トリマーが教える!人間の体感温度と犬の体感温度の違い

皆さんこんにちは。

今年は梅雨が長かったためか9月も8月と変わらない暑さですね。

私たち飼い主もこまめな水分補給が大切になってくると思いますが、是非ともわんちゃんの給水器(もしくは器)にも常に新鮮なお水の補給をお願い致します。

では本題に入りたいと思います。

今回はわんちゃんの体感温度と人間の体感温度の違いのお話です。わんちゃんと人間は同じ空間にいても、わんちゃんの方が暑さを強く感じやすいと言われています。

理由は、

  • ①ワンちゃんの体温は人間よりも2〜3度高いため。
  • ②そして犬は汗がかけないため。
  • ③同じ場所や空間に居てもわんちゃんの方が体高が低い位置に居るため、地面に近いので人間よりも暑さを感じやすい傾向にあるため。

などです。そして唯一の温度調節が可能な方法というとハァハァというパンティングだけなのです。そのため短時間で体内に熱がこもりやすかったりします。

これらが主な理由に当たります。

では私たち飼い主ができるわんちゃんへどんな配慮をしてあげれるのでしょうか。

まず初めに、今の時期で言うとお散歩の時間をいつもとずらしてみることです。最近は朝の7時くらいから既に暑くなってきていますので、理想は6時台、といったところでしょうか。(私は朝が苦手ですが、最近はなるべく犬の散歩の為に早起きになりました。苦笑)

そして夕方のお散歩もなるべく日が沈み始めたくらいの時間にするようにしています。

たったこれだけの時間ずらしの工夫ですが、わんちゃんへの暑さの負担がかなり軽減します。

次に今からトリミングに行く予定がある方へ、ですが、注文時に足裏バリカンをしない、というのもオススメです。何故かというと、いくら日中の猛暑帯を外したとしても、外のアスファルトはまだ熱を保っている場合が多いからです。

そんな時に足裏バリカンで肉球をカバーする毛がまったくない状態でアスファルトの上を歩くと言うのはかなり至難の業です。

(人間で例えるなら、裸足でまだ熱が残っているアスファルトの上を歩かされているようなものです)

ですのでこのような猛暑の時期は足裏の伸びた毛はあった方が良かったりします。

足裏の毛が少しでもあることで、肉球へのダメージを防ぐ効果があります。

それから散歩へ行く前に是非、自らの手を地面に当ててみて温度チェックして頂くと今散歩に行ってもワンちゃんにとって大丈夫かどうかわかりやすいかと思います。

しかし中には日中どうしても外でしかおトイレをしてくれないようなワンちゃんもいると思います。そんなワンちゃんにはなるべく日陰を歩かせるいいと思います。

夏のこの時期は特にわんちゃんの様子を伺いながら一緒に過ごせると良いですね。

喋れないワンちゃんの思いを少しでも理解できると愛犬も喜ぶと思います

equall LIFEでは犬が快適に暮らせる物件やお役立ち情報を紹介していますので、参考にしてみてください。

 

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