トリマーが解説!ペットの介護で愛犬にしてあげれる心遣い

こんにちは。

皆さんの愛犬は今何歳ですか?

わんちゃん年齢だと大体7歳辺りからシニアの入り口を辿り始めると言われています。

また、小型犬よりも大型犬の方が年老い方が大きい(早い)と言われたりもします。

今日はそんな愛犬の介護時に大切にして欲しいことリストを書いていこうと思います。

実体験を元に解説

今回お話しする内容ですが、主に私の愛犬の介護の時に思ったこと、当時感じたことなどを元にみなさんの愛犬にも参考になりそうだと感じた経験を書きたいと思います。

まず第一段階に私が愛犬に対して“ああ、歳とったなぁ“と感じた時が、散歩時に歩くペースがゆっくりになり、道や穴やちょっとした段差に躓くようになった時でした。

以前は元気に手持ちリードを引っ張ったり、走ったりしていたので伸びるリードを使用していたのですが、近年それがなくなり、伸びるリードから普通の紐リードに変えました。

何故引っ張らくなってもそのまま伸びるリードを使用するのを辞めたのかと言うと、一度段差に躓いて転んでしまった際に伸びるリードが伸びてしまい、愛犬が側溝の様な溝に落ちてしまったからです。

これは100%私の不注意だったのですが、私自身も愛犬が物凄いスピードで老化していることに気付かされた一件でもありました。

それからは老犬に伸びるタイプのリードは危険だと思い、普通の紐タイプのリードに変えました。

それからその普通の紐リードに変える際に首輪も変えました。

何故かと言うとそれまで愛犬は割とごつめの太いしっかりとした作りの首輪を着けていたのですが、もう引っ張らなくなったし、首も昔に比べて筋肉が減って細くなったのでもう少し首に負担の少ない軽いものに変えてあげようと思ったからです。

これが愛犬にとって少しでも負担軽減になったかどうかは分かりませんが、これがもしも自分だったら?と考えると、負担が減ったはずだと思ったので、ほんのわずかな違いかもしれませんが変えてみました。

トリミング

次に、トリミングです。

今までトリミングでは(私は自分自身がトリマーなのもありますが)自分の好きなカット、やりたいカットを愛犬にしていました。

しかし、目に見えて老いを感じるようになってからはデザイン性のある時間のかかるスタイルではなく、なるべく負担の少ないカット内容にし、愛犬が過ごし易いカットを重視するようにしました。

また、トリミング時間もなるべく早く済ませる様にし、長時間立つ時間を減らしたり、脚を上げたりする時にもあまり高くあげずになるべく低い位置で作業するようにしたりする工夫をしました。

皆さんの場合は、トリミング時に受付で、

①最近シニア期に入ってきたのでなるべく次回のトリミングまで長持ちするカットをして欲しい。

②尚且つデザイン性よりも過ごし易さ重視でカットして欲しい。

③なるべく短時間でトリミングを終わらせて欲しい。

この3点を担当トリマーさんに伝えると言いと思います。

こうすることによって、皆さんの愛犬もトリミングによる疲れが最小限に減らすことが出来ると思います。

皿や水飲みの器

次に、食事の際に使用する皿や水飲みの器です。

若い時は下にあるものでも首を下げることで食べたり飲んだりすることが当たり前のことかの様にできるのですが、歳を取ってくると首周りの筋肉も弱くなり、低い位置にある食べ物や飲み物を口にするのが億劫になってきます。すると普段食べられる量のご飯も途中で諦めてしまい、食べるのを途中で中断してしまったりします。

こういったことを防ぐために、愛犬が老犬になってきたらお皿の位置を高くしてあげる必要があります。

品揃えの良いペット用品売り場やネットショップを見ると、元々高い位置のペット用フード器があります。もしご自宅に使用しない低めの台やボックスなどがあれば、今まで使用していたお皿をその上に置いてみて愛犬の食べる様子を見つつ、一番食べ易い位置に調整してあげると尚良いです。

