【獣医師が教える】賃貸でもできる、キャットウォークの作り方

キャットウォークの作り方

私の家には10歳になる猫ちゃんがいます。名前はレン。

疲れて帰ってきた私を癒やしてくれる大切な愛猫です。私にはご飯しかせがまないけれどめちゃくちゃ可愛い猫なのです。上目遣いでねだられたら速攻で与えてしまいます。仕事では飼い主さんにオヤツは控えてね、与え過ぎはだめだよと言っている私が自分の猫には激甘なんです。

一応太ってはいないつもりなのですが流石に運動不足感は否めないのでなにか対策はないか考えていました。ある時にSNSを見ているとDIYで出来るキャットウォークなるものが目に入ったので覗いてみると、なるほど、これだったら自分でもできそうだし賃貸でも出来そうだなと思い早速作ってみました。今回は賃貸でもできるキャットウォークの作り方を紹介しようと思います。

採寸

まずは採寸。
設置する場所は自宅でのデスクワークをする部屋に作ろうと思いその部屋の床から天井までと設置する壁の幅、また何段設置するかなどの構想を立てました。

素人なのでざっくりですが必要な計測部分は床から天井と設置する部屋の幅、あとは棚の幅くらいで何とかなりました。正直大雑把なのでもう少し細かく測っても良いと思います。

材料

<材料>

  • 2×4の木材 4本
  • 20cm×60cmの板 4枚
  • 30cm×100cmの板 1枚
  • ラブリコ 4個
  • 棚受け 10個(60kg荷重)
  • 電動ドリル

今回は設計図からして5段編成で机幅に合わした板もあるのでそれを1枚用意しました。

ラブリコを使用する際は予め指定されている長さまで2×4を切ります。

作業

大きめの板を買って切る必要があったため今回は貸し作業スペースを借りて作業しました。

函館ではここしかなかったのですが無料でしかも工具も無料で借して頂きました。

また木材が足りない部分があったのですが貸しスペースのオーナーさんが余っている木材を好きに使って良いよと言って下さったのでそこで材料の補充が出来ました。本当に感謝です。
ホームセンターでも木材のカットはしていると思うのでお願いして切ってもらうのもありだと思います。また切ったあとはしっかりとヤスリで角を落としておきましょう。

人によっては暑いほうが好きな人や寒いほうが得意な人など様々ですがこと動物にとっては暑いよりも寒いほうが得意な個体が多いと思われます。

いざ部屋に設置

いよいよ部屋に設置します。まず切ってもらった2×4の柱にラブリコを設置します。
予め予定していた場所に設置後、棚を一つずつ電動ドリルで打ち付けていきます。

今回は持ち出しでのレンタルがなかったので買いましたが借りられるところもあるので今回だけならレンタルでも良いと思います。

そして完成したのがこちらです。

自分で言うのも恥ずかしいですが中々の出来です。レンちゃんも気に入ってくれたみたいで日が当たるときはここで日向ぼっこをしてくれたりと早速使ってくれています。

感想

意外と家でも簡単に出来ますしキャットウォーク以外の用途でも活用出来るのかなと思いました。
最後に今回やってみてよかった事と注意しないと行けない点を記しておきます。

  • 棚の角はしっかりとヤスリをかけておく
  • 使用する棚は薄いものではなく頑丈な物を用意する。
  • ラブリコなどアジャスターを使う時は床から天井の高さをしっかり測っておく。
  • 受棚のネジを打ち込む時は回転数の多いドリルを使ったほうがストレスなく打ち込める
    (回転数が低い安いドリルでやったため少し時間がかかりました。)

最近ではSNSで色々とキャットウォークの画像が見ることができ、色んな工夫をされていて立派なものが多いですが、ある程度のものであれば誰でも簡単に作ることが出来ると思います。

壁に打ち付けるなどもしなくて済むので賃貸でも出来るのが良いですね。
みなさんも是非お家で作ってみてください。

執筆:獣医師 小島成承

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