動物と人が真に共生できる社会を創りたい|西平衣里

公益社団法人アニマル・ドネーション 代表 西平 衣里

キモチをカタチに。

西平さんの現在のお仕事について教えてください。

公益社団法人アニマル・ドネーションの代表をしております。

主な活動は、
1.オンラインによる寄付サイト「アニドネ」の運営事業
2.海外や日本の動物福祉事情のリサーチ事業
3.正しい知識を多くの方に知っていただくためのセミナー事業です。

なるほど。アニドネだけでなく、リサーチやセミナーも実施されているのですね。

残念ながら、日本の動物福祉は根深い問題を抱えています。流通、飼育環境、法律面、、問題は多方面に及びます。そんな負の状況から愛すべき犬猫たちを救いたい、そして正しい知識を持って日本の動物福祉を変えたい、変えるならば世界トップレベルにしたい、そんな想いで活動し10年を迎えた公益社団法人です。

なるほど、素晴らしい活動です。

「自分のため、人のためを超えて『社会のため』にできることをしたい」と集ったスタッフそれぞれのスキルを活かし、日本の動物福祉を変革させるために活動をしています。立ち上げ当初から変わらないキャッチフレーズは『キモチをカタチに。

ペットの仕事はどういうきっかけで始められたのですか?

保健所で処分になってしまう猫の存在を知ったことがきっかけです。
「動物のために何かをしたい、を解決」「大好きな動物のためになにかをしたいけれど、なにをしていいかわからない」。そんな方々のために(私自身がそうであったよう)、アニマル・ドネーション(アニドネ)は行動を後押しできる仕組み作りをしています。

なにをしていいかわからない!という方は多そうですね。

まず、現場で犬猫をレスキューしている保護団体や人間のために活動する伴侶犬(介助犬など)の育成団体、動物のための福祉活動を行っている啓発団体に、オンラインで寄付を届けられる仕組みを作りました。
それが、動物専門オンライン寄付サイト『アニドネ』です。
オンラインで寄付ができる仕組みは多くの寄付者に支えられ、現在まで24団体を支援し、金額にして約1億4,000万円(2020年2月時点)、1頭あたりのレスキュー費用は約3~5万円なので、およそ3,500頭のレスキューをサポートしてきたことになります。

3,500頭もサポートされているんですね!凄いです。。

寄付しやすいシステム構築や中間支援組織としての支援先の情報管理など、関連団体、専門家、企業と広く連携しながら活動をしています。また、動物福祉を変革していくためには、動物に対して正しい知識を持つことが何より重要だと考え、日本や海外の動物関連リサーチや動物福祉セミナーを実施しています。

動物福祉の向上

西平さんの今後の展望なども是非お聞きかせください。

寄付による後方支援を軸に動物福祉の向上をすすめます。
動物の存在がいかに人間社会に役立っているか、をもっと知ってもらうための啓発活動も進めたいと思っています。

西平さんの住まいファイル

現在、どんなおウチに住まれていますか?

ペット可のマンションです。気に入っているのは、ほとんど絨毯であること。犬の足腰に負担がなく、よく犬とかくれんぼをして遊んでいます!

現在のご自宅を選んだ最大のポイントを教えて下さい。

犬を飼育する前に人間の都合で選びましたのですが、近くに大きな公園があるので、犬の散歩にはとても便利です。犬友との出会いは公園が多いですね!
木が多い敷地なので、夏の散歩は日影が多く助かっています。

公園が近いのは、嬉しいですよね!
ご自宅のこだわりのポイントは教えて下さい。

中古物件をリノベーションする経験は3回目です。ですので、自分の好きなテイストや生活するうえで便利な導線ができていると感じており、居住は気に入っています。
なるべく古いものを大事に使う、という暮らしをしたくて。無駄も大事なことだと考えています。

リノベーション3回も経験されてるのですね!!!
ペットとの暮らしで気を付けている事も是非お聞きしたいです。

もうすぐ15歳になるトイプードルと一緒に暮らしています。湿度や温度を人間よりも敏感に感じるので、快適な環境作りに気を配っています。あとは、愛犬は耳が聞こえづらくなり、物音で察知できなくなりました。
常に飼い主の近くにいたいタイプの子なので、私の姿が見えないと探すようになりました。

なので、ハンドシグナルで「ちょっとまっててね」をしてから部屋を移動する等、犬に配慮した行動を人間側がするようにしています。

なるほど、参考になります。

15歳ですが、毎日ボール遊びやかくれんぼ遊びをしよう!と言ってきます。なので、以前にも増してコミュニケーションを密にとるようにしています。
これほどまでに人間のことを理解して、まっすぐに愛情を向けてくれる愛犬には感謝しかありません。
一緒に暮らしてくれてありがとう、といつも伝えています。

素敵なお話です。。(涙)

最後に、業界のプロとして、飼育者の方々にペットと生活する上でのアドバイスをお願いします!

ペット好きな方でも動物福祉に興味がある方はまだまだ少ないと感じています。ですので、少しでも動物福祉に興味を持ってもらえるとうれしいです。

まだ少ないんですね。私たちも動物福祉に関して、発信していきたいと思います。

動物の生態を理解して、人側が動物が快適と思える環境を作らないといけないと考えます。
小さなペットショップでの展示販売が動物に与える影響を「かわいい、欲しい!」と思う前に考えてみる、吠えるから困るではなく吠える理由を考え取り除いてあげる、犬猫の食事はなにがいいのか勉強をする等々。おそらく、人間が考える以上に喜怒哀楽があって深い感情を持つ犬猫たちです。

たしかに、まず考える事が重要ですね。

動物のメンタルに配慮した暮らしを作ってあげる努力をしたいですね。年齢を重ねる犬猫の要望は人間よりも早いスピードで変わってきます。先回りしながら整えてあげたい、と私も常に考えなら迷いながら暮らしています。
100点満点の飼い主には決してなれないのですが努力はいつもせねばと思っています。

西平さん、本日は貴重なお話ありがとうございました。

アニドネ公式サイト

■プロフィール
公益社団法人アニマル・ドネーション
代表 西平 衣里
https://www.animaldonation.org/
#動物福祉 #アニドネ #トイプードル


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