実はサマーカットは良くない!? トリマーがサマーカットを解説

こんにちは。
 
8月に入り、いよいよ本格的な暑さになってきましたね。
くれぐれも日中のお散歩は避けて下さいね。
 
毎年、灼熱のアスファルトによってわんちゃんの肉球が火傷してしまい、皮がめくれて病院へ駆け込む、というような例が多発しております。これは日本だけではなく、私がいた海外も同じでした。
 
日中お散歩行く時は是非地面に手を当ててみて、熱すぎないか確認してから歩かせてあげると上記の様な事態は防げるかと思います。
 
 
では、早速本題に入りたいと思います。
 
毎年夏が来ると、暑いので愛犬をサマーカットにしているという方、少なくないと思います。
 
確かに人間は洋服の着脱によって体温調節が可能なのに比べてわんちゃんは元々全身に被毛が生えそろっている為、夏場は見るからに暑そうですよね。
 
だからと言ってサマーカットにすると、逆に地肌に直接紫外線が行き渡ってしまうため、サマーカットにすると実は被毛がある時よりも更に暑さを感じ易くなってしまうのです。
 
そして更に地肌に直接紫外線が当たることにより、皮膚病を引き起こしやすくなるデメリットもあります。
 
人間で例えると帽子を被っている状態からサマーカットにすることによって、坊主頭にされているのと同じような状況です。
(ではサマーカットにして、Tシャツの様な薄手の洋服を着せたらいいのか?と言う質問はなんとも回答しづらいですが、過去にお客様でこの様な質問をしてきた方がいらっしゃいました。。苦笑)
 
なのでこの時期の一番ベストな注文は、”夏なので暑さ対策にいつもより短めで。でも、地肌が直ぐには見えないくらいの長さで。”が、ベストだと思います。
 
 
また、わんちゃん個々に寄って、毛の密集度も違ってくるので、何ミリがベストかはわんちゃんそれぞれ変わってきます。
その辺も踏まえて最初のカウンセリング時にしっかりトリマーさんとお話しすることをおすすめします。
 
今回の記事では、飼い主さんが良かれと思って行うサマーカット、実は犬にとっては更に暑さを感じさせてしまう!?ということ、サマーカットのデメリットをしっかりお伝え出来ていれば幸いです。
 
それでは、次回は”サマーカットをしたら毛が生えなくなってしまった?!?” といった内容の記事を書いていこうと思っています。
特にポメラニアや、ボーダーコリーの飼い主さん、必見の内容だと思います。
 
お楽しみに♪

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執筆:トリマー石原

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