前回の爪切りに続きまして、今回も足周り関係のお話をしていきたいと思います
とある休日のおうち時間の光景。
おいで〜。おやつあげるよ〜^^
わーいっ♪(スタスタスタスタ)
ステンッ「キャンッ!!!」
(わんこ、びっこ引いて歩く。。)
皆さんもこの様な似た経験ありませんか??
何故この様なことが起きてしまうかというと、足裏の伸びきった毛がわんちゃんの足の裏側の肉球部分に被さってしまっている場合が多くの理由です。
そして、その状態でフローリングではしゃいでしまうとこの様に滑って転んだり、時には関節を痛めてしまったりします。
(元々関節が弱い犬種や、老犬は特にです)
要するにわんちゃんにとって肉球は滑り止めの役目を果たすからです。
人間も、フローリングでスリッパを履いたままはしゃいだり小走りしたりしたら転びますよね。小さい子や、お年寄りの方は特に。。それと一緒です。
そして最近のおうちはフローリングの割合も高いと思います。
愛犬家さんの中にはわんちゃんの為に、部屋全体を滑り止めマットを敷いている、というお話もよく聞きます。
話は戻りますが冒頭のお話同様、わんちゃんが関節を痛めたりしてしまってからは時既に遅し。。ですよね。
可愛いわんちゃんにこのような事前に防ぐことのできる怪我をさせないために、飼い主さんに事前に出来ることがいくつかあるので今回はそちらを紹介していきたいと思います。
①先程のお話にも出たように、わんちゃんが歩くスペースできる限りの範囲に滑り止めのマットを引いてあげる。
私は絨毯やクッションフロアーも良いと思います。
(今日私が一番お伝えしたかったのが、)
②わんちゃんの足裏の肉球に被さっている毛をバリカンでシェーブしてあげる。
この2点の条件がお部屋の中に揃えば、今までトリミングから数週間経つとステンステンと滑っていた子も、少しはお部屋の中を安全&快適に歩き易くなると思います。
そして②の足裏バリカンをしてあげる点についてはもう一つ、飼い主さんにも嬉しいメリットがあります。それはお散歩後の足拭きも楽になる、というメリットです♪
言うまでも無いですが、お散歩から帰ってきてわんちゃんの足を拭いてあげる時に足裏の毛が長いと綺麗に汚れを拭き取るのも一苦労ですよね。
中には毎回足だけシャンプーしているという飼い主さんもいらっしゃると思います。
足裏バリカンを日常でこまめにお手入れしてあげることで、わんちゃんは肉球という名の滑り止めが持続できますし、飼い主さんとしてもお散歩後の足拭きが楽になり、もっというとお部屋の中を綺麗に保つメリットにも繋がります。
では早速足裏の毛のお手入れの仕方について説明していきたいと思います。
お手入れの方法は主に二通りあります。
一つ目は肉球に被さっている毛をハサミでカットしてあげる(無理の無い程度で)
二つ目はバリカンをお持ちの飼い主さんであれば、同じく肉球に被さっている毛をシェーブしてあげる、です。
この二つ目の肉球バリカンのコツとしては保定の仕方は前回の爪切りの時の保定の仕方と同じがやりやすいと思います。
爪切りのページはこちらから飛べます↓↓↓
https://media.equall.jp/?p=3383
わんちゃんがぐっすりと寝ている時にシャシャッとシェーブしてしまうのも手ですね。笑
ただしなるべく、やる時は明るいお部屋で、そして手伝って下さるご家族がいれば一緒にお願いしましょう。
私からのワンポイントアドバイスとしては無理をして肉球の中の方まで彫りシェーブはしなくても、肉球の形がしっかり見えるレベルまでシェーブできれば十分だと思います。
もちろん、肉球の隙間の部分までしっかりシェーブすると次回伸びるまでに持続しますが、触って頂くと、肉球と肉球の筋などありますので、初めての方、まだ慣れていない方、またはわんちゃんの方が手足に触れられることに対して敏感な子に対しては中まで彫らなくても、肉球が見える程度まで毛の処理が出来ていれば十分でしょう。
ですが、ここまでざっと足裏バリカンの重要性についてお話してきましたが、手足に触るだけでもすごく嫌がるような子には自宅で無理やりするのは危険なので、サロンでプロにお願いしましょう。
サロンでは大体足裏バリカンと言う項目で単品で500円〜1,000円くらいでやってくれます。
しかし、爪と足裏バリカンに関しては、目に見えて伸びるのが早いのでこの自粛期間を通して、お家時間ぎ増えた方はやってあげれるようになるとより良いかもしれません><
また、わんちゃんとの距離も更に縮まり、良いことづくしだと思います。
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執筆:トリマー石原