誰かが誰かを支える世界を構築していく|ポケットペット株式会社 中田 隆三

名前:中田 隆三
ポケットペット株式会社 代表取締役

Q.中田さんの現在のお仕事について教えてください。

2つございます。
1つ目は、ペットクリニック様と患者様(ペット)・ご家族とを結ぶ医療プラットフォームの提供、2つ目は、ペットクリニック様がより充実した環境でお仕事ができるよう、クリニックにおける業務を効率化する、業界課題でもある人手不足を解消する支援ツール(システム)をペットクリニック様に提供しております。

Q.ペットに関するサービスを始めたきっかけを教えてください。

ファイナンスやコンサルティングといった事業にばかり携わっていた私が、なぜペットの事業にと最近よく聞かれるご質問です。私自身は「家族であるペットをテーマに事業を立ち上げた」という感覚はありません。世の中に家族のことを考える事業者とサービスはいくらでもあります。

実はこの視点が大切で「ペットを含め、自らの家族との時間をどのように豊かにしていくのか」それを前提に「家族がすべての家族と共に在ることを当たり前にしていく」これが捉えるべきサービスイシューであると考えています。
そこかしこにあるペットといることの障害やペイン、これを乗り越えることは、子供や家族と共に過ごす時間を増やすことに繋がると信じ、このポケットペットを運営していく所存です。

Q.現在展開しているサービスについて教えて下さい。

ペットクリニックの予約システムはユーザー(患者様ご家族)の方はもちろん、ペットクリニックさまもご好評頂いております。 ペットクリニック様にとって使い勝手以上に、登録した方が次にWEBで予約をしてもらえるか、が非常に重要です。

システムは入れたけれど入れっぱなしで効果検証する時間がない、といったペインを抱えていらっしゃるペットクリニックは多数存在していました。 そのペインを解消し、電話対応が100とした場合、WEBからの予約を7‐80に切り替えていく我々のソリューションがあり、それを「クリニックサクセス(CS(通常のCustomer Successと同義))」と名付け、CSを徹底しております。
CSを行うことで、登録者が増え、予約が増え、電話対応が減り、受付業務の効率化に着実に繋がった、そういったペットクリニック様が我々の顧客です。

Q.中田さんの今後の展望についてお聞かせください。

ペットが家族であることは、そろそろ日本でも当たり前の文化として根付いてきているかと思います。これからの展望は、家族として、ペットも子どもも、暮らしという大きな枠組みの中で、社会が育てていく、という観点で過ごしていくことです。
具体的には、ペットと共にオフィスで暮らす、子どもとともにオフィスで暮らす、ご飯を食べる、誰かが誰かを支える。企業成長に必要な成長ドライバーに、役職員問わず、全員ができる当たり前のことを、シェアしていく、そんな世界を構築していくことにチャレンジしていきたいと思います。

Q.最後にペットを飼われている方へのメッセージをお願いします。

本当に一人ひとりの個性があるのが特徴だと思います。
例えば一般的には、猫は人に懐きにくい動物と思われがちですが、うちの子(こむぎ)は、犬よりも忠実で、人に寄り添うのが得意な子です。呼べば分かりますし「おいで」で傍に来て、一緒に寝たり、乗っかってきたりと、子供同様に反応してくれます。こういった点は、個体差が非常にあると思いますので、それぞれの子の特徴にしっかりと向き合って、人間の子育て同様、どれだけ愛情を注いであげられるか、家族として接することができるか、ここにつきると考えています。

公式サイト

■プロフィール
名前:中田隆三
勤務先: ポケットペット株式会社 代表取締役
飼育しているペット : サイベリアン

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