【2月22日は猫の日】猫と暮らす家のお悩みランキング

猫と暮らす家のお悩みランキング

持ち家に住んでいる猫飼いさんは57%が「満足している」と回答。猫と暮らす家のお悩みのほか、猫を飼っている家のタイプ、住み替えする場合の希望住宅種別を調査。

「大人を自由にする住まい」をコンセプトに、不動産仲介から設計・施工までワンストップ・リノベーションを展開する株式会社groove agent (本社:東京都港区北青山、代表取締役:鰭沼悟、以下ゼロリノベ)は、2月22日の「猫の日」にちなんで、東京都在住の猫を飼っている20〜40代の男女1000人を対象に、猫と暮らす家に関してアンケート調査を実施いたしました。

調査目的
不動産仲介からリノベーション施工までをワンストップで手がける当社において、現在猫と暮らしている方のお悩みを調査し、これから猫との新しい暮らしを始める方の不安やお悩みを払拭できるよう、自社ならびに業界の提案力を向上させることを目的に、調査を実施いたしました。

アンケート概要
調査方法 :インターネットによるアンケート調査
調査期間 :2023年2月8日
調査対象 :東京都在住の猫を飼っている20〜40代の男女1000人

調査サマリ
■猫と暮らす家のお悩みランキング、第1位は「猫飼育可能な物件が少ない」。
■猫を飼っている人の家のタイプは「賃貸」が「持ち家」を若干上回る。
「猫と暮らす家」として満足しているのは「持ち家」が57%で最多。
■猫と暮らすために購入・住み替えしたいのは「新築戸建て」が最多。
中古リノベーションの理由では「猫との生活も大事にしたい一方で元々住んでいた人の思いを受け継ぎたいから。」という、ペットにも前居住者にも優しい声が。

調査結果
■猫と暮らす家のお悩みランキング、第1位は「猫飼育可能な物件が少ない」。
猫と暮らす家のお悩みを聞いたところ、以下の結果になりました(3つまで)。

・猫飼育可能な物件が少ない…247票
・毛が抜けて敷物や洋服につく…200票
・家具や壁で爪をとぐ…161票
・トイレの臭いが気になる…157票
・猫が運動できる広さがない…114票
・アレルギーがあり悩まされている…114票
・鳴き声や高いところから飛び降りる足音で、隣接住戸の住人に気を遣う…77票
・不在時も冷暖房が必要…76票
・不在時の様子が気になる…72票
・家の出入りの際、猫が脱走しないか心配…58票
・吐き戻しで床の掃除が大変…52票
・カーテンに登ってボロボロになる…39票
・高いところから物を落とす…32票
・猫グッズが場所をとる…21票
・猫が部屋を行き来するためドアを閉められない…15票
・観葉植物をかじる…9票

■猫を飼っている人の家のタイプは「賃貸」が「持ち家」を若干上回る。
「猫と暮らす家」として満足しているのは「持ち家」が57%で最多。

現在猫を飼っている家のタイプを聞いたところ、以下の結果になりました。

・賃貸…51%
・持ち家…49%

また「猫と暮らす」という観点で、現在の家に満足しているか・不満があるかを聞いたところ以下の結果になりました。

・満足している…44%(うち賃貸43%・持ち家57%)
・不満があるが諦めている…42%(うち賃貸53%・持ち家47%)
・不満があり住み替えを検討している…14%(うち賃貸69%・持ち家31%)

それぞれの理由は以下の通り(一部抜粋)
※()内は現在住んでいる家のタイプ

<満足している>
・ペット可の物件にしては家賃が安い。(賃貸)
・大家さんが猫好きで理解がある。(賃貸)
・猫と共存するために工夫して建てた。(持ち家)
・人間も猫も十分に暮らせる空間がある。(持ち家)

<不満があるが諦めている>
・物件がなかなか見つからない。(賃貸)
・引越ししたいが家賃や引越し費用などを考えると金銭的に難しい。(賃貸)
・物件の立地は気に入っているが、近所に気を遣わなければならない。(持ち家)
・分譲だから猫を飼えると思っていたら、条件付きで犬猫は不可だった(持ち家)

<不満があり住み替えを検討している>
・狭いためキャットタワーや足場などを十分に設置してあげられない。(賃貸)
・部屋が狭く窮屈そう。(賃貸)
・管理組合などの規定に縛られない一戸建てに住み変えたい。(持ち家)
・猫と人間の棲み分けをしたい。(持ち家)

