります。

シャンプーをする場合は、ブラッシングを先に済ませ毛玉やもつれを取り除いてから、シャワーで全身を湿らせます。

【月に一度】

〇爪切り

爪を定期的に切ることで、室内での爪とぎ軽減に効果的です。ただ中には爪切りを過度に嫌がる猫もいるので、無理強いは危険です。

ペルシャのまとめ

執筆 :ライター 大谷

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