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犬猫の殺処分数は23,764頭
環境省が発表した統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」によると、2020年4月1日~2021年3月31日に殺処分された犬猫は、23,764頭でした。
様々なメディアや企業の発信によって殺処分数は、年々減少していますが、内訳をみると、「犬:4,059頭、猫:19,705頭」と猫の処分数が約5倍であり、特に猫の殺処分に課題がある事が分かります。
動物愛護と動物保護の意味を理解していますか?犬猫殺処分数の推移と動向
犬・猫の引取り及び処分の状況
<引き取り数>
犬:27,635頭
猫:44,798頭
合計:72,433頭
<返還数>
犬:9,463頭
猫:255頭
合計:9,718頭
<譲渡数>
犬:14,736頭
猫:25,130頭
合計:39,866頭
<殺処分数>
犬:4,059頭
猫:19,705頭
合計:23,764頭
全国の犬・猫の引取り数の推移
全国の犬・猫の返還・譲渡数の推移
全国の犬・猫の殺処分数の推移
平成16~令和2年度の犬・猫の引取り及び処分の状況
参照元:環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」
保護活動・殺処分が学べる本
保護活動・殺処分が学べる本をご紹介します。
犬を殺すのは誰か ペット流通の闇
犬の大量殺処分の実態と、背後に潜むペット流通の闇を徹底取材。「命の衝動買い」のツケを告発した本書は、動物愛護法改正のうねりをつくった。文庫化に際し、法改正を巡るペット業界と政府の攻防を大幅加筆。命を大切にする愛犬家の必読書。
老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法
減少傾向にあるといわれる犬の殺処分。しかし、現実はいまも1万弱もの犬が毎年殺処分されている。中でも「老犬」を捨てる人は増加傾向にあるという。そんな実態と命を救う術、命の尊さを伝える写真ルポルタージュ。
ペットの声が聞こえたら ―保護犬・保護猫奮闘編—
真言宗の女性僧侶で心理カウンセラーでもある妙玄さんは、ペットの言葉が聞こえたり、ペットの気持ちがわかることがある。そんな不思議な力を持っている妙玄さんによる笑えて泣ける感動ボランティア体験を完全漫画化!!
まとめ
殺処分の推移を見ると、10年前と比較して約10分の1と減少傾向であり、殺処分に対する国民の意識が変化していることも殺処分の減少に繋がっているのではないでしょうか。
equallLIFEのアドバイザーでもある今村真也が動画で保護犬の解説をしておりますので、是非ご覧ください。
執筆:equall編集部