■猫と暮らすために購入・住み替えしたいのは「新築戸建て」が最多。
中古リノベーションの理由では「猫との生活も大事にしたい一方で元々住んでいた人の思いを受け継ぎたいから。」という、ペットにも前居住者にも優しい声が。

猫と暮らすために購入・住み替えするならどのタイプの家に住みたいかを聞いたところ、以下の結果になりました。

・新築戸建て…32%
・中古戸建て…14%
・新築マンション…20%
・中古マンション…19%
・中古住宅を購入してリフォームやリノベーション…15%

それぞれの理由は以下の通り(一部抜粋)

物件数が少なくて犬猫との引越しは大変!ペット可マンション・アパート・戸建の探し方や注意点を物件数データと共に解説

<新築戸建て>
・せっかくなら新築に住みたいし、戸建てなら何も気にしなくて良いから。
・注文住宅にすれば自分たちにも猫にも住みやすい家が設計できるかもしれないから。
・綺麗な環境で周りを気にせずのびのび育ってほしいから。

<中古戸建て>
・ペットを飼うなら戸建てがいいと思うが、新築は高そうなので。
・どうせ猫にボロボロにされるのなら中古で十分だから。
・金銭的な面から中古。戸建ての方が猫の自由度が高そうだから。

<新築マンション>
・新築物件なら猫向けの工夫も多いと思う。
・新築のほうが資産価値が高いと思うから。
・新しく機能が充実したマンションが良い。

<中古マンション>
・多少傷があったほうが神経質にならないから。
・猫が爪とぎや粗相をするかもしれないので中古で十分。
・他にも飼育している人がいそう。気を使わずに済みそうだから。

<中古住宅を購入してリフォームやリノベーション>
・猫との生活も大事にしたい一方で元々住んでいた人の思いを受け継ぎたいから。
・新築より手軽に、猫との生活に合うようにできるから。
・賃貸では猫のためにリフォームすることが難しいから。
お悩みを解消し、猫との暮らしを快適にするアイデア
不動産仲介からリノベーション設計・施工をオールワンストップで手がけるゼロリノベの事例の中から、今回あがったお悩みを解消するアイデアをご紹介します。

<猫飼育可能な物件が少ない>
物件探しでは、たくさんの条件をつける方が多くいらっしゃいます。
東京都内は特にペット飼育可能物件が少なく競争率が高いため、条件にこだわりすぎるとすぐに他の方に先を越されてしまいます。

特に多くの方が気にする「築年数」は、優先度を下げると見つかりやすくなります。
築10年以上の中古物件は、条件によっては買い手や借り手が見つけづらいケースがあるため、ペット飼育を「許可」にする物件も多くあります。

築古を敬遠する方は多くいますが、判断する上で重要なのは、実はデータ上の築年数ではなく管理状態です。

築古はこれまでの管理の履歴や、今後の管理の予定などが予想できる物件を選ぶ必要があるので、築古を賃貸・購入する場合は必ず仲介業者に確認してもらい見極めましょう。

<毛が抜けて敷物や洋服につく>
換毛期に限らず、ペットの抜け毛は通年気になるもの。
こまめな掃除は欠かせませんが、毎日掃除の時間を捻出するのは難しいという方もいるのではないでしょうか。
掃除を避けることが難しくとも、リノベーションの仕方で掃除の手間を減らしたり、洋服につきづらくすることはできます。

家の中に段差を作らない「フルフラットの床」ならロボット掃除機が使いやすくなり、毎日の掃除機がけの時間をカットできます。

また人気の床材「無垢フローリング」は足触りが良いのはもちろん暖かく感じられるのでラグやカーペットを敷かずに過ごされる方も多く、掃除の手間を減らすことができます。

洋服は、賃貸物件では居室に備えつけられたクローゼットに収納することがほとんどですが、リノベーションでウォークインクローゼット(WIC)をつくり、猫が出入りできないようにすれば、洋服に毛がつきづらくなります。

<家具や壁で爪をとぐ>
猫が壁で爪をといで壁やクロスがボロボロという方も多いのではないでしょうか。
リノベーションで人気のコンクリート剥き出しにすれば、猫が爪をとげなくなります。
剥き出しが好みではない方は猫が爪をとげる場所を用意してあげると良いでしょう。

近年DIYが趣味という方も多く、ホームセンターなどで木材や麻紐など簡単に手に入ります。
支柱に麻紐を巻けば猫の爪とぎになり、また塗装材を工夫すれば既存のインテリアに合わせた爪とぎ兼キャットタワーを作ることができます。

