名前:黄瀬 知美
erva合同会社 代表
Q.黄瀬さんの現在のお仕事について教えてください。
犬の抱っこ紐(ドッグスリング)の企画・販売です。製品は日本で生産しています。
わたし達ervaの存在意義は、愛犬家さん達と愛犬達が、共に楽しいことや感動する体験をし、家族としての繋がりが、より強く深くなるような時間を製品やサービスを通じてお届けすることです。
わたし(黄瀬)は、主にECショップの管理・運営です。他にもイベントや店頭での接客もしています。
Q.ペットに関するお仕事はどのようなきっかけで始められたのですか?
以前は、犬業界とは無縁でしたが、愛犬ノアとムア(通称:ノンムー)との出会いを通して日本の生態販売の実情や保護活動を知り、「捨てられる犬を減らしたい」「自分も保護活動に携わりたい」と強く思うようになりました。初めは保護団体を設立しようと思ったが、今までの自分の経験を生かして、保護団体さんとは別の切り口から、犬達に貢献しようと思い、起業しました。
Q.展開しているサービスについてお教え下さい。
ドッグスリングの企画・販売 をしております。
2015年起業当初はシンプルドッグスリングのみの展開だったが、お客様の声をふんだんに取り入れ、試行錯誤して多機能ドッグスリングが生まれました。
Q. 黄瀬さんの今後の展望や将来についてお聞かせください。
使う人やわんこ達の声を聞きながら、さらにお役に立てるドッグスリングやサービスをブラッシュアップしていきたいです。
愛犬家さんと愛犬達がお互いに最高の人生・犬生を一緒に過ごすことができるよう、一役買いたいと思っております。結果、保護犬になる子を1頭でも減らしたいです。
また、地震・災害大国である日本で、「ペットの防災」が課題であるということは以前から周知しており、災害で家族と離れ離れになった子が保護犬になるという現状をどうにかしたいという想いがありました。
犬用抱っこ紐があることで、愛犬と安心して同行避難し、避難所でも安心して共に過ごせることで、愛犬も人の心も癒され、いち早く元の生活に戻ることができるよう力になりたいです。
Q.最後に、業界のプロとしてペットと生活する上でのアドバイスをお願いします
ドッグスリング専門ブランドとして言えることは、愛犬と一緒に最高な人生・犬生を送るために、ご自身と愛犬が楽しいと思えることをどんどんしてほしい。と思っています。犬の平均寿命は15歳と、かわいいかわいい我が子が先に旅立ってしまうのは避けては通れない現実です。
平日は働いて、土日がゆっくり愛犬と一緒に過ごせる時間。という方が多い中、愛犬との時間は大変貴重なものです。わたし達が作る「ドッグスリング」はドッグフードのように愛犬との生活で必ずしも必要なものではありませんが、ドッグスリングがあれば、一緒に行けなかった場所にもお出かけできるようになりお留守番が減ったり、通院が楽になったり、歩けなくなった愛犬と抱っこ散歩ができたり、生活に希望や潤いを与えてくれます。「ドッグスリング」を通じて人と愛犬の時間を創造したいと考えています。
ペット業界にはいろんなプロがおり、いろんな意見があります。意見を知ることは大切ですが、取り入れるかは別の話です。あくまでも自分と愛犬が最高だと思える人生・犬生をを送るために必要だと感じる意見を取り入れること。これを見失わないように、愛犬と素晴らしい人生・犬生を過ごしてください。
■プロフィール
erva合同会社 代表
黄瀬 知美
愛犬:トイプードル
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