スマートウォッチでペットとの暮らしを快適に
皆さまは、スマートウォッチをお使いでしょうか?
Apple Watchを筆頭に様々なブランドのスマートウォッチが販売されています。
今回は、スマートウォッチを活用したペットとの暮らしについてご紹介します。
スマートウォッチとは
スマートウォッチは、一般的に、小型のタッチスクリーンとCPUを搭載した、多機能な腕時計の形をしたウェアラブルデバイスのことです。
近年では、スポーツや健康の管理にも使用されますが、現在のスマートウォッチの原型と言われているのが、1984年にセイコーグループから発売されたといわれています。
そして、スマートウォッチを一般層に広げたきっかけを作ったのが、2014年9月にアップルから発売されたApple Watchです。
Apple Watchの発売前にも、各社がスマートウォッチを発売していましたが、米国から世界へと昨今のスマートウォッチブームを築いたといえるでしょう。
スマートウォッチの機能
スマートウォッチは、腕時計やリストバンドの形をしており、現在では、スピーカー、通話用マイク、通知用バイブレータ、充電池などが搭載されています。
機種によって、心拍センサーや加速度センサー、温度センサー、気圧センサーもあり、決済や電車にも乗れるようになりました。
基本的な動作は、スマートフォンと連動させて、対応アプリをインストールした上で使用します。現在のスマートウォッチは、時間を見るだけではなく、アラーム、ワールドクロック、時報、ストップウォッチ、メモ機能、Bluetoothで対応デバイスと連携して電話やメール、音楽も聞くことも可能です。
スマートウォッチがあれば、お買い物も電話もメールもできる社会へとなってきており、利便性や機能も日々向上しています。
スマートウォッチの種類
スマートウォッチは、世界中のメーカーが発売しており、種類やサイズ、価格も多岐にわたります。
但し、主な機能は、スマートフォンと連動して行う必要があるため、スマートフォン市場のシェアを握る企業がスマートウォッチ市場でもリードしています。
特に、iPhoneを提供するAppleやAndroidを提供しているGoogle、スマートフォン市場でTOP3に入るSAMSUNG、Xiaomiの製品が注目を浴びています。
MM総研はが2022年9月に発表したデータによると、スマートウォッチの国内市場のうち62%がApple Watchであり、それに続くのがGoogle傘下のFitbitでした。健康に特化したスポーツタイプのスマートウォッチは、スマートバンドなどとも呼ばれています。
Apple Watch(アップルウォッチ)
スマートウォッチの王道ともいわれるのがApple Watchです。iPhoneユーザーであればApple Watch1択であり、シェアは62%を誇ります。
機能や使い勝手、デザイン性のどれをとっても申し分がなく、流石Appleといったところでしょうか。
Google Pixel Watch(グーグルピクセルウォッチ)
傘下のFitbitが主力のスマートウォッチでしたが、2022年にGoogle Pixel Watchを発表しました。
Googleの技術とデザインを集約した本製品は、販売開始後からすぐに品切れとなったことで、人気と期待度の高い製品といえるでしょう。
Xiaomi(シャオミ)
中国発のIT企業であり、日本の認知度は低いですが、実はスマートフォンのシェア世界3位の企業です。Xiaomiの特徴は、圧倒的なコストパフォーマンスで、スマートウォッチも10,000円以下で購入でき、スマートフォンとスマートウォッチをセットで購入しても50,000円以下で手に入るのは、Xiaomiくらいではないでしょうか。Miウォッチ、Redmi Watch、Xiaomi Watchなどその価格帯からサブのアイテムとしても人気を博しています。
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SAMSUNG Galaxy Watch(サムスンギャラクシーウォッチ)
韓国の家電メーカーであるSAMSUNGが提供するGALAXYシリーズ。
スマートフォンの利用者も多いことからスマートウォッチも人気になるのかと思っていましたが、Googleがスマートウォッチを発売したことで、かなり厳しい状況になったと言わざるを得ません。