<トイレの臭いが気になる>
猫用トイレの臭いや見た目が気になるという方は、洗面室に猫のトイレスペースを設けることをおすすめします。
床材をタイルにすることで水拭きでの掃除ができ、トイレの砂やシートの交換も気兼ねなくできます。

洗面室にもお客さんを通すため見た目も気になるという場合は、カーテンで隠したり洗面台の下にトイレを隠せるスペースを設けると良いでしょう。

写真の事例は、洗面台の右下に猫用トイレを置くスペースを造りました。
猫用トイレはキャスターつきの引き出しの中に収納され、猫は引き出しの側面に空けた穴から出入りが可能。
これなら臭いも見た目も気になりません。

本当は教えたくないワンちゃんと東京で暮らす方におすすめのエリア情報

<猫が運動できる広さがない>

猫を飼っている多くの方が希望する「造りつけのキャットウォークやステップ」。
天井から吊るしたり壁に造りつけるのが一般的ですが、インテリアの邪魔をしたくないという方には、窓を木枠で囲ったキャットウォークがおすすめです。

また、「現在猫を飼っていないが、将来的に飼いたい」と思っている方は、壁に可動棚をつけておくと良いでしょう。

猫を迎えるまでは棚として使用し、猫を迎えた後は棚板の高さを調整してキャットウォークとすることができます。

<アレルギーがあり悩まされている>
リノベーション時にコンセントをたくさんつけておくと空気清浄機を置くのに重宝します。
WICをつくる場合は、WIC内にもコンセントをつけておくと空気清浄機を入れることができ、衣類を清潔に保つことができます。

<鳴き声や高いところから飛び降りる足音で、隣接住戸の住人に気を遣う>
よく鳴いたり上下運動が好きな猫を飼っている場合は、壁や床下に防音材を仕込むと良いでしょう。

<不在時も冷暖房が必要>
リノベーション時、断熱をしっかりと施すことで、飼い主が外出中に冷暖房を使わなくても室温を保ちやすくなります。

<不在時の様子が気になる>
ペットカメラなら小型で場所をとらず、賃貸物件や十分な広さがない家でも取り入れることができます。

スマートフォンからペットを見守ることができ、製品により飼い主の声が出るものや、遠隔でおやつを与えることができるので、寂しがり屋のペットがいても安心です。

<家の出入りの際、猫が脱走しないか心配>

玄関にペット用ゲートをつけましょう。
大型犬用などは高さがあるので、跳躍力のある猫にも安心です。

<吐き戻しで床の掃除が大変>

リノベーションをする方から特に人気なのは無垢フローリングですが、近年全面をタイル張りにする方も増加しました。

無垢フローリングは水分を含んだものを長時間放置してしまうとシミになってしまいますが、タイルであればサッと水拭きをするだけで掃除が完了します。

<カーテンに登ってボロボロになる>

カーテンに登ってしまうアクティブな猫を飼っている場合は、ブラインドやロールスクリーンをおすすめします。

布製のカーテンは臭いが蓄積されたり汚れが気になりますが、ブラインドはハンディモップなどでホコリをサッと拭くだけで済みます。

またロールスクリーンはカーテンのようにヒラヒラとなびかないので、猫の興味がそそられづらいです。

<猫グッズが場所をとる>

アウトドアグッズやスーツケース、ベビーカーなどの収納に便利な広い土間玄関は、ペットグッズを置くのにも重宝します。
トイレも土間に置けば、掃除もお手軽です。

<猫が部屋を行き来するためドアを閉められない>

壁に猫用の通路や、ペット用ドアを仕込んでおくと自由に出入りができます。

<観葉植物をかじる>
おうち時間の増加により「家の中でも緑を見て癒されたい」と、観葉植物を取り入れる方が増加しましたが、中には猫にとって危険な植物もあります。

大きな鉢物は置けなくても、ダクトレールや天井・梁につけたライティングレールに植物を吊るして楽しむことができます。

総括
家族の一員である大切なペットと暮らす家は、人だけでなくペットにも快適に過ごしてもらいたいもの。

当社のお客様にも「飼っているペットと快適に暮らしたい」、「これからペットを迎えるための家づくりをしたい」など様々なご相談をいただきます。

今回の調査結果を踏まえ、丁寧なヒアリングはもちろん、猫にも人にも優しい住まいの提案の提案ができるよう仲介担当者・設計担当者の提案力の向上を図り、当社は今後も住宅事業で「大人を自由に」してまいります。

参考元:ゼロリノべ>>

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執筆:equall編集部

 

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