ラフ・コリーの特徴や性格・基礎知識を学ぼう!飼い方・歴史・飼育費用・ケア方法を解説

ラフ・コリーとは

日本では「名犬ラッシー」のモデルとなった犬として有名なラフ・コリー。悠々と歩く姿や風になびく被毛の美しさ、知性漂う雰囲気はまさに憧れの的です。世界中で愛されるラフ・コリーの魅力に注目してみましょう。

ラフ・コリー の特徴

ラフ・コリー は人間の7歳児程度の知能を持つといわれ、優れた状況判断能力と温厚な性格から古くから牧羊犬として活躍しています。

性格は

  • 落ち着きがある
  • シャイ
  • 警戒心が強い
  • 攻撃性は無い

知能の高さゆえに無暗にはしゃぎまわったり、無駄吠えをすることは少なく、他犬と無用に攻撃することもありません。ただ家族以外には一定の警戒心を抱き、愛想のない素振りを見せることがほとんどです。

大人との暮らしに向いたタイプでスポーツやアジリティよりも散策やのんびりと過ごすアウトドアなどに向いています。

運動量は

大型犬故に十分な時間を割き、運動不足は禁物です。ただドッグランで他犬と無邪気に走りまわるタイプではないので、お気に入りの過ごし方を見つけそれぞれの性格にあった方法で運動習慣を続けましょう。

しつけは

非常に知能も身体能力も高く、従順で習得が早いものの、相手の状況を見極め手を抜いたり、自我を通しすぎることもあります。大型犬ゆえの力の強さもあるので子犬のうちから専門家の指導の下で安全に暮らすための訓練を受けましょう。

サイズ・毛色・体重など

JKCの定めるラフ・コリーのサイズ基準は

肩の高さで牡:61cm 牝:56cmを理想とする

と定められています。体重の基準はありませんが、標準的な体重は25~35㎏です。足が長く面長で毛量があることから実際の体格よりもより大柄な印象を周囲に与えます。

毛色は

  • セーブル
  • トライ
  • ブルーマール

の3色が認めれています。個体数ではセーブルが最も多く、日本でもセーブルが一番人気の毛色です。

ラフ・コリーはその外見からシェットランド・シープドッグと同種と誤解を受けることがありますが、両犬種は全くの別種として認定を受けています。

ラフ・コリーの歴史

ラフ・コリー同様に高い知能を持ち、人間と共に暮らし牧羊を担う犬種はスコットランドには6000年以上も前から存在したといわれています。それぞれの犬種がその特性をさらに際立たせるために異種交配がされたり、中には自然淘汰され絶滅した犬種も数多くいたと記録されています。

当時数いた牧羊犬の多くは黒い毛色を持ち、当初のコリーもトライカラーが主流でごくわずかブルーマールが存在したといわれています。コリーはスコットランドの山岳丘陵地帯であるハイランド地方で牧羊犬とした活躍していたところ、 1860年ビクトリア女王がスコットランドを訪問した際に目に留まり、連れ帰ったことがきっかけで純血種登録を受け、世界的な人気犬種となりました。

現在一番人気の毛色であるセーブルが認定を受けたのは、1872年のことです。

ラフ・コリーの飼育頭数

JKCの統計によるラフ・コリーの飼育頭数は

年度飼育頭数ランキング
2021 181 49位
202012957位
20199066位
20189266位
20179367位

日本でのラフ・コリーの人気は1980年代がピークでその後は下降線をたどり、現在はほぼ一定の頭数の範囲内で増減を繰り返しています。大型犬だからこその魅力はあるものの、住宅環境や運動時間の確保、お手入れの手間を考えると気軽に家族に迎えることができないという声が多くあります。

ラフ・コリーの年間飼育費用

実際にラフ・コリーと暮らす場合、どの程度の費用がかかるのでしょうか?

一か月(単位:円)一年 (単位: 円)
ドッグフード5,00060,000
トイレ用品1,00012,000
トリミング15,000180,000
ペットホテル30,000
ペット用品2,00024,000
医療費30,000
合計23,000359,000

※平均飼育費用であり、与えているフードやホテル・トリミングの利用頻度により個人差があります

※医療費(混合ワクチン、フィラリア予防、ノミダニ予防費用で算出)

※算出方法は、コチラをご覧ください。

ラフ・コリー との暮らしで一番の課題はお手入れです。自宅シャンプーも十分可能ですが、2層構造の被毛は抜け毛が多く被毛の根元まで自宅で完全に乾かすのは想像以上の労力です。健康管理や社会化トレーニングの意味も兼ねて定期的にトリミングショップの利用をオススメします。

高齢になると足腰関節の不調が目立ち始め、通院の機会も増えてゆきます。医療費の工面は計画的に考え準備を進めておきましょう。

ラフ・コリーのケア

ラフ・コリーとの暮らしで習慣化すべきお手入れは

【毎日】

〇歯磨き、デンタルケア

歯ブラシ、飲み水に混ぜるタイプ、歯に塗るジェルタイプなど様々な製品があります。愛犬の性格や口内の状況、使い勝手の良さで選びましょう。

健康な状態の歯は白く、艶があります。歯の根元や表面が茶色や緑に変色している場合は、早急に動物病院を受診しましょう。

【2、3日に一度】

〇ブラッシング

毛量が多く抜け毛やもつれ、毛玉が溜まりがちです。皮膚被毛の通気性を常に良好に保つためにピンブラシを使い被毛の根元からしっかりとブラッシングをしましょう。

定期的にトリミングショップを利用し、取り残した抜け毛やもつれを取り除くことも欠かせません。

〇耳掃除

臭いや汚れは外耳炎のサインです。症状がある場合は早めに動物病院の受診を。

【月に一度】

〇爪切り

〇肛門腺しぼり

〇シャンプー

シャンプーは月に1度が目安です。シャンプー後は全身の水分をしっかりと取り除いてあげましょう。想像以上に毛量が多いので乾かし残しの無いよう十分に注意しましょう。

ラフ・コリーのまとめ

名犬と呼ぶにふさわしい知性と落ち着き、貫禄を漂わせるラフ・コリーに憧れている方も多いのではないでしょうか。ドッグショーには美しさに磨きをかけたラフ・コリーが多く登場するのでぜひ足を運び本物のラフ・コリーに出会ってみてください。

執筆 :ライター 大谷

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