犬の飼育数は「狂犬病予防法」に基づき、飼い主が登録を義務付けられています。今回は、北海道札幌市の飼育数についてご紹介いたします。
札幌市の登録数
札幌市の犬の登録は、83,311頭です。人口1万人あたり約427頭の犬が飼われています。人口あたりの登録数が多い区は、清田区で人口1万人あたり544頭です。
1位 清田区
2位 手稲区
3位 南区
4位 北区
5位 東区
6位 西区
7位 白石区
8位 中央区
9位 豊平区
10位 厚別区
参照元:札幌市動物愛護管理センター(あいまる さっぽろ)公式X
犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務
犬の飼い主には、以下の3点が法律により義務付けられています。
(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
Q&A
Q.飼い犬の登録は済んでいますか?
A.飼い犬を登録する目的は、犬の所有者を明確にすることです。これにより、どこに犬が飼育されているかを把握することができ、狂犬病が発生した場合にその地域において迅速かつ的確に対応することができます。
生後91日以上で登録手続きがまだ済んでいない犬の飼い主の方は、お住まいの市区町村窓口へお問い合わせの上、登録手続きをしていただく必要があります。登録は1頭の犬につき、基本的に生涯1回ですが、引っ越しした場合等には移転先の市区町村窓口への届出が必要です。
Q.毎年狂犬病予防注射を受けさせていますか?
A.狂犬病は、感染後、発症すると治療することができません。しかしながら、狂犬病は予防注射することで感染は防げなくても発症を予防することができます。このことから、飼い犬にしっかりと予防注射を受けさせることで犬を狂犬病から守ることはもちろん、飼い主自身や家族、近所の住人や他の動物への感染を防止できます。
このことから生後91日以上の犬には早く予防注射を受けさせ、その後は1年に1回(予防注射接種時期は4~6月)の予防注射で免疫を補強させましょう。狂犬病予防注射はお住まいの市区町村が行う集合注射、または動物病院で接種することができます。
Q.飼い犬に犬の鑑札と注射済票は付けていますか?
A.犬の登録や狂犬病予防注射の手続きはお住まいの市区町村で行っています。手続きをすると、犬の登録をした際には「鑑札」、狂犬病予防注射の接種を受けた際には「注射済票」が交付されます。この鑑札と注射済票は、登録された犬もしくは狂犬病予防注射を受けた犬であることを証明するための標識ですので、飼い犬に着けておかなければなりません。鑑札には登録番号が記載されています。もしも飼い犬が迷子になっても、装着されている鑑札から確実に飼い主の元に戻すことができます。
全国のペットの飼育数は、こちらの記事をご覧ください。
執筆:equall編集部
公式LINE