事務所に所属するとどうなるの?
今回の記事は、「ペットタレント事務所に所属するとどうなるの?」についてです。
所属してみたい、ペットタレントやモデル活動をしてみたい、という方は多いと思いますが、その後実際どうなるのか、あまり情報がないので書いてみようと思います。
ペットモデル・ペットタレントの場合、数種類あります。
タイプ1
小さいころから事務所の中で育てられ、厳しいトレーニングを経てタレントとなるペット達
タイプ2
飼い主さんがしっかりトレーニングを行い、オーディションを経てタレントとなるペット達
タイプ3
比較的オーディションは簡単めで、登録料を支払いながら所属して、案件を待つタイプ
よく人間の子役の事務所に似ている、と言われることがあります。(1は違いますが)
タイプ1の事務所の場合は、映画やテレビドラマなど、長時間であったり特殊な演技が必要な依頼が来やすいです。
有名どころだと、ふてニャンちゃんや、白戸家のお父さんなどイメージしやすいかもしれません。
ペットの名前ではなく、役名で活動するパターンが多いです。
タイプ2の場合は、狭き門が用意されています。
オーディションから厳しく、ペットのしつけだけでなく、飼い主さんの立ち居振る舞いも審査されます。
テレビCMやモデルなど、単発でのお仕事依頼が1に比べて多いです。
タイプ3の場合は、所属登録をするのは、基本ができていれば可能です。
しかし、登録人数が多いということは、ライバルが多いのでお仕事をもらうまで長い期間がかかります。
お仕事の依頼方法は?
お仕事の依頼はどうやってしているかというと、
・依頼内容に最適なペットに直接依頼する
・撮影日に都合のつくペット&飼い主の中からクライアント(依頼主)が選ぶ
の2種類です。後者の場合は、所属ペット全員に、メールやLINEなどで一斉にご案内が来たりします。
クライアント主催で、オーディションが開催されることもあります。
ペットモデルの依頼内容については様々で、
小型犬!というざっくりした依頼の場合もあれば、
フワフワの白い毛で、少し柄の入った優雅な感じのラグドール、といった具体的なこともあります。
なので、どんな子がモデルのお仕事来やすいか、と聞かれたら「なんとも言えない!」という答えになります。
ここはいわゆる人間の芸能人さんと違う所かもしれませんね。
もしかしてペットモデルは稼げるの?というポイントについては、
案件によって報酬はかなり差があるので期待はしないでください(笑)
「掲載物支給~〇万円」の範囲で、クライアントの予算感次第になります。
我々ジムショとしては、ペットに良いご褒美を買ってあげる!くらいの期待感でお願いできれば幸いです。
所属形態については、専属契約と委託契約があります。
専属契約の場合は、事務所によって専属限定の優遇措置があったりします。特別な案件の案内や、報酬に差があったりします。
他にはメリットは、事務所がなんでも代理してくれるので、交渉やトラブルなど自分でしなくて済みます。デメリットとしては、他の事務所のお仕事を受けるときは事務所を通さなくてはいけないことです。
委託契約は、フリーモデルさんのようなイメージで、どこの事務所の仕事も自分で受けて、自分でさばきます。
会社との交渉が慣れている方や、ゆるくたまに活動したい、といった方は向いているかと思います。
さて、当事務所アニキャスはどんなタイプかというと、タイプ2とタイプ3の間に位置します!
・登録料はなく無料です。
・ただし、お仕事をしてから所属となります。
つまり所属して頂いている方は皆さん何かしら実績のあるペット達なのです。
お仕事は、スタジオへ行っての撮影の場合もあれば、ご自宅でご自身で撮影して頂いたものを提出するタイプのものもあります。
なので、オーディションはタイプ2の事務所より厳しくありませんが、実績ができてから所属となっています。
所属してもお仕事なかったらさみしいから…!
ということで、撮影モデル系のお仕事の所感でした。
次回、ペットインフルエンサーについても書きたいと思います。
執筆:anicas 編集部