愛するペットとはどこで出会いましたか?
みなさんそれぞれ素敵な出会い方をして、今では大切な家族として暮らしているのではないでしょうか。
ペットとの出会いの場所はいろいろありますが、今は「保護動物の里親」が注目されていますよね。
ニュース番組の特集やテレビの企画としても取り上げられることもしばしば。
さらに著名人の方々が保護活動を行っていたり、保護動物をお迎えしたことをSNSを通じて公表したりといろいろな話題が飛び交っています。
そこで今回、日本生活環境支援協会(https://www.nihonsupport.org/)は、20代~50代のペットの飼育経験がある方を対象に、「ペットとの出会いと保護動物に対する悩み 」についての調査を実施しました。
ペットとおでかけしよう>>
- 【家族の夢!】憧れていたペットが家族の仲間入りをした理由は?
そのような「ペット」を飼うことになったきっかけや理由は何でしょうか?
1番多かった回答は、「動物が好きだから」でした。
やはり、ペットを飼う以上は、そもそも動物に対する愛は大切ですよね。
その他に多かった回答が、日常生活に癒しや元気、笑顔を与えてくれるという回答です。
仕事から帰ってきたら、愛するペットが出迎えてくれると思うと、疲れも吹き飛びますよね。
- 【素敵な出会い!】愛するペットと出会った場所は?
それではみなさんがペットと出会った場所は一体どこでしょうか?
1番多い場所は「ペットショップ」です。
ペットショップは基本的には、事前に飼いたい動物のイメージがある前提で見に行くという方が多い印象でした。劣悪な飼育環境が問題視されることもあるペットショップですが、これから暮らしていく新たな「家族」を迎え入れるための場として根強い人気があります。
最近話題の「保健所・保護団体」は1割未満という結果になりました。
この後から、保護動物を家族として迎えることに対して、どのような意見があるのか調査していきます。
- 【立ちはだかる壁】保護動物を育てる上で抱える不安
そこで、保護動物を育てることを難しいと感じるか、なぜ難しいと感じるのか調査しました。
難しいと感じる人は全体の約7割を超える結果となりました。
理由として1番多かったのは、「自分に懐いてくれるのか」、そして次に多かったのは「上手く育てることができるのか」でした。
先ほどを述べたように、保護動物は人間を恐怖の対象として見ていることも少なくありません。自分が1から育てるというのも簡単ではありませんが、動物たちのバックグラウンドを考えながら、育てていくというのもかなり難しいものですよね。
- 【壁を乗り越えていく】保護動物を迎え入れるための勇気
それを踏まえた上で、今後「家族」として保護動物を迎え入れたいと考えている人はどのくらいいるのでしょうか?
「はい」と回答した方が若干多いですが、意見が半数に割れました。
保護動物を迎え入れたいと考えている人の中で、先ほど難しいと感じていると回答していた人は6割を超えていました。
難しいと思っていても、保護動物を迎え入れることで少しでも命を救ってあげたいと考えている人がたくさんいるということですね。
〈保護動物を迎え入れたいと考えている理由〉
・少しでも殺処分を減らしたいから
・1匹でも多くの動物が幸せになるお手伝いがしたい
・身寄りがない動物たちの新しい家族になってあげたい
<保護動物を迎え入れることを考えていない理由〉
・現在飼っているペットたちを育てるのに手一杯だから
・経済的、時間的な負担に余裕がないから
・ペットの死を見送るのが辛いから
・「好き」や「かわいそう」という感情があっても、上手く育てる自信がないから
現在の自分の立場や家庭の状況、過去の経験から人それぞれ保護動物を迎え入れることに対しての考え方は異なります。双方のことを考えて、行動することが大切ですね。
- 【必要な心構え】家族みんなで充実した生活を送るために
保護動物に限らず、動物を育てることは日常生活において様々な負担がかかってくることを理解していなければ、最悪の場合、また行き場を失ってしまう子や辛い思いをする子が出てきてしまいます。
これでは保護活動の意味もなくなり、むしろ悪循環を引き起こすだけです。
では、ペット飼育経験者が考える「ペットを飼う上で大切な心構え」とは何でしょうか?
ほとんどの人が回答したのは「最期まで育てる覚悟があること」でした。
家族として迎えるからには、最期まで見届けてあげることが、ペットにとっても幸せな人生なのではないでしょうか。
また、7割近くの人が大切だと感じていることは、経済的負担や飼育者の体力と時間の確保ができることです。自分自身の生活に余裕がなければ、ペットを育てることは不可能に等しいといえます。
ペットを迎え入れる前に、自分の現状を鑑みて冷静な判断ができると、双方ともに幸せな生活を送ることができるのではないでしょうか。
執筆:equall編集部