ワンちゃんを飼いたいけど、トイレのしつけが心配…。
うちのワンちゃん、うまくトイレをしてくれない…。
そんな悩みにお役立ち情報!
飼い主もペットもHappy!ファイントレーニングはじめましょう。
犬はもともと、あちこちでオシッコする本能があります。ですから、上手にトイレができなくてもただ叱ってはダメ。ほめながら少しずつ覚えさせるのがコツです!
トレーニングの手順
犬を飼う時は、こんなトイレキットを用意しよう
飼い主が「ここでトイレしてね」とトイレシーツを用意しても、初めて使うワンちゃんは「これなあに?おもちゃかな?」「トイレはどこですればいいの?」と頭をかしげてしまいます。最初から上手にトイレできる子はまずいません。根気強く、楽しくワンちゃんに教えてあげましょう。
※トイレは1度では覚えません。繰り返し「ここでトイレをすると褒めてもらえる」ことを教えましょう。
※叱ったり、床を叩いたり、鼻をつかんだりしないこと。また、言葉や態度に出すとワンちゃんが「そそうするとかまってもらえる」と勘違いしてしまいます。
トイレとしつけのタイミングを知ろう
子犬の時期は、月令とトイレのタイミングは比例します。
(3か月齢=約3時毎 4か月齢=約4時間毎)
これを覚えておくとトイレのタイミングがわかり、トイレトレーニングにも便利です。
またトイレのサインも見逃さず、確認してあげてください。
<トイレサイン>
■床のにおいをかぐ…くんくんかいで落ち着かない時は、トイレを探しているのかも!
■クルクル回る………排泄場所を決めると体勢を整えるためにクルクル回ります。
<トイレしやすいタイミング>
寝起き
水を飲んだあと
食事のあと
お散歩、遊びで体を動かしたあと
興奮したあと
トレーニング中はトイレの場所を移動しない
きちんとトイレを覚えないうちに場所を移動してしまうとワンちゃんが混乱してしまいます。トレーニング中はトイレの場所を移動しないようにしましょう。どうしてもという場合はいきなりではなく、場所を覚えさせながら少しずつ移動しましょう。
3秒以内にほめて上手に教えよう
上手にトイレができたら「good!」などの言葉をかけ、ご褒美をあげます(おやつ、オモチャ、スキンシップ、散歩、抱っこなど)。間をあけるとなぜほめられているのか分からなくなってしまうので、できたその場で3秒以内にほめるのがポイントです。
失敗しちゃったら?
失敗しても叱ったり大騒ぎしちゃダメ。叱られるとワンちゃんは「トイレをすると叱られる」と怯え、飼い主の見ていない所でそそうしてしまったりします。また大騒ぎすると「そそうするとかまってもらえる」と勘違いしてしまうことも。ぐっとこらえて何気なくサッと片付けるのがコツです。
トイレコマンドをマスター
して欲しい時にして欲しい場所でトイレ
「今、ここでトイレして欲しい」とコントロールできれば、お出かけの心配が随分なくなります。そんなトイレを促すかけ声(コマンド)を覚えさせるのがトイレコマンドトレーニング。飼い主さんにとって助かるのはもちろん、長時間オシッコを我慢していると膀胱炎になってしまう恐れもあるため、事前にちゃんとオシッコができるこの訓練はワンちゃんにとっても覚えて損はありません。
<こんな時に便利>
しつけトレーニング
よそのお宅に遊びに行く時
お散歩中
ドッグカフェに入る前
ドライブする時
サービスエリアなどに立ち寄る時
コマンドは分かりやすい言葉で
コマンドでよく使われるのは「トイレ、トイレ」「シーシー」「チーチー」など。いずれにしろ聞き取りやすく分かりやすい言葉で。一度決めたコマンドは、後で絶対に変えないこと。
指も一緒にクルクル回して覚えやすくする
コマンドを決めたら、次はそれを言いながら指をクルクル回してください。それを見てワンちゃんもクルクル回り出したらトイレする時と同じサインになります。こうすることでコマンドと一緒に「クルクル回ったらオシッコ」と条件付けることで覚えやすくなります。
性格を見ながらトレーニング
ワンちゃんの性格を見ながら訓練しましょう。誰に見られようが声をかけられようが集中してトイレできる子は、トイレサークルへ入れてから排泄するまでコマンドを言い続けて覚えさせます。一方、声をかけると「なあに?」と気が散って途中でオシッコをやめてしまう子は、排泄を始めたら犬を見ずにコマンドを言うようにしましょう。
ちゃんとできたらご褒美をあげる
ちゃんとトイレができたら、「good!」などと声をかけて褒め、おやつなどのご褒美をあげてください。そうすることで、コマンドでトイレをすると嬉しいことが起きる!と思い、ますますワンちゃんのやる気を促します。
トレーニングはペットシーツを活用して
ペットシーツを使うのがオススメ。外で練習する時も持ち運びに便利ですし、「この上でトイレすればいいんだ!」と家と同じ条件で覚えさせることができます。また、トイレシーツに慣れさせておくと、ワンちゃんと一緒にドライブや旅行に行く時も、サッと広げればどこでもトイレになり、排泄場所を探す手間が省けます。
トイレトレーニングのステップアップ
1.四面トイレサークル
四面サークルを用意し、床全面にトイレシーツを敷き詰めるところから始めます。留守番がちなご家庭では2セット分以上の広さになるようにジョイントパーツもご用意ください。様子を見ながらトイレと寝床を分けるようにしていきます。
2.三面トイレサークル
サークルのトビラ面を外し、三面囲いにして、ワンちゃんが自分から入って排泄できるようにトレーニングします。初めのうちはワンちゃんの様子をしっかり監視し、タイミングよくトイレに連れていきましょう。
3.トイレトレー
三面トイレサークルで何度もできるようになったら一面ずつ外し、最終的にトイレトレーだけでできるようにします。
4.トイレトレーを移動
トイレを完璧に覚えたら、トイレを人目につきにくい場所に移動してもOKです。その場合はいきなり移動するのではなく、最初は10cm刻み、やがて1〜2m刻みで少しずつ移動させましょう。
5.トイレコマンドをマスター
「今のうちにここでトイレをして欲しい」という場合に使う「トイレ、トイレ」「シーシー」「ワンツー、ワンツー」などというかけ声(トイレコマンド)を覚えさせると、外出する際などに便利です。
※最初から希望の場所でトイレをしつけたいという場合は、人目につきにくい場所でも監視をおこたらず、失敗させないように気を配ってください。
トイレをストレスにさせないハッピーライフを!
大切なのは、飼い主にとってもワンちゃんにとっても、トイレのしつけがストレスにならないことです。
失敗して叱られると「どうしてこんなに怒っているの?トイレをすることが悪いことなの?でも我慢できないよー!」と悪循環を生んでしまいます。
「トイレ」=「怒られること・悪いこと」ではなく
「トイレ」=「ほめられること・良いこと」とワンちゃんに認識させることで、飼い主いとっても
「トイレ」=「一緒に生活するための大切なもの・簡単に片付けができる便利なもの」にすることができるのです。
NEO LOO LiFEはトイレをストレスにさせないハッピーライフを応援します!
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