ペット可物件選びで最も重視すべきこと
ペット保険相談サービス「MOFFME(https://moffme.com/)」を運営する株式会社Wizleap(代表取締役社長:谷川昌平)は、ペット可物件でペットを飼育したことがある人を対象に、物件選びで困ったことや重視すべきことについてアンケート調査を行いました!
<調査概要>
・調査対象:ペット可物件でペットを飼育したことがある人
・調査日:2022年12月28日-2023年1月4日
・調査人数:486人
・調査方法:インターネット調査
■アンケート回答者が飼育している動物種内訳
今回のアンケート回答者が飼育しているペットの種別は、小型犬が50%、猫が32.1%、中型犬が14.4%、小動物が8.3%、大型犬が2.1%でした。
■ペット可物件選びで困ったこと1位は「物件数が少ないこと」
家賃・管理費や、初期費用の高さという回答を抑えて「物件数が少ないこと」が1位となりました。
全賃貸物件数のうち、ペット可物件は約12%ほどしかないと言われております。
ペット可物件が少ない要因としては
- 原状回復に費用がかかり、費用負担に関してトラブルになることがある
- 住民とのトラブルになることがある
- 防音壁への変更など、リフォームが必要
上記のような理由などがあげられ、ペット可物件の需要があるにも関わらず、前向きになるオーナーさんが少ないという現状があります。
ペット可物件選びで困ったことの「その他」の回答には、
- 「猫可」物件が少ない
という回答もありました。
猫の習性である「爪とぎ」によって内装が傷付けられることに不安を感じて、猫は不可としている物件もあるようです。
「ペット可」であっても、飼育できる動物種に該当しているかを事前に確認する必要があります。
■予算内・十分な広さ・住みたいエリアの3つを重視する人が半数以上
半数以上の回答者が、
- 家賃や管理費など、予算を超えないこと
- 広さや間取りが十分であること
- 住みたいエリアであること
上記3つを重視してペット可物件を探していることがわかりました。
その他の回答には、
- 物件オーナーが動物好きで理解があること
- 周りの部屋の人にアレルギーがないこと
など、ペットと一緒に住むからこそ、周りの環境にも配慮した点を重視している回答も得られました。
■しかし、住んでから最も重視すべきと感じたことは「防音が十分であること」
実際にペット可物件に住んでみて、最も重視すべきと感じたことの第1位は「防音が十分であること」でした。
前項の「ペット可物件選びで重視したこと」では4位でしたが、実際に住んでみると、防音設備が整っていることが最も重視すべきだったと感じられるようです。
ペット可物件に住んでみて困ったことを聞いてみたところ、「近隣住民のペットの鳴き声や足音が気になること」が47%と圧倒的に1位となっており、防音が十分であることがペット可物件選びでは特に重要であることがわかりました。
また、「ペットが原因で近隣住民とトラブルに発展した」と回答した人が17.3%もいました。
ペット可物件だから迷惑をかけることはお互い様と甘えずに、お互いが気持ちよく生活ができるようリスク対策をすることでトラブルを防ぐこともできるでしょう。
■住んでいるペット可物件には満足していますか?
満足していると回答した人が84.4%いる一方で、15.6%の方は不満を感じていることがわかりました。
不満に感じている理由を教えていただいたところ、「防音が不十分」という回答が1位で51.3%を占める結果となりました。
また、近隣住民のペットに対する理解がないことに不満を感じられている方が15.8%もいました。
居住者を増やすために、途中からペット可物件へと移行することもありますが、すでに住んでいる住民の理解を得ながらペット可物件へ移行することがスムーズにいかない可能性もあります。
より一層、鳴き声や足音・衛生面などに配慮する必要がありそうです。
■ペット保険の加入率は4割
最後に、ペット保険への加入・検討状況を教えていただきました。
加入している人が40.3%、加入を検討している人が28.6%、加入も検討もしていない人が31%という結果となりました。
ペット保険未加入の場合、治療費は全額自己負担となります。犬の場合、100万円近くの治療費がかかることもあると言われており、ペット保険に加入することで治療費の一部が補償されるため、高額治療となった場合に金銭面で不安がある方は加入をすることがいいでしょう。
参照元:PR TIMES
執筆:equall編集部