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二子玉川でペットと暮らそう!
二子玉川(通称・ニコタマ)と言えば、東京西部でも一・ニを争う有名なエリア。
東急田園都市線(東京メトロ半蔵門線乗り入れ)を使えば渋谷まで11分、大手町や永田町といった都心部へも一本でアクセスできる交通至便な地域ですが、好まれる理由は都心へのアクセス面だけとは限りません。
古くは文化人が好んで住んだ地域であり、現在も芸能人やセレブが多数住まう「ハイソサエティな土地」としてよく知られています。
ただ「ハイソすぎる」と若い世代から敬遠され、2000年初頭には「暮らす街」の人気ランキングTOP10圏外となってしまったこともあるのだとか。
しかし近年では「街の生まれ変わり」が起き、再度「暮らしたい街」として幅広い世代から注目される街となっているようです。
40代以上のファミリー層・シニア層だけでなく、20代~30代の一人暮らしやカップル暮らしをする人からも「二子玉川のペット可物件を探したい!」という声が増えている様子。
二子玉川のペット可マンションで暮らす楽しさは、一体どんなところにあるのでしょう?
今回は二子玉川駅周辺を歩きながら、二子玉川でペットライフを楽しみたい方、二子玉川でペット可のお部屋探しをされている方に役立つ情報を探っていきます。
ワンちゃんのトレーニングやしつけ教室も。『AndyCafe』
まずは駅周辺から西側に向かって歩いてみます。
駅前には「玉川高島屋」が大きくそびえており、その中には「CHANEL」や「FENDI」といった一流ブランドがズラリ。
デパートの中を歩く奥様達も、上品なファッションに身を包んだ方が多いです。
「これが噂のニコタママダム!」と街と人の美しさに目を奪われつつ「やっぱり、ニコタマってハイソなのでは」と、やや気後れしましたが…
西に向かっていくと、街の雰囲気は大きく変わっていきました。
駅の裏手に一歩入れば、そこには庶民的な「二子玉川商店街」が長く続いています。
生鮮食品店に薬局、書店・飲食店等、どこか昭和レトロ感を感じさせる個人商店がたくさん。
物価もかなり低めであり、暮らしやすさが感じられました。
近隣に駒沢大学・東京都市大学等のキャンパスがあるせいか、一人暮らしの人向けの1R・1LDKアパート・マンションも多め。
築年数が長めのマンションでは「ペット可」の看板もチラホラ見られました。
「二子玉川で一人暮らししながらペットライフ!」という人は、西側エリアを中心に探すと良さそうですよ。
さて、そんな駅周辺のエリアで見つけたのが、ドッグカフェ『AndyCafe』。
ドッグメニュー有りのカフェだけでなく、トリミングサービス・ペットホテル等、ペットに関する幅広いサービスが用意されています。
店内には広々としたドッグ・テラスもあり、スタッフさん達が見守る中でワンちゃん達が自由に遊ぶこともできるのだとか。
また『わんちゃんのようちえん』として、専門スタッフによる社会化トレーニングやしつけ教室等も行われているのだそうです。
「初めて犬を飼うけど、うまくしつけられるか不安…」
「散歩中、他のワンちゃんとケンカしたらどうしよう…」
初めてのペットライフにこんな不安や悩みを持つ人でも、経験豊富な専門施設が近くにあれば心強いですね。
- AndyCafe二子玉川店
- 東京都世田谷区玉川3-11-7T’sSQUARE 5F
- 営業時間:カフェ12:00~20:00(土日11:00~)サロン11:00~20:00(土日10:00~)火曜定休
- TEL:03-6447-9530
ペット向け上質ショップが目白押し!『玉川高島屋ガーデンアイランド』
今度は駅の東側を巡ってみます。
駅東側は2011年までに大型の再開発が行われ、「二子玉川ライズショッピングセンター」「ドッグウッドプラザ」「テラスマーケット」等の様々なショッピングモールが誕生しています。
開発地区にはシネマコンプレックスや大型書店、インテリアショップ等もあり、週末には一日中遊ぶこともできそうです。
また『ライズ』内を歩いて気づいたのは、意外と「普段使い」のできるお店が多い点。
「UNIQLO」「STARBUCKS COFFEE」といった日常的なお店も目立ち、カジュアルなスタイルの若いカップルもお買い物を楽しんでいました。
また地下には「東急ストア」等の大規模な食品フロアもあるので、日々の買い物も便利に済ませられそうです。
そんな「新しい街」で大型犬とお散歩している若いご夫婦にお話を訊いたところ、「ワンコ関連は、やっぱり高島屋のガーデンアイランドが強いですよ!」とのこと。
