【最新版】日本のペット飼育数2025年度調査|犬は上昇・猫は減少

「日本のペット飼育頭数はどうなっているの?」そう気になって検索してみる方も少なくありません。
今回equall LIFEでは、2025年に発表されたばかりの最新統計資料(全国犬猫飼育実態調査) を分析しました。

結論からお伝えすると、2025年の推計飼育頭数は、犬が約682万頭、猫が約885万頭、合計約1567万頭となりました。
ここで注目すべきは、長らく「減少」と言われ続けてきた犬の飼育数に「下げ止まり(回復)」の兆しが見えたこと。そして、右肩上がりだった猫ブームに「落ち着き」が見え始めたことです。
この変化の裏には「20代・30代」のライフスタイルの変化が関係していました。
なぜ今、若者の間でペットとの暮らしが見直されているのでしょうか? これからのペットとの暮らしについて解説します。

【2025年版】犬・猫の推計飼育頭数の最新結果

まずは、気になる最新の飼育頭数を見ていきましょう。2025年の調査結果は以下の通りです。

犬の推計飼育頭数:約682万頭(6,820千頭)
前年(679.6万頭)と比較して微増・回復傾向。

猫の推計飼育頭数:約885万頭(8,847千頭)
前年(915.5万頭)と比較して減少・横ばい傾向。

犬は「減少」から「下げ止まり」へ

ここ数年、犬の飼育頭数は減少の一途をたどっていました。「散歩の手間がかかる」「共働きで飼いにくい」といった理由から敬遠されがちでしたが、2025年のデータでは前年の約679万頭から約682万頭へと数字を持ち直しています。 長い減少トレンドがついに底を打ち、下げ止まりの傾向を見せている点は、今年の非常に大きなトピックと言えます。

猫は「ピークアウト」の兆しか

一方で、コロナ禍以降も根強い人気を誇っていた猫ですが、2025年は前年の約915万頭から減少し、約885万頭となりました。 爆発的な猫ブームは一旦落ち着き、安定期(横ばい傾向)に入ったと言えそうです。

飼育トレンドが変わった?

「20代・30代」が牽引する新しい飼育スタイル。なぜ今年、犬の飼育数が回復傾向にあるのでしょうか? そのヒントは「飼い主の年代」に隠されていました。 全体的な飼育率が横ばいの中、「単身の20〜30代」や「既婚・子ありの20〜30代」といった若年層・ファミリー層での飼育率が上昇しているのです。

若者が犬を迎える意外な理由:「交友関係」

特に興味深いのが、20〜30代の単身者が犬を飼い始めた「きっかけ」です。

  • 犬(20-30代単身):「交友関係を広げるため」
  • 猫(20-30代単身):「寂しさを解消したい」「愛情をかける対象が欲しい」

猫を迎える理由が「ご自身の心の安らぎ」に重点が置かれているのに対し、犬を迎える若者は「犬を通じた社会とのつながり」を求めている傾向が強いことが分かりました。

リモートワークが定着し、リアルなコミュニケーションが希薄になりがちな現代。「ドッグランで犬友だちを作りたい」「愛犬の様子をSNSで発信して誰かとつながりたい」といった、外の世界と自分をつなぐパートナーとして犬を迎える方が増えているのかもしれません。これは、まさに今の時代ならではの「新しい飼育スタイル」と言えるでしょう。
また、子育て世代においては「子どもの情操教育のため」という理由も依然として強く、ペットフレンドリーな住まいや、公園に近い環境への住み替え需要も高まっていると考えられます。

飼育費用と環境の変化

ペットとの暮らしを考える上で欠かせないのが、環境と費用の問題です。「マイクロチップ」の認知率は6割超え 2022年6月から販売される犬猫への装着が義務化された「マイクロチップ」。 2025年の最新調査では、その認知率は全体で61.3%となりました。 徐々に浸透しつつありますが、年代別に見ると課題も見えてきます。情報の感度が高い若年層に比べ、70代では50.1%と、認知率が半数程度にとどまっています。

万が一の災害や迷子に備え、「家族の証」としてのマイクロチップの重要性は、今後も世代を超えて啓発していく必要がありそうです。

室内飼育と支出の傾向

飼育環境については、犬猫ともに完全室内飼育の割合が高止まりしています。それに伴い、支出の傾向も変化しています。フードや医療費といった基本的な支出に加え、「室内で快適に過ごすためのグッズ」や「デンタルケア」「トリミング」など、QOL(生活の質)を高めるための支出には、飼い主さんが財布の紐を緩める傾向が続いています。

これからのペットとの暮らし

2025年の最新データからは、単なるブームの変動だけでなく、「人とペットの関係性の深化」が見えてきました。若者が社会とのつながりを求めて犬を迎えたり、心の安定のために猫と暮らしたり、数字の増減以上に大切なのは、ペットがもはや単なる愛玩動物ではなく、私たちの人生を豊かにしてくれる「家族」や「パートナー」としての地位をより強固にしているという事実です。

これからペットを迎えようと考えている方は、ぜひ今のライフスタイルに合った「幸せな共生」の形を探してみてください。equall LIFEでは、そんなあなたとペットの暮らしを豊かにする情報を、これからもお届けしていきます。

出所:ペットフード協会「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」

過去のデータはこちらをご覧ください

執筆:equall編集部

 

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