生まれ変わった渋谷区
若者の街、遊びの街というイメージの強い渋谷区が生まれ変わりました。渋谷駅周辺の再開発や大規模な商業施設の開業で、これまでのイメージを一新。これからは大人の街、住みやすい街へと変わります。都内各所へのアクセスがスムーズで、ペットに欠かせないサービスも充実しています。
今回は、渋谷区のペットライフにぜひ役立ていただきたい情報をご紹介させていただきます。
東京都渋谷区の人気・観光スポット
都会で一番広い空が見える森林公園「代々木公園」
自然豊かな代々木公園は、森林公園と、陸上競技場や野外ステージなどを備えた地区とに分かれています。
朝は犬の散歩はもちろんジョギングやスポーツを楽しむ方々で盛況です。
春や秋にはペット関連の盛大なイベントも定期開催されています。
公園周辺には犬連れOKなカフェや飲食店も多く、様々な犬種が集う人気エリアです。
代々木公園内には都内最大規模の公営ドッグランがあります。
【ドッグラン】
- 場所:中央広場の北側、フラワーランド横
- 広さ:約3620平方メートル
- 区分:犬の体重10kg以上の「中・大型犬用エリア」、12kgまでの「小・中型犬用エリア」、5kgまでの「超小型犬専用エリア」
- 利用方法:事前登録手続きが必要
手続きは「代々木公園サービスセンター」へ
【基本情報】
- アクセス:渋谷区代々木神園町、神南二丁目
- JR「原宿」下車 徒歩3分
- 東京メトロ千代田線「代々木公園」(C02)下車 徒歩3分
- 東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」(C03、F15)下車 徒歩3分
- 小田急線「代々木八幡」下車 徒歩6分
- 駐車場:あり 有料(普通車 1時間まで600円 以後30分毎に300円 入庫後12時間
- 最大料金 2400円(*最大料金は繰り返し適用されます。)
- 入園料:無料(一部有料施設あり)
渋谷駅徒歩2分「桜丘町の桜並木」
賑やかな街並みの印象が強い渋谷駅ですが、西口から徒歩数分の場所に見事な桜並木があります。桜丘町の桜並木は毎年、桜まつりも開催され、都会の中にある癒しエリアです。
仕事の合間、移動の合間にふと見上げる桜は別格です。
日常の買い物が便利な「初台・幡ヶ谷・笹塚エリア」
渋谷駅の喧騒から離れ、古い街並みも残るエリアが初台・幡ヶ谷・笹塚です。
駅前にある商店街、スーパーは日常の買い物に重宝します。
渋谷、新宿の繁華街、飲食店からタクシー利用もできる距離です。
渋谷区に住みたい、家賃を抑えたいというファミリー世帯や子育て世帯、共働き世帯に人気です。
東京都渋谷区の交通について
渋谷区を代表する渋谷駅には10路線が運行しています。
- JR山手線
- JR埼京線
- JR湘南新宿ライン(高崎~小田原)
- JR湘南新宿ライン(宇都宮~逗子)
- 東京メトロ銀座線
- 東京メトロ半蔵門線
- 東京メトロ副都心線
- 京王井の頭線
- 東急東横線
- 東急田園都市線
都内の移動はもちろんのこと、神奈川、埼玉、群馬、栃木まで乗り換えせずに移動できます。
アクセスの良さは都内トップクラスでしょう。
通勤、通学に不便を感じることもありません。
ただラッシュ時の混雑はこの便利さならではです。
また渋谷駅前、渋谷区内は、バス路線も豊富で、数分間隔で運行する路線もあります。日々の移動に不便を感じることはありません。
駅のペット乗車について
カフェやレジャーはもちろん、通院やトリミングショップ、ペットホテルの利用時など愛犬と一緒に公共交通機関を利用することも都内では多々あります。
公共交通機関の利用時は、それぞれのルール、マナーを守り、スマートに移動しましょう。
【愛犬を電車に乗せる場合】
- キャリーバックは長さ70センチ以内、長さ、幅および高さの合計が90センチ程度
- 動物を合わせた重さが10キロ以内
- ペットの全身がキャリーケース内に収納されていること
- 改札口にて手回り品きっぷを購入すること
上記が電車を利用する際のルールです。