「ん?高島屋は…本館だけしか見なかった!」ということで、今度は駅北側の『ガーデンアイランド館』へと向かいます。
この棟は百貨店とは異なり、インテリアやガーデニング、そしてペットライフを楽しむための人のお店がズラリ。
『JOKER DOG&CAT AVENUE』、『DOG DEPT. GARDEN CAFE』等、センスの良いペットグッズを扱ったお店が目白押しとなっています。
特に『DOG DEPT. GARDEN CAFE』は、ショップと併設したカフェがあるのが嬉しいポイント。
広々としたテラス席では、愛犬家さん達に連れられたたくさんのワンちゃんがドッグ用フードメニューを楽しんでいました。
二子玉川中のペット好きさんが集まるのではないか?と思うほどの充実したフロア。
こんな専門フロアが身近にあったら、毎週通ってしまいそうです。
- 玉川高島屋S.C ガーデンアイランド
- 東京都世田谷区瀬田2-32-14玉川高島屋S.C内
- 営業時間:10:00~20:00(不定休)
- TEL:03-3709-2222
多摩川の長めを楽しみつつ、ほっこりメニューを。『CHICHICAFE』
ガーデンアイランドを出たので、更に北側のエリアも散策してみましょう。
玉川通りを北上し用賀方面へと向かうエリアは、多摩川から徐々に登ってきた「丘の上」となる地域。
かつては著名人・財界人の別宅もあったと言うほどの静かなお屋敷街であり、広々とした庭付き一戸建てが並んでいます。
しかし現在では一戸建てからマンションへの建て替えも進んでいるようで、低層・中層のデザイナーズマンションも多々見られました。
坂道を使い南側に窓を広く取った建築が多く、低層マンションでも眺望はなかなか良さそう。
防音性を重視した建物が目立つのは、やはりペット可物件が多いせいかもしれませんね。
「二子玉川のペット可物件で多頭飼いしたい」「二子玉川らしい静かな生活がしたい」という人は、この地域の物件を探してみては?
さて、ぐるっと住宅街を周回して坂道を下ると、そこには広々とした多摩川河川敷が広がっていました。
広々とした空、大型犬と一緒に散歩を楽しむ人々…
ここが東京であることを忘れてしまいそうな穏やかな景色です。
愛犬家さん達にお話を伺ってみると、この多摩川河川敷は二子玉川のお散歩定番スポットとのこと。
また「近所に素敵なカフェがあるのも魅力」とのことなので、そちらのカフェにも足を向けてみましょう。
オススメされたカフェの名前は『CHICHICAFE』。
川沿いにある静かなカフェで、テラスからはゆったりと川の眺めを楽しむことができます。
テラス席では中型犬・大型犬・猫もOKとのことで、多くのペット好きさん達がお散歩途中の休息をされていました。
メニューを見ると、オシャレな和フードやスイーツが並んでいます。
さんざん迷った末に、フレンチトースト(チョコ&バナナ)をいただきました。
素材から厳選しているというスイーツは、きちんと甘さがありつつ、どこか体に優しいほっこりとした味。「このお店、人に教えたくないかも」と書くのを迷ってしまう、ランチにもディナーにも便利そうな「隠れ家カフェ」でした。
- CHICHICAFE
- 東京都世田谷区玉川1-2-8
- 営業時間:11:00~22:00(不定休)
- TEL:03-6411-7958
おわりに
「お金持ちのミセスのための街」「ブランドバッグを持っていかないとダメなのでは…」と、少々肩に力を入れて挑んだ今回の街巡り。
しかし実際に街を歩いてみると、そこには品良く穏やかでありながらも、グッとカジュアルに若返った「ニコタマ」が広がっていました。
駅の再開発の影響は非常に大きかったようで、少し歩いただけでも20代カップル・30代ファミリーの数が増えているのが実感できます。
また駅周辺以外でもカジュアルさのある新しいカフェやレストランがそこそこにできており、「オシャレでありつつ、気軽な暮らし」ができる街となっているようです。
そして街を巡りながら驚くのは、愛犬と共に街歩きをしている人が多いこと!
トリミングサロン等のペット関連店舗の他、ペットと一緒に入れるお店も数多く、「ペットライフを楽しむ人のための街」という印象が強く残りました。
「地元での生活を楽しもう」「日々の暮らしを大切にしよう」と考える人が多いからこそ、ペットを重視したスタイルのショップが好まれるのでしょうね。
「セレブ過ぎて無理かも」と思っていた人も、一度は二子玉川でお部屋探しをしてみてはいかがでしょうか?
・参考サイト:ペット賃貸カンパニー
equall LIFEでは犬、猫が快適に暮らせる物件やお役立ち情報を紹介していますので、参考にしてみてください。
<執筆>
ペット賃貸カンパニー
https://pethome.jp/