こうすることによって愛犬の首への負担を減らすことができます。

次に、床です。

これは室内犬のみのお話しになってしまいますが、老犬になってくると前肢よりも後肢の筋肉の方が先に弱ってきます。

そこでまず問題になってくるのが、滑って転倒し易くなる点です。

特に日本の住宅だとフローリングが多いので、フローリングで転倒して脱臼などといった事故を防ぐ為にもクッションフロアーがとてもオススメです。これですと、フローリングに比べて断然滑りにくいですし、お粗相をしてしまった際でも、サッと拭けてしまいます。そして何よりも、愛犬の脚にも人間の脚にも優しい上、保温性もあり一石三鳥、四鳥です。

スキンシップとマッサージ

次にスキンシップとマッサージです。

若い頃は元気に飛び回っていた愛犬も7才辺りを越してくると、体のあちこちにイボや腫瘍の様なものが出来てきたりします。

早い段階で気付いてあげれるのも飼い主さん次第です。

普段からスキンシップで沢山、体の色んなとこを撫でてあげたり、マッサージしてあげたりすることで、ほんの小さな出来物にも気付くことが出来ます。

もしもそれが良性ではなく悪性で取った方が良い場合、7才前後で全身麻酔をするのと、10才、15才を越えてからかなり大きくなってやっと気付いて全身麻酔をするのとではかなりそれに伴うリスクも変わってきます。

こういったメリットも沢山あるので、普段から愛犬の体を沢山触ってあげると良いと思います。

半ば健康チェックの様なものですね。

フード

次にフードの柔らかさです。

この記事を読んで下さっている飼い主さんの中でも子犬の頃から飼ってる、という方もいらっしゃると思います。

子犬の頃、ドッグフードデビューした時に最初からカリカリをあげていましたか?

きっと少し水でふやかしてあげたりしていたと思います。

老犬になるとまた子犬の頃の様に、ふやかしを与える方が愛犬にとって良い点がいくつかあります。理由一つ目に歯槽膿漏だったり、歯の本数自体が少なかったりすると、硬いものを食べる際に痛みが出たりして食べること自体が億劫になり、食が細くなっていってしまう原因になるからです。理由2つ目は、老犬になると水を飲む量が減ったり、立ち上がってたり座ったりするのが億劫で水を飲むことを面倒くさがる子もいます。

(まるで人間みたいですよね^^苦笑)

そういった子にとっては予め水分が含まれているふやかしフードを食べることで、フードと一緒に水分も摂取できるのでオススメです。この時の注意点ですが、熱湯でふやかしてしまうと、ドッグフードに含まれる良い栄養素が死んでしまうので、ふやかす時には水でふやかしましょう。

一番良いのはご飯の時間に次のご飯の分のドッグフードもふやかしておくと次のご飯の時間対に良い感じにふやけますし、ふやかし忘れの防止にもなります◎

散歩コースの見直し

最後に散歩コースの見直しです。

皆さん、愛犬の後肢の爪の長さや削れ加減に注目したことはありますか?

これは私自身がトリマーだから注目する機会があり、気付きなのかもしれませんが、痛みがある脚をかばって歩くわんちゃんあるあるなのですが、そういった脚の爪が極端に短かったりします。

何故でしょうか。理由は簡単で、歩く時にさりげなくかばっている為、アスファルトの上を毎日散歩している子は特にですが、引きずっている脚と地面による摩擦で削れているからです。

なので先程書いたスキンシップ&マッサージの際に愛犬の後肢の爪にも注目し、極端に短くなっている様な爪があったら、“あ、この脚痛むのかな?“と疑ってあげて下さい。そしてそこで飼い主さんがそんな愛犬にしてあげれる心遣いはお散歩コースをなるべくタータンの上に変えてあげることです。

こうすることにより、タータンはアスファルトに比べ、非常にクッション性が高いので、愛犬の脚、腰に優しいからです。

まとめ

以上、いくつか私が自分の愛犬に対して徐々に変えていってあげた心遣いシリーズです。

また他にも思い出したら書いていきたいと思います。

上記の心遣いシリーズが少しでも役に立つと嬉しいです。

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