ペットとの暮らしをもっと楽しむために
手がかからない猫ちゃんだけど、一緒に外出や旅行はできるの?
お留守番させる時に気をつけなきゃいけないことは?
外出時・旅行中のトイレについてもちゃんとチェックしておきましょう。
一人にするのがかわいそう、だから一緒に連れていきたい。
そんなやさしい気持ちも、猫ちゃんにしたら大きなお世話ということも。 どれくらいの期間ならお留守番させられるのか、それ以上の時はどうするか 普段から考えて対策を立てておきましょう。
留守番させる場合
●猫は旅行より留守番の方が好き
猫は安心できる自分のなわばりで生活する動物なので、見知らぬ場所へ行くのを好みません。ですから家族で旅行する時も1〜2日なら連れていくよりお留守番させる方を考えましょう。生後6カ月を過ぎていればほとんど問題ありません。ペットホテルや動物病院も猫にとっては負担です。お留守番をさせる時はトイレの数を増やし、水やフードも十分用意して。夏の場合は熱中症にならないよう、温度設定にも気をつけてください。3日以上留守をする場合は、家族や友人などに1日1回様子を確認してもらいましょう。
<留守中の注意>
■水…お留守番する日数分は用意しましょう。舐めると水が出てくるタイプやタンク内で浄化されるタイプの給水器などもあります。
■フード…お留守番する日数分を用意。ドライタイプならある程度長時間放置してもだいじょうぶ。タイマーで自動的にフードが出てくる食器もあります。
■トイレ…清潔でないと他の場所でしてしまう場合もあるので、いつものトイレのほかにもう1個用意しましょう。
■室温…室温は24〜25度に保つのがベスト。夏はクーラー、冬はペット用カーペットを用意。
●動物病院へ預ける場合は
動物病院へ預ける方法もあります。当日から食事やトイレができる猫ちゃんの場合は問題ありませんが、中には丸一日食事もトイレもしない猫ちゃんもいます。長期間預ける場合などは、事前に試しに預けて様子を見ることをおすすめします。
一緒に外出する場合
●普段からキャリーバッグに慣れさせる
猫ちゃんは慣れた場所なら安心していられるのですから、普段からキャリーバッグに慣れさせておくと外出時には便利です。長時間連れて歩く場合は、ペットシーツを敷き、念のために取替え用のシーツも持参しましょう。一旦バッグから外に出すとそこは見知らぬ世界であるため、不安に駆られて逃げてしまうことがあるので気をつけてください。
●乗り物に乗せる場合
優れた三半規管を持っている猫は、乗り物酔いをしやすい動物でもあります。乗り物に乗せる2時間前から食事は控えましょう。自動車に乗せる場合は、急カーブ、急発進はNG。なるべく揺れないような配慮が必要です。2時間ごとに15分ほどの休憩を入れてください。公共交通機関を利用する場合は、各交通機関に条件などを確認してください。
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