おすすめの組み合わせ
現時点でのおすすめの組み合わせは、3パターンです。iPhone利用者は、Apple Watch1択ですが、アンドロイド携帯を利用されている方は、性能と価格で分かれるようになると思います。
iPhone利用者
Apple Watch
Android利用者
性能重視 → Google Pixel Watch
価格重視 → Xiaomi Watch
ペットと暮らす方のスマートウォッチ活用
ここからは、ワンちゃんとネコちゃん飼育者の方が今すぐ活用できるおすすめの活用方法をご紹介します。
文字盤の画像をペットの写真に
Apple WatchやGoogle Pixel Watchでは、文字盤の背景画像を変更することができます。
愛犬や愛猫の画像を設定して、いつでもペットの顔を見ることができます。
※仕事に集中できなくなる可能性がございますので、ご注意ください
セキュリティシステムやカメラと連携
自宅にスマートウォッチと連携できる見守りカメラを設置することで、人影などを検知した場合に通知が届くように設定ができます。
例えば、ペット用のカメラFurbo(ファーボ)のアプリは、iOSやAndroidの他にApple Watchにも対応しています。
ペットに何かあればすぐに確認することが出来ます。
写真撮影
スマートウォッチの機能として、遠隔でスマートフォンのシャッターを押す機能があります。スマートフォンを設置すれば、離れた位置からでもペットの写真を撮影することができます。
お散歩時間を測る
スマートウォッチのタイマー、ストップウォッチ機能を使うことで、愛犬と何分お散歩したか計測することができます。
時間が短すぎてペットがストレス発散できていなかったり、時間が長すぎてペットの負担になっていたりなど確認することができます。
※ペットの適性な散歩時間は、犬種や年齢によっても変わります。
夕方や夜のお散歩に使えるライト
夕方や夜にお散歩すると周りが暗くなってしまい、街灯がない場所だと危険ですよね。そんな時に足元を照らしてくれるのがライト機能で、iPhoneやスマートフォンに標準で付いている機能ですが、スマートウォッチでも使えます。
ライト機能を使えば、夜のお散歩の安全性を高めることができます。
手ぶらでお散歩に
決済機能がついたスマートウォッチを活用すると、お財布やスマートフォンを持ち歩く必要がなく、完全に手ブラでお散歩へお出かけすることがてきます。
途中で飲み物を買いたい時などは、スマートウォッチで買い物をすることができます。ワンちゃんを飼っている方は、お散歩コースがある程度決まっていると思います。SUICAやPASMO、QUICPayなどの決済ができる場所を調べた上で、お散歩に行くようにしましょう。
メインのスマートフォンと連携しておけば、急ぎの電話やメッセージもチェックできます。電話がかかってきて、慌ててスマートフォンを手に取り、リードを離してしまうリスクもなくなります。
迷子札にもなる
Apple製品を使っている方だとAirTag(エアタグ)をお持ちの方もいるかと思います。AirTagとApple Watchを連携指せればペットの現在地も分かります。
もし犬が脱走してしまい、居場所が分からなくなった場合は、AirTagの機能を使ってワンちゃんの現在地が分かるので、万が一の備えとして使用してみてください。
AirTag(エアタグ)についてはこちら
運動量を計測して飼い主も健康に
ペットと楽しい時間を過ごすためには、飼い主も健康でなくてはいけません。
最近のスマートウォッチは、健康管理に特化しており、どのくらい運動しているかを把握することができます。
ペットの健康も大切ですが、飼い主さんの健康も管理するようにしましょう。
最後に
今回はスマートウォッチを活用したペットとの暮らしについてご紹介させて頂きました。
アイデア次第で色々な使い方があり、ペットとの暮らしを豊かにしてくれます。
もし他にも良いアイデアがあればSNSやメールなどで是非ご連絡ください。
スマートフォンが主流となった現在、スマートウォッチやイヤホン、IoT家電など、様々な製品が販売されております。
これらの家電を活用することで快適なペットライフに繋がり、ペットとの暮らしがより楽しくなりますので、参考にしていただければ幸いです。
執筆:equall編集部