ワンちゃん トイレの基本 こんなときどうする?

ワンちゃんを飼いたいけど、トイレのしつけが心配…。

うちのワンちゃん、うまくトイレをしてくれない…。
そんな悩みにお役立ち情報!
飼い主もペットもHappy!ファイントレーニングはじめましょう。
犬はもともと、あちこちでオシッコする本能があります。ですから、上手にトイレができなくてもただ叱ってはダメ。ほめながら少しずつ覚えさせるのがコツです!

トイレを少しだけはみ出しちゃう

サイズが合ってないのかも

体長の長いダックスフントやコーギーなどは、後ろ足がトイレから出てしまうことも。サイズが合っているか確認しましょう。体の2〜3倍の大きさが理想で、最低でも小型犬ならレギュラー~ワイドシーツ対応サイズ、大型犬ならスーパーワイドシーツ対応サイズのトイレトレーが必要です。

サイズは合ってるのに失敗

トイレをする時の様子を見て、後ろ足やお尻がはみ出しているならそっとトイレの中に入れてあげます。はみ出したまましちゃったらサッと片付けるだけにして、ちゃんとできたらごほうびをあげましょう。

トイレは清潔?

キレイ好きな子は、1回排泄したらもうそこでするのは嫌で、シーツを押しのけてしまう場合も。そんな時はシーツをこまめに取替えましょう。小さいサイズのシーツを何枚か敷き、汚れた所だけ取り替えると経済的です。ワンちゃんにあったペットシーツを選びましょう!

ウンチを食べちゃったら

母犬は子犬のウンチを食べる

母犬は生まれたばかりの子犬のお尻をなめて排泄を促します。その際、ウンチを食べちゃうのは自然な行為で、害はありません。

自分のウンチを食べちゃう場合は?

自分のウンチを食べても害はありませんが、やめさせるには、ウンチを見つけたらすぐ片付けること。排泄したと同時に食べ始める場合は、フードやおやつで気を引いている間に片付けます。「ウンチのあとはおやつ」を繰り返すうち、多くのワンちゃんは食べなくなります。また、おいしそうなにおいの強いドッグフードを食べるとウンチにもそのにおいが残ることが。そんな時はにおいの少ないフードに替えてみましょう。

シーツを破っちゃったら

おもちゃと勘違い

ワンちゃんはかじることが大好き。近くにあるペットシーツをかじって遊んでもしかたがないこと。それを防ぐには、安全なかじるおもちゃを与えて退屈させないようにしてあげましょう。

シーツがずれない工夫を

ペットシーツがちょっとずれていると気になってそこからかじってしまうことも。ズレ防止のテープ付きシーツを使いましょう。

いつも同じ場所で失敗しちゃう

ペットシーツと似てるから間違える

いつも玄関マットやバスマットなどにおそそうしてしまうのは、ペットシーツと感触が似ているから。トイレを覚えるまではできるだけ取り除き、正しいトイレでした時にちゃんとほめて教えていきましょう。

立ち入り禁止にする

家具の陰や部屋の隅などいつも決まった場所におそそうしてしまうなら、そこに物を置いたりして進入禁止にしましょう。臭いを残さず掃除することも忘れずに。

そこをトイレにしてしまう

もし差し支えないなら、そこをトイレにしてしまうという方法もあります。慣れないうちはトイレを2カ所にした方がワンちゃんにも便利です。上手にできたらほめてあげて、少しずつ正しいトイレに移動させましょう。

うれションしちゃったら

帰宅しても興奮させない

ワンちゃんがうれしさのあまりおもらししてしまう「うれション」。子犬が興奮した時によくみられますが、成犬になっても続く場合も。防ぐ一番の方法は興奮させないこと。帰宅した時「ただいま!おりこうにお留守番してた!?」などとついワンちゃんを抱きしめて興奮させてしまいがちですが、そこはぐっとこらえ、すぐにはかまわず、ワンちゃんが落ちついた頃にかわいがってください。

来客の時はサークルに入れておく

来客で興奮するワンちゃんも多いもの。前もってトイレサークルに入れておき、サークルの外からお客さんに声をかけてもらってオシッコを出させ、落ち着いたらサークルから出してあげましょう。犬と一緒に外へお出迎えに出て、外で興奮を抑えるという手もあります。

ウンチを床にこすりつける

お尻がかゆいのかも

トイレをした後、お尻を床やカーペットにずりずりこすりつける場合は、肛門付近が痒いからだと考えられます。ゆるゆるウンチでお尻についてしまう、お尻の拭きすぎで肛門周りが傷ついている、または寄生虫などの場合もあります。獣医師に相談し、寄生虫や皮膚炎などをチェックしてもらいましょう。

外でトイレをしない場合は

トイレコマンドを覚えよう!

ワンちゃんの気が散らない場所へ行き、いつも家で使っているトイレシーツを敷いてあげて、外でトイレをするトレーニングをしてください。何度か同じ場所でできるようになったら、しだいに違う場所にも挑戦していきます。トイレシーツに慣れさせておけば、ドライブや旅行などの時も便利です。

家でトイレをしない場合は排泄したら散歩に行く

朝夕の散歩の時間などにトイレサークルへ連れていき、トイレをするまで根気強く待ち、できたらごほうびをあげて散歩へ連れていくという方法でトレーニングしましょう。

家でトイレをしない場合は外で少しずつ家に近づけていく

朝家に近い場所でトイレシーツを広げ、コマンドを使って排泄を促します。これを繰り返し、少しずつ家に近づけていきます(トイレをしてもすぐには家に帰らず、ちゃんとお散歩してください。そうしないと「トイレをすると散歩が終わる」と思ってしまいます)。庭、ベランダ、お風呂場などでシーツを広げ、コマンドを使ってトイレができたら散歩へ出かけます。室内でペットシーツを広げ、コマンドをかけてトイレできるようになるまで繰り返します。

マーキングで困ったら?

マーキングは犬の本能

オス犬は生後5〜8カ月になると片足を上げてあちこちにオシッコをかけるマーキングを始めます。これはオシッコの臭いで自分の存在を主張する犬の本能。またメスも6カ月を過ぎて発情期を迎えると、臭いをオスにアピールするためにマーキングをする場合があります。

一番有効なのは去勢・避妊手術

マーキングの対処に一番有効なのは、去勢・避妊手術をすることです。オスの場合は1年以内に約半分の確率で改善されますし、メスも発情期のマーキングが減り頻尿や出血がなくなります。「かわいそうで手術なんてできない」と思う方もいると思いますが、無計画な交配は絶対に避けるべきですし、ほぼ一年中発情しているオスにとって、交配する予定がないのにそのままでいるストレスを思うと真剣に考えてあげる必要があります。信頼のおける獣医師に相談してください。

ペットシーツで目標物を作ってあげる

手術をしても、完全にマーキングの習慣がなくなるわけではありません。最低限、被害を防ぐ方法として、トイレコマンド(Eへ)を使ってオシッコをさせ膀胱をカラにしておくなどという方法があります。脚を上げてオシッコをすれば満足する子も多いので、ペットボトル等をペットシーツでくるんだ目標物をサークルの真ん中に置き、そこにマーキングさせるという方法もあります。ネオシーツGXはずれ防止テープ付きなので、ペットボトル等に貼りやすく、取り替えにも便利!

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