番組の主役は仕事を愛するすべての人!その挑戦から働くこだわりが見えてくる・・・。『BACKSTAGE』はMCの武井壮とともに、ひたむきに働く人の“強い仕事愛”を浮き彫りにしていきます!
現在、日本で飼われている犬と猫の数およそ1857万5千匹(一般社団法人ペットフード協会調べ)。近年は動物医療の発達によって寿命が延びたことで「高齢化」が進み、人間と同じようにがんや内臓疾患など重篤な病気が増えてきました。
今回は、全国に1万2000か所以上ある動物病院(農林水産省統計より)の中で、数えるほどしかいない“往診専門”の獣医に密着!往診専門になって5年の櫻井崇史さんが現在診ている動物は800匹。病院を持たず、自宅から車で多い日には8軒訪問し、急患がいれば夜中でも駆けつけて動物たちを救う姿を追いました。
この日、獣医の櫻井さんが往診するのは心臓病と腎不全を患う猫のポピー。ポピーは21歳、人間でいうと100歳を超えています。体重測定からエコー検査、飼い主さんへの問診など診察にかける時間は40分。「飼い主さんが納得した上で治療と向き合ってほしい」という思いから、充分な時間をとって診察しています。
次に往診に向かったのは2日前に震えが起きた14歳のシェパードのコユキ。元警察犬という超エリート犬のコユキは人間でいうと70代後半。徹底的に検査をし、膵炎の痛みを震えで訴えていたことがわかりました。診察終了と思いきや、飼い主さんからコユキの爪がのびていることを相談され、「やりましょうか」と爪を切るシーンも・・・。
また、以前は埼玉の動物病院に勤務していた櫻井さん。往診専門の獣医になったきっかけは一匹の大型犬との出会いでした。その大型犬から切に感じた「往診」の現状とは・・・
番組後半では、急に立てなくなった大型犬のジェイを診察。8月に肝臓がんが発覚したジェイは人間でいうと70歳間近。飼い主さんから事態が急変したとの連絡をもらい、昼夜問わず3日間連続でジェイのもとへと向かいます・・・。
さらに、往診専門の獣医を増やす活動にも積極的に取り組み、別の日には調剤や血液検査など一人で何役もこなす櫻井さん。治療だけでなく、飼い主さんの気持ちに寄り添うことも大切にしながら、動物たちの命を守り続けます。
【放送日】2020年11月15日(日)
【時間】よる11:30
【MC】武井壮
【ゲスト】松島花
【テーマ】たった一人で800匹の命を守る!“往診専門”獣医師に密着
【番組HP】https://hicbc.com/tv/backstage/?ref=pr
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執筆:equall編集部