手回り品きっぷは改札口で購入できます。(自動券売機では扱いがありません)
キャリーバックは。
- ドッグスリングは、全身が入っていてもNG
- ペットカート(ペットバギー)は、有料手回り品として持ち込みできるサイズの上限を超えるためNG
ペットの顔や体の一部を出してはいけないというルール以外にもこのようなルールがあることを知っておきましょう。
キャリーバックを購入する際は、この点も併せて選びましょう。
また車内にはペットが苦手な方、アレルギーがある方もいるので、決してペットをキャリーバックから出してはいけません。
【愛犬をバスに乗せる場合】
都営バスでは、ペットの同乗について下記のルールが設けられています。
- 動物の持ち込みは原則としてNG
- ただし、盲導犬、介助犬及び愛玩用小動物(ペット)を除く
- 持ち込み可能なペットは
- 他のお客様に不快感を与えないこと
- 手や足、顔がすべて隠れる容器に入っていること
- 容器のサイズは縦・横・高さの合計が100cm以内・重さ10kg以内のもの
※ペットカートについては、大きさが手回り品のサイズ規定を超えるのでNG
※ペット用スリングはふた付きのものでもNG
都内を走行するバスは大変混雑するので、乗車する際は必ずルールを守りましょう。
混み合う時間帯を避け、移動するとスムーズです。
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東京都渋谷区の物件賃料は?
ここまで東京都渋谷区の魅力を紹介してきましたが、実際に渋谷区に賃貸を借りて住む場合の家賃相場も気になると思いますので調査してみました。
まず、2020年3月時点での東京都渋谷区の賃貸相場が下記になります。
- 1R=13.51万円
- 1K=12.06万円
- 1DK=15.61万円
- 1LDK=24.63万円
- 2K=15.85万円
- 2DK=15.85万円
- 2LDK=34.81万
※参考:住宅情報サイト「ライフルホームズ」
まとめ
これまでの渋谷のイメージを一新し、ペットと暮らす街、家族で暮らす街として渋谷を検討してみませんか?生まれ変わった渋谷へぜひ足を運んでみましょう。
渋谷区へのお引越し・お住まいの方へ
渋谷区では、
【畜犬登録】
- 新たに犬を家族に迎えたとき
- 犬が死亡してしまったとき
- 犬が他人を噛んでしまったとき
- 飼い主が転居したとき
- 飼い主が代わったとき
- 海外から犬を連れ帰ったとき
上記の場合は、区役所の担当部署へ届け出が必要です。
犬を飼い始めたときは、犬の登録手続きが必要です。登録は、犬の一生に1回です。登録手数科は3,000円です。
【狂犬病予防注射】
生後91日以上の犬は、毎年1回(4月から6月)、狂犬病予防注射を受けなければなりません。7月以降に犬が生後91日に達したときや、注射を受けたかどうか不明な犬を飼い始めたときも、その時点で速やかに注射を受けてください。
予防注射は
- 動物病院で受ける
- 区と獣医師会が毎年4月に共催する「狂犬病予防週間(定期予防注射)」の集団接種会場で摂取をする
のいずれかの方法で摂取をしましょう。
動物病院で摂取した場合は、区の窓口に狂犬病予防注射済証明書を提示し、狂犬病予防注射済票の交付を受けます。交付手数料は550円です。
狂犬病予防注射の摂取は、法律で定められた飼い主の義務です。毎年欠かさずに摂取をしましょう。
【助成金】
渋谷区では、現在、飼い主の居ない猫の避妊去勢手術にかかる費用の一部を助成する制度を設けています。
犬の去勢、避妊に関する助成制度はありません。
【里親募集制度】
渋谷区では定期的に犬猫の里親募集事業を行っています。新たに犬猫を家族に迎えたいという方はぜひお問い合わせを。
【迷子の犬を保護したときは】
もし迷子の犬を見つけた、保護した、愛犬が迷子になってしまったという時は、下記までご連絡を。
動物愛護相談センター
- 所在地 〒156-0056 世田谷区八幡山二丁目9番11号
- 電話番号 03-3302-3507
執筆:ライター 大谷