オリエンタルの基礎知識を学ぼう!飼い方・歴史・飼育費用・ケア方法を解説

オリエンタルとは

細くしなやかな体、三角形の小さな頭部と大きな耳、切れ長の印象的な瞳とまさにオリエンタルビューティーと呼ぶにふさわしい猫。表情豊かなオリエンタルの魅力に注目してみましょう。

オリエンタルの特徴

実はオリエンタルの特徴はその起源となったシャム猫とほぼ同じです。性格は知的で甘えん坊、活発で遊び好きです。この2種の猫の違いは毛色のみとさえいわれています。オリエンタルの毛色はバリエーションに富み、 チョコレートやハバナ、黒、白など300種以上もの認定されています。

体形はスマートで小さな頭部と大きな耳、しなやかで長い尾が特徴的です。毛色によってはシャムと混同されることも珍しくありません。

性格は甘えん坊で遊び好きです。いつまでも子猫のような甘えぶりと見せてくれるので、猫好きにはたまらない性格です。ただ甘えん坊故にさみしがりな面も強く長時間の留守番やさみしさが募る生活ではイタズラをしてしまうこともあります。社交的で温厚な性格ですから多頭飼いを前向きに考えてみてもよいでしょう。

サイズ・毛色・体重など

オリエンタルショートヘアーの平均的な体重は、オスは3~6kg、メスが2.5~5kgと比較的小柄です。骨格は細く筋肉質ではなく抱き上げた時に感じる繊細さもこの猫の魅力です。この体形もシャムそのままで骨太な野性味はありません。

オリエンタルのスマートな体形から他猫と比べ痩せすぎではと不安を感じる方も多いものの、オリエンタルは脂肪が少なくスレンダーな体形が特徴です。過度な不安や食事の増量は必要ありません。

オリエンタルの歴史

オリエンタルは2度の世界大戦と経て様々な猫種が絶滅の危機に直面した際にシャム猫の種の保存計画の中で偶然誕生した猫種です。シャム猫の中から異なる毛色を持つ個体を交配させ、新種として登録が進みました。オリエンタルの始まりは1950年とされ、1977年に血統証発行団体に新種の猫種として認定を受けています。

当初のオリエンタルは短毛種であったものの、その後他猫種との交配を経て現在では長毛種も誕生しています。またシャムと同じ毛色を持つ個体も増え、各血統証団体で認定の基準が異なっています。

オリエンタルの飼育頭数

アニコムの統計による オリエンタル  の飼育頭数は

※飼育頭数、順位は「アニコム 家庭どうぶつ白書」参照

年度飼育頭数ランキング
2019 ランキング圏外
2018 ランキング圏外
2017ランキング圏外
2016ランキング圏外

日本でも徐々に注目度が高まり飼育頭数は増加傾向にあるものの、まだまだごくわずかにとどまっています。とても知的で甘えん坊、歩く姿の美しさに魅了される方も多く今後飼育頭数も増加すると期待されています。

オリエンタルの年間飼育費用

実際に オリエンタル  と暮らす場合、どの程度の費用がかかるのでしょうか?

一か月(単位:円)一年 (単位: 円)
キャットフード3,00036,000
トイレ用品1,00012,000
ペットホテル30,000
ペット用品2,00024,000
医療費30,000
合計6,000132,000

※平均飼育費用であり、与えているフードやホテル・トリミングの利用頻度により個人差があります

※医療費(混合ワクチン、フィラリア予防、ノミダニ予防費用で算出)

※算出方法は、コチラをご覧ください。

オリエンタルの一か月のキャットフード消費量は2~3㎏ほどです。短毛種の場合お手入れはラバーブラシなどで週に1度程度、長毛種の場合は週に数回ピンブラシで毛玉を予防しておきましょう。

オリエンタルのケア

オリエンタルとの暮らしで習慣化すべきお手入れは

【毎日】

〇歯磨き、デンタルケア

デンタルケア製品は、飲み水に混ぜるタイプ、歯に塗るジェルタイプなど様々な製品があります。ウエットフードを主食とする場合や頻繁に与える機会が多い場合、加齢とともに歯垢や歯石の付着が目立つようになります。口内トラブルは激しい痛みを伴い、絶食に至る場合もあるので、日ごろからのケアが効果的です。

【月に一度】

〇爪切り

爪を定期的に切ることで、室内での爪とぎ軽減につながります。ただ中には爪切りを過度に嫌がる猫もいるので、無理強いは危険です。

【週に数回、季節や体調に応じて】

週に数回を目安にスリッカーで被毛の根元からブラッシングをしましょう。ブラッシングの際は、市販のブラッシングスプレーを利用すると、静電気を予防し、スムーズに櫛を通すことができます。

オリエンタルのまとめ

まるで芸術品のように立ち居振る舞いのすべてが美しさをまとっている猫がオリエンタルです。日ごろなかなか目にする機会はありませんが、ぜひオリエンタルに会いたいという方はキャットショーなどへ足を運んでみてくださいね。

執筆 :ライター 大谷

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