名前:岩橋 洸太
株式会社バイオフィリアCEO
Q.岩橋さんの現在のお仕事について教えてください。
株式会社バイオフィリアの代表を務めております。
当社では手作りドッグフード「ココグルメ」手作りキャットフード「ミャオグルメ」を提供しております。
ドライフード、ウェットフードとは全く違う人間の食品と同等の品質の第3の選択肢「手作りごはん」を冷凍で新鮮な状態のままお届けしております。
Q.ペットに関するお仕事はどのようなきっかけで始められたのですか?
元々は犬猫の殺処分や虐待をビジネスで解決するために起業・共同創業しました。
ただし、その分野ではビジネス的にはうまくいかなかった面がありました。
そんな中で愛犬2頭が病気で虹の橋を渡り、飼い主と動物の1対1の愛情の大切さを改めて知りました。
飼い主さんの我が子への愛情を体現するプロダクトがあって、その先に、最期を迎える時、「この子には健康な一生を全うさせてあげられた」と飼い主さんが思うことができれば、ペットロスを軽減できると思います。
その考えを元に、食から健康と喜びが実現できる手づくりごはん「ココグルメ」が生まれ、その後に「ミャオグルメ」が生まれました。
今はこの手作りごはんで動物の健康と幸せ、飼い主の健康と幸せを叶えていくことをミッションとして、事業拡大を続けています。
Q.展開しているサービスについてお教え下さい。
健康な一生を全うするためには、食事は非常に重要ですし、実際食事にこだわる飼い主さんは多くいらっしゃいます。しかし、そういった飼い主さんの意向にお応えできるフードは実はあまり多くないと考えています。そこでココグルメ、ミャオグルメでは、
・人間が食べる食材のみを利用
・食材の栄養素と風味をそのまま生かした低温加熱調理
・人間の食品と同じ方法・同じ品質の工場で製造調理
・新鮮で安全な冷凍のままお届け
といった様に私たちが食べるものと全く同じ品質を理念とし、おいしさと安心安全さに
こだわっています。
また、当社では自社直販のECサイトを中心に販売しており、製造から販売、お客様対応までフルストップで対応をしています。
そのため、お客様のお声を商品の開発に直接にかつスピーディに反映することができ、これまで3年ほどで7度の改良を行いました。
Q. 岩橋さんの今後の展望や将来についてお聞かせください。
ワンちゃんも、ネコちゃんも、ともに生きるどんな動物も、喜びや悲しみをともに分かち合い、一生を過ごすかけがえのない「家族」です。
だから、私たちは、これまでのペットフードの価値観ではなく、大切な家族の一生を支える「食事」として「手作りごはん」を位置付け、「手作りごはん」を当たり前の選択肢にしたいです。
そのために、業界のパイオニアとして、「ココグルメ」「ミャオグルメ」を世界で最も愛されるブランドにしていきます。
Q.最後に、業界のプロとしてペットと生活する上でのアドバイスをお願いします。
業界のプロとしてというよりも1愛犬家・1愛猫家の立場からですが、毎日、毎時間、毎分欠かすことなく愛犬・愛猫たちを愛することが大事だと思っております。
私は愛犬2頭を失って、彼らが自分にとってかけがえのない存在だったことを実感しました。
「もっと長く一緒に過ごしたかった」と深く悔やみ、もっとできることがあったはず、と自分を責めてしまいました。
でもそれは2頭が生涯をかけて教えてくれたことで、そこから次の子たちに繋げることが、私の責任だと考えています。
今の愛猫3頭とはいつでも新鮮な気持ちを感じられるくらい、その瞬間瞬間を大切にして接しています。
これは愛犬・愛猫以外も同様で、社員メンバーの皆にも笑われるくらい、社員犬・猫も愛でています。
これだけではちょっとあまりにも役に立たないかもしれないので、業界の人間の観点からすると、やはり「食事」は非常に大事かと思っています。
当社のお客様は食事に関して非常に関心をお持ちのかたが多いです。悩みからこだわりまで非常に多種多様ですが、それだけ動物、と飼い主双方の心身に影響を与えるものだと捉えております。
私自身も昔は全く何も考えずにご飯を選んでいました。
当たり前のことほど気付きづらいものです。
色々な正解があるとは思いますが、これを読んでいらっしゃるみなさまには、今一度立ち止まって動物の食事について真剣に考えてみて、後悔の無いような選択を取ってほしいなと思います。
■プロフィール
名前:岩橋 洸太
株式会社バイオフィリアCEO
ちち丸:雑種(キジ白)
ちびちび:雑種(三毛)
ぱん:雑種(ぶち)
また、今では虹の橋を渡りましたが、ダックス2頭(リヴ、ピノ)とも暮らしていました。この子たちが私にとても大切なことを教えてくれて、ココグルメを始めるきっかけにもなりました。子どもの頃はたくさんのハムスターちゃんたちとも暮らしていました。
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