ペット用品販売店、グルーミングサロン、ペットホテル、動物病院などのブランド「ペテモ」(運営会社:イオンペット株式会社)では、10年以上愛犬を飼っている方111人にアンケート調査を実施しました。
アンケート結果の詳細についてはこちらから:
https://www.aeonpet.com/topics/trip_corona_dog.html
コロナ禍で、長い間、旅行に関して自粛を余儀なくされてきましたが、2022年10月、全国旅行支援がスタートし、同時期に水際対策も緩和されました。今後は、以前よりも旅行機運が盛り上がっていくのではないでしょうか。
そうした背景のなかで、「ペテモ」では、10年以上愛犬を飼われている方々に、アンケート調査を実施しました。
アンケート回答者:愛犬をキャンプに連れて行いったことがある方111人(全国)
アンケート回答期間:2022/11/7~11/8
アンケート機関:イオンペット株式会社
アンケート方法:インターネット調査
まずは、コロナ前の愛犬との旅行頻度について聞いてみました。
■コロナ前の愛犬との旅行頻度
設問:あなたはコロナ前に愛犬とどれぐらいの頻度で旅行に行っていましたか?(日帰り旅行/キャンプ等含む)
コロナ前に愛犬と旅行に行っていた方は約半数で、、そのなかでも一番多かったのは「年2~3回程度」で、次いで「年1回程度」「年6回以上」の順になりました。
国内での愛犬との旅行は、多くの場合移動手段が車となることやペット可の宿泊施設がそれほど多くないことなどから、「旅行はほぼ行かない/連れて行かない」が半数を占めていると考えられます。
■コロナ禍での愛犬との旅行頻度
設問:前問で「旅行はほぼ行かない/連れて行かない」と答えた以外の方にお聞きします。コロナ前と比べて、コロナ禍で愛犬との旅行頻度はどうなりましたか?(日帰り旅行/キャンプ等含む)
約6割の方が以前と比べてコロナ禍で旅行に行く頻度が少なくなっています。そのなかでもコロナ前は旅行に行っていたが「コロナ禍になってからほぼ旅行は行っていないという方」は15.1%でした。
反対に「コロナ前と旅行頻度は変わっていない」「コロナ前よりも旅行頻度が増えた」という方は約4割で、思ったよりも多い結果となりました。
今回の調査では、日帰り旅行/キャンプ等も含んだ設問となっているためこうした結果になったと考えられます。
次は、今後の愛犬との旅行の予定について聞いてみました。
■今後の愛犬との旅行の予定
設問:2022年10月現在、国内旅行や海外の入国制限などが緩和されてきていますが、愛犬と一緒の旅行の予定はありますか?
「ない」が48.1%と一番多く、次いで「考え中」が21.7%、「ある」が19.8%という結果になりました。
全国旅行支援が始まり、水際対策が緩和されても、コロナ自体が収束したわけではないため、今後も自粛ムードが続くのではないでしょうか。
次は、旅行の予定がある方の旅行先を見てみましょう。
■愛犬との旅行の予定がある方の旅行先
設問:前問で「ある」と答えた方にお聞きします。旅行の行き先を教えてください。
「国内の宿泊旅行」が一番多く90.5%、「国内の日帰り旅行」が52.4%、「海外旅行」が28.6%という結果になりました。
愛犬との海外旅行は、やはりハードルが高いのか少ない結果となりましたが、日帰りではなく、国内の宿泊旅行の人気が高いようです。
次は、愛犬との旅行の課題を聞いてみました。
■愛犬との旅行の課題
設問:前の質問で「旅行はほぼ行かない/連れて行かない」と答えた以外の方にお聞きします。コロナに関係なく愛犬との旅行で気になることや課題と考えていることをすべてお答えください。
最も多かったのが「ペット可の宿泊先が少ない」で64.2%、次いで「移動先のトイレ」が41.5%、「旅行先での行動制限」が39.6%という結果になりました。
全体的に、「移動時のトイレ」「排泄物の処理」「移動時の車酔い」など、愛犬の行動に関する課題はあるものの、「ペット可の宿泊先が少ない」が圧倒的に多いという結果をみると、コロナとは関係なくペット同伴可の宿泊施設がまだまだ不足していることがわかります。
最後に、宿泊先の選定で重視することを聞いてみました。
■宿泊先を選ぶ際に重視すること
設問:もし、これから愛犬と宿泊旅行をするとしたら、宿泊先を選ぶうえでどんなところを重視しますか?
「客室内で愛犬を自由にさせてあげられる」が58.9%で一番多く、次いで「食事も一緒に楽しめる」が47.7%、「ドックランなど愛犬が楽しめる場所がある」が43.9%という結果になりました。
自宅と同様に愛犬と一緒の部屋で楽しみたい方が最も多いようです。
■まとめ
今回は、コロナ禍での愛犬との旅行に関して聞いてみました。
コロナ禍で、今後の旅行の予定がなかったり、考え中の方が相当数いましたが、そんな中で、以前と変わらずに旅行に出かける方も一定数いることが印象的でした。
また、ペット同伴可のホテルは増えてきているものの、まだまだ不足していることもわかりました。
コロナが収束して、どこでもペットと気軽に旅行に行ける時代が早く来ることを願っています。
参照元:PR TIMES
執筆:equall編集部