老犬のトイレ

大切なのは気づいてあげること!

ワンちゃんは7歳前後でシニア世代の仲間入りとなります。
7歳を過ぎたからといってある日突然老犬になるわけではありませんがゆっくりと老いは始まります。

大切な愛犬が少しでも元気に長生きしてくれるために快適なトイレタリーや健康チェック、気を配ってあげてください。
ワンちゃんも年を取ると、人間と同じように足腰が弱くなったりボケが始まったりします。
でも、「もう年だからしょうがない」と決めつけないで。

老化チェック

●犬の年齢、人間だと何歳?

犬は1歳で人間でいうと18〜20歳になり、その後は1年で4歳年を取ると言われています。老化は犬種によっても違いますが、大型犬の方が小型犬より寿命が短い、日本犬の方が外来犬より早くボケやすいなどの傾向があると言われています。

●老化の発見

毎日のおしっこやウンチをチェックして、変化があったら注意しましょう。ワンちゃんは「残尿感がある」「ウンチが出ないよ」「お尻が痛い」など言葉で訴えることができません。排泄が数日できなかった場合、病気へのリスクが高まります。飼い主は常にワンちゃんの排泄の様子を気にかけてあげてね。

●室内でトイレの習慣を

年を取ると寒い日・暑い日の散歩が体力的に辛くなったり、足腰が衰えて散歩ができなくなったりします。そうなる前に室内でのトイレを習慣づけておきましょう。外で飼っている場合も、少しずつ部屋の中に慣れさせておくと安心です。

トイレサポート

●お漏らししても叱らないで

老犬になると膀胱の筋肉がゆるくなり、おしっこを溜めておくことができなくなります。また腎機能や脳機能の低下から、お漏らししてしまう場合も。そんな時も決して叱ったりせず、やさしく見守りサポートしていきましょう。お漏らしする場合はペット用の紙おむつを利用して。

また、なるべく近くにトイレを移動してあげましょう。どうしてもお漏らししてしまうなら、タイミングを見てトイレへ連れて行ってあげれば失敗は減ります。くれぐれも勝手な水分制限は厳禁です。

●あると便利なグッズ

いつでも清潔を保つためにあると便利なのが、ペット用ティッシュ・ウエットティッシュ。食事のあとのお口まわり、トイレのあとのお尻、目・耳など体のお手入れ、はみ出しオシッコの拭き掃除、床やキャリーバックの汚れ・臭い取りなどにサッと使えます。

●トイレの時の支え方

オス犬を立たせておしっこさせる場合は、飼い主は後ろに立ち、中腰になって太ももや腰を支えます。メス犬の場合は、足の付け根に近い窪んだあたりを支え、座る形で体を安定させます。

●寝たきりになったらペットシーツを敷いて

寝たきりになってしまったら、マットに防水シーツを置き、上にタオルとペットシーツを敷くと清潔を保ちワンちゃんの体の負担も軽くなります。ずれ防止テープ付きのネオシーツGXが便利です。

●寝たきりのトイレ時のペットシーツの使い方

オシッコが溜まって膀胱が硬く張ってきたら、そこを押して刺激してあげます。その際、ペットシーツはお尻の下に敷いてオシッコがすぐに吸収できるようにします。
※メスの場合/陰部全体をペットシーツで覆います。
※オスの場合/性器の先をペットシーツで包みます。瞬間吸収のネオシーツDXがとっても便利です。

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