賃貸で犬と快適に暮らしたい人必見!飼う前の壁や床の対策方法を紹介

犬との夢の共同生活。しかし賃貸で一緒に暮らしていくには、注意しなければいけないことがあります。それらに対してしっかりと対策しておかないと、思わぬトラブルに繋がるケースも少なくありません。

今回は、賃貸で犬と快適に暮らすときの注意点と対策を紹介していきます。これから犬を飼おうと検討している人や、引っ越しを考えている人はぜひ参考にしてください。

犬を飼う前に対策しておくことが重要

犬を賃貸で飼うときには、退去費用や犬の怪我について注意する必要があります。この2つは気がついてからでは遅いため、犬を飼う前や引っ越してすぐに対策しなければなりません。まずはどういったトラブルになるのか、みていきましょう。

傷やニオイが原因で退去費用が思わぬことに

借りた部屋を退去するときに発生するのが、原状回復に必要な退去費用です。経年劣化などの自然とついた傷や汚れについては大家の負担となりますが、犬による傷や汚れについては、部屋を借りた人の負担となります。敷金を払っていればそこから差し引かれて支払いますが、足りなければ追加で支払わなければなりません。

そのため、退去費用が想定したよりも高額になるケースも少なくありません。そうならないためにも、犬を飼う前に対策はしっかりとしておくことが重要なポイントです。

犬が関係する箇所で重点的に気をつけたいのが床と壁です。フローリングは走り回ったりするとすぐに傷だらけになってしまいます。壁紙は犬の尿汚れを避けたいのはもちろん、ニオイにも気をつけたいところ。一緒に暮らしていれば気にならなくなってしまいますが、飼わない人にとって犬のニオイは気になるものです。

フローリングの原状回復の相場は、1m²あたり3,000~8,000円とされていて、壁紙の原状回復の相場は1m²あたり1,000円程度となっています。張り替える際は、部分的ではなく広範囲に渡って張り替えるため、経過年数を差し引いても高額になる場合も考えられます。

フローリングは犬にとって怪我の要因になる

フローリングは犬にとって怪我の元になりうる点にも注意が必要です。爪を地面に引っ掛けて歩いたり走ったりする犬にとって、引っ掛けることのできないフローリングは実は歩きにくい材質なのです。

そればかりか滑る原因にもなるため、走るときやジャンプして着地したときに失敗してしまう可能性もあります。加えてクッション性も低いので骨や関節への負担が高くなり、怪我をしやすい環境といえるでしょう。

傷やニオイ対策に役立つアイテムを紹介

ここまで紹介してきたように、フローリングや壁紙の傷とニオイの対策は犬を飼う上で欠かせないといえるでしょう。ここからはそんな対策にうってつけなグッズを紹介していきます。

ジョイントマット

最初に紹介するのは、フローリングを傷から守ってくれるアイテム。こちらのマットを使用することで、犬が走り回っても床が傷つく心配が少なくなります。

滑らなくなるので、怪我の防止にも役立ってくれます。撥水加工を施している上に洗濯可能なので、間違っておしっこをしてもニオイが残らず安心です。

1枚ずつ組み合わせて使えることに加えてハサミでカットできるため、ゲージや部屋のレイアウトに合わせて使用できるのもポイントです。

壁紙の傷・汚れ防止シート(はがせるタイプ)

続いて紹介するのは壁紙を傷や汚れから守ってくれるアイテム。壁紙に貼るだけで使用可能で、弱粘着タイプのため賃貸の壁でも安心して貼り付けることができます。

加えて、半透明仕様なのでインテリアを崩さないのも嬉しいですね。マーキングされてしまいそうな場所や傷をつけられては困る場所に貼って、トラブルを防ぎましょう。

できる対策はまだまだある!

犬を賃貸で飼う上で、対策するべきことは壁や床だけではありません。それ以外の対策をしっかりとすることで、快適な暮らしに繋がります。

しつけが騒音対策につながる

近隣住民とのトラブルで多いのが騒音に対するトラブルです。とくに犬は体の大きさや犬種によっては、鳴き声が大きくなってしまいます。ペットを飼っていない人にとって、犬の鳴き声はストレスになってしまう可能性も少なくないでしょう。

そういったトラブルを起こさないためには、まずは飼い主のしつけが重要なポイントになります。飼い始めてからしっかりとしつけることで、無駄吠えも軽減できるでしょう。しかしそれだけで安心せずに、防音の対策にも注意が必要です。

引っ越す前であれば、防音性に優れた物件選びをしてみましょう。

快適な暮らしを目指すならペット共生型物件に注目

防音性に優れた物件を探すのであれば、ペット共生型物件に注目してみましょう。ペットと一緒に暮らすことを前提として建てられていることから、防音や傷などのトラブル防止に対応した設備となっています。

犬との暮らしをもっと快適にしたいのであれば、ペット共生型の物件を探してみましょう。

まとめ

フローリングや壁紙の傷とニオイ対策は、賃貸で犬と暮らすのに必要不可欠です。これらを怠ると、退去費用が高額になったり愛犬の怪我につながったりと、トラブルの原因となってしまいます。

今回紹介したグッズを活用するのも有効ですが、ペット共生型物件を探してみるのもおすすめです。犬との快適な生活のためにしっかりとした対策をしましょう。

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執筆:equall編集部

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