今井由江
ペット事業と観光アドバイザー業
今井さんの現在のお仕事について教えてください。
ペット事業と観光アドバイザー業をしています。ペット事業では寄七つ星ドッグランの管理運営が主な仕事ですが、ドッグイベントのサポートやペット防災の講師、ドッグヨガの教室などもやっています。
ペットホテルなどの宿泊業や飲食店の集客支援なども行っています。
ペットの仕事はどういうきっかけで始められたのですか?
世話の焼けるセッターを飼ったことがきっかけでした。大型犬でおおらかな性格、さらに悪気なくイタズラをする天真爛漫な子だったので、家は壊され、散歩やドッグランでは脱走するのが当たり前の犬でした。
この子の性格をそのままに、私の悩みが解決する方法はないか?と考えた結果、自分自身が愛犬の気持ちがわかるよう学びを深めることにしました。
カウンセラーの資格をとり、同じようにしつけに悩む飼い主さんの力になりたくて、愛犬相談をはじめました。その後も飼い主さんの問題を解決するために勉強をして、いろんな資格を取得しました。
仕事ではありませんが、一緒に暮らしている16歳の黒猫が捨て猫だったこともあり、ボランティアで保護譲渡活動などもしています。
ペットとの暮らしで気を付けている事を教えてください。
我が家のネコはベランダが好きで、窓を開けると一緒に出てしまうことがあります。一度、猫がベランダに出たことに気づかず、うっかり締め出してしまって、一晩外で過ごさせてしまいました。
翌日、隣家の裏手に隠れているところを無事に発見しましたが、これほど肝を冷やしたことはありませんでした。 車の事故や地域猫とのけんかに巻き込まれず、無事に保護できてよかったのですが、無傷で帰れる保証はありませんでした。 外は危険がいっぱいです。私のようなうっかり事故を防ぎ、外に出さないよう気をつけて頂きたいです。
犬も同様に締め忘れたドアや散歩中の脱走事故は少なくないので、十分に気をつけてほしいです。
飼い主さんに日頃から役立つ防災減災の知識を伝える活動を進めたい
今井さんの今後の展望なども是非お聞きかせください。
最近は自然災害が多く、地震や台風だけでなく大雨でも大災害になることがあります。
ペットと暮らす方がスムーズに避難ができるよう、ペット同行避難の認知を広げる活動や、飼い主さんに日頃から役立つ防災減災の知識を伝える活動を進めたいです。また、ペットと一緒に暮らそうと思った時、出会いから最期の見送りまで一生涯のいろいろなサポートが必要です。
その一つ一つのシーンで力になれるアドバイザーになりたいと思っています。観光業の知識も活かして、ペットとのおでかけや旅行に役立つアドバイスもしていきたいです。
今井さんの住まいファイル
現在、どんなおウチに住まれていますか?
2階建ての一戸建で今は猫と一緒に暮らしています。主人の仕事の関係で小動物や爬虫類などもたくさん暮らしているので、部屋ごとに温度管理を徹底しています。
毎日4台のエアコンがフル稼働です!
現在のご自宅を選んだ最大のポイントを教えて下さい
自然がとても多い場所にあって、西側には箱根や富士山も一望できます。すぐ近くに大きな川が流れ、水辺には広々した河川敷があって、季節ごとにとても心地よい風が吹きます。ワンコたちはこの川で水遊びをします。
初夏には近くの小川にホタルが飛び、迷子のホタルが家の前まで飛んでくることもあります。人もペットもとても暮らしやすい環境です。
こだわりのポイントも教えて下さい
動物専用部屋があります。最初は1部屋だけだったのですが、今は私の仕事部屋だったところも動物用の部屋に取られてしまいました。
25度以上の室温が必要な動物と、20度以下の温度管理が必要な動物など、飼育に適温の部屋を選んで動物達が暮らしています。 ワンコとニャンコは人と一緒のリビングで過ごしています。
最後に、業界のプロとして、飼育者の方々にペットと生活する上でのアドバイスをお願いします!
いま、外出自粛要請発令中ということもあり、ワンちゃんとのお散歩ついでに用事を済ませる方も多いようです。「お散歩ついでに買い物」や「お散歩ついでに銀行」などワンちゃんがいる時に用事を済ませようとすると、ワンちゃんが一人で放置された状態になることがあります。
短時間であっても誘拐や事故につながる恐れがあるので、お散歩の時はワンちゃんから目を離さず、ワンちゃんとの時間を楽しんで頂きたいです。
あとは、これから暑くなるシーズンです。夏場はペット達のためにエアコンをかけて外出しますが、万が一の停電で熱中症にならないよう、部屋の窓やドアを一部開放して部屋が閉め切りにならないよう注意しています。扇風機などは電気が復旧すると動きだすので併用することをお勧めします。
■プロフィール
今井由江
http://dogrun-yadoriki.jp/
#ネコちゃん #戸建て
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