絵を通してエールを届ける! セツサチアキ

イラストレーター セツサチアキ

犬と暮らすイラストレーター

セツサチアキさんの現在のお仕事について教えてください。

犬と暮らすイラストレーターです。
盲導犬総合支援センターが運営するチャリティーグッズのオンラインショップ「盲導犬サポートSHOP」のグッズデザイン全般をはじめ、ペットの思い出をもとに作る、世界でひとつのオリジナル絵本「お守り絵本」の制作、そしてペット雑誌、ペットWEBサイトでイラストを描いています。

特に盲導犬総合支援センターの公式キャラクター「もうどう犬 エルくん」は、私にとって大切な宝物のひとつです。 盲導犬のことを盲導犬目線で話したら、共感してもらえる人も増えるのではという思いで、エルくんにSNSでたくさんおしゃべりしてもらっています。

おかげさまで、エルくん公式ツイッターではフォロワー数も8,000人弱まで増え、盲導犬ユーザーの皆さんからも「私達が伝えたいことを発信してくれて嬉しい」という言葉をいただいています。

ペットの仕事はどういうきっかけで始められたのですか?

絵と生き物が大好きな子供でした。学校でも唯一、絵だけは校内に貼り出されていました。(他は全くなし)

それと同様に、あとにも先にも「委員長」という肩書きがついたのは、小学校高学年の時の「飼育係委員長」だけです。 学校の掃除時間はいつもサボるくせに、どしゃぶり雨の日曜でも、1人でウサギ小屋とニワトリ小屋の掃除をしたり、餌を与えたりする子供でした。

飼育係委員長!幼少期から動物が大好きだったのですね!

でも「芸術」と「語学」に学校は必要ないという、勝手なポリシーがあったので、美術部はもちろん美術系の学校にも行っていません。

イラストやデザインの仕事を本業にできたのは、若干8年前です。それまでは、フツーに会社員をしていました。 今、一緒に暮らしているゴールデン・レトリバー、さっちゃんの前に暮らした同じゴールデン・レトリバーが、犬との暮らしの奥深さを私に教えてくれて、そこから盲導犬に強い関心を持つようになりました。

なるほど。愛犬がきっかけだったんですね。

その後、盲導犬総合支援センターとのご縁で、盲導犬チャリティーグッズのデザインをさせていただくことができ、そこからどんどん他のお仕事にも発展していきました。 今の私の原点は、全て犬暮らしの素晴らしさを教えてくれた先住犬のゴールデンにあります。彼女がいなければ、セツサチアキは存在しません。

セツサチアキさんの作品

盲導犬サポートSHOPで販売しているチャリティーグッズ。https://www.gomoudouken.net/

絵を通してエールを届ける

セツサチアキさんの今後の展望なども是非お聞きかせください。

大人になると、職場の人はもちろん、家族からもなかなか褒めてもらえないような気がします。

だからこそ「今日もよく頑張った!」というエールを私の絵を通して届けたいです。

私は絵を描くこと以外、本当に何にもできないので、唯一の社会貢献です。 2020年4月に初めてYouTubeチャンネルを開設して、昨年末から温めていた物語「犬と小さな芽」を公開しました。 いつか絵本を出版したいので、まずはYouTubeで、皆さんが少しでも温かい時間を共有できる物語を作っていきたいと考えています。

セツサチアキさんの住まいファイル

現在、どんなおウチに住まれていますか?

東京都区内の賃貸マンションです。

現在のご自宅を選んだ最大のポイントを教えて下さい

ペット可の物件が増えたとはいえ、あくまでも小型犬のみが9割です。なので、大型犬と暮らす私としては、「大型犬OK」の物件を探すだけで、いっきに選択肢が狭まります。

なぜ犬のサイズで決めるのだろう?面接するなど犬の躾レベルで判断してほしい。そう不動産会社に言っても、いつものれんに腕押しです。

大型犬は本当に大変ですよね。。
犬の面接ぜひ広げていきたいです!

今の物件はマンション管理会社の担当者が以前ゴールデンレトリバーと暮らしていたので、ゴールデンは大人しく順応な犬であることを、家主に伝えてくれたおかげで、入居することができました。

「大型犬OK」以外で物件を探すポイントとしては、近隣に楽しく散歩できるコースがあるかどうかです。Googleマップで近隣を調査します。

そういう意味でも、今住んでいる場所は、四季を楽しめる自然とシニア犬にも歩きやすい遊歩道、躾がされている犬はOKというカフェ(ドッグカフェではなく)があるので、とても気に入っています。

お散歩コースも事前に確認必須ですよね。
ペットとの暮らしで気を付けている事はありますか?

ゆっくりお昼寝できる静かな環境。あとは室内の温度と湿度。ゴールデンは暑がりなので、夏場は複数のクールボードを置いて、少しでも快適な環境を心がけています。
またうちの子の敷物や服を干すときは、犬の毛で近隣の方が不快に思われないように、干す場所を考えます。

お家のこだわりのポイントも是非教えて下さい

できるだけ家具は少なくして、ボール遊びなどできるスペースを作っています。
また家中、あちこちに犬用ベッドを敷いています。その時の気分で、うちの子が寝られるようにと思って。
我が家はうちの子と一緒にベッドで寝ているので、彼女が上がりやすいように低めのベッドにしています。

ベッドを低めにする配慮は、必須ですよね。

最近、大型犬サイズの木製ベッドをいただきました。
うちの子もすごく気に入っています。ただ、実際部屋に置くと、人間のソファーとほぼ同じサイズでビックリしました(笑) でもさっちゃんが気に入っているなら、いいんです。私もハッピーだから。

最後に、業界のプロとして、飼育者の方々にペットと生活する上でのアドバイスをお願いします!

欧米に比べて、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の頭数が圧倒的に少ない理由のひとつは、補助犬同伴を受け入れない飲食店や宿泊施設や賃貸物件が多々あるからです。
そういう数々の事例があるため、補助犬をパートナーとして迎え入れることを諦める身体障害者がたくさんいます。

日本は、課題が多いですよね。

でもそんな状況を作ってしまっているのは、私たち家庭犬の飼い主の責任でもあるのです。
無駄吠えやトイレマナーができていない犬が多いことで、飲食店事業者や物件オーナーが「犬」という存在に大きな不安感を抱いてしまうのは、仕方ないと思います。
知人の盲導犬ユーザーが、ニューヨークへ盲導犬と旅行した時、日本なら「盲導犬なので、一緒にいいですか?」と必ずお店に確認していたのに、ニューヨークの美術館もレストランもそんなことを 確認しなくても、堂々と入ることができて、すごく嬉しかったと話してくれました。

美術館も入れるんですね!知りませんでした。

日本中の犬が、欧米のようにどんな場所でも静かに、飼い主のコマンドに従う犬になれば、補助犬頭数も今より何倍も増えて、本当の意味で「犬に優しい社会」が生まれます!

■プロフィール
イラストレーター
セツサチアキ
www.setsusachiaki.com
#ゴールデンレトリバー #マンション


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