飼い主さん・犬たちを幸せに出来る世の中を作りたい。株式会社withdog.jp 今村真也

株式会社withdog.jp 代表取締役 今村 真也

■プロフィール

1981年6月14日生まれ。福岡県八女市出身。福岡工業大学電気工学部卒業。小学校時代は野球、水泳、剣道を習う。中学〜大学まではスラムダンクの影響でバスケットボール部に所属。大学在学中に福岡SOSモデルエージェンシーに所属。 趣味は読書、映画鑑賞。犬の散歩。サウナ。文房具。物心ついた頃から犬がいる生活を送る。 -歴代の犬達- ラッキー(MIX)、セブン(MIX)、ゲン(柴犬)、桃太郎(MIX)、ドラミ(MIX)、レオ(MIX)、モツ(MIX)、セイロ(MIX・2019年に実家の今村家に来たニューフェイス) 2012年2月 愛護センターからしっぽネット西東京センターに引き出した4頭の子犬の中から、レイ(MIX)を引き取る。

愛犬が笑顔になれるサービスを提供

聞き手:equall 上森

本日はequallのアドバイザーも務めて頂いております今村さんに、お話をお伺いしたいと思います。今村さん、本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

今村さんの現在のお仕事について教えてください。

株式会社withdog.jpという会社を経営しております。
ペットホテルやトリミングサロン、犬の保育園といった店舗の運営やしつけ教室、ドッグイベントの企画・運営を行い、犬の飼い主さんとその愛犬が笑顔になれるサービスを提供しております。

また犬を飼っていない方や犬が苦手な方との共存を目指しマナー啓発活動にも力を入れております。
全ての人と犬が楽しく暮らせる環境を作り、不幸な犬達を減らすことが出来れば犬の殺処分も無くすことが出来ると思っております。

店舗の経営からイベントの運営まで本当に幅広くご活躍されてますよね。 ペットの殺処分も減少してはいますがまだ3万頭近くの動が殺処分されているので、当社としても今後取り組みを強化していきたいと思っております。(環境省 犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 平成30年度 38,444頭)

ペットの仕事はどのようなきっかけで始められたのですか?

物心がついた頃から家に犬がいる暮らしをしており、犬と暮らしていることが当たり前の環境で育ってきました。

役者を目指し上京し初めて犬がいない生活を送った時に、やはり自分には犬が必要なんだと気づきました。

仕事として犬に関わるようになったのは2011年3月11日の東日本大震災です。
連日ニュースで飼い主と離れ離れになってしまった犬や、生活の基盤を失った事で犬を手放さなければならなくなった飼い主さん達の様子が流れていました。
震災によって飼い主を失った犬達は「被災犬」と呼ばれていました。

そうでしたね。私も記憶に残ってます。

当時、震災の影響で役者としての仕事も入って来ていなかったタイミングで東京都府中市に被災犬を受け入れる保護シェルター開設の話が舞い込んできました。
いずれは犬に関わる仕事がしたいと思っていたので、私としても今後は犬の為に何か役立てる事が出来るきっかけだと思い、保護シェルター運営に関わらせていただきました。

そうだったのですね。震災の時に保護シェルター運営をされていたのは初めて知りました。それが現在の保護活動へと続いているのですね。

それから被災犬だけでなく、愛護センターに収容されている保護犬の譲渡活動なども行っているうちに、ボランティアとして「寄付」や「募金」等に頼る保護活動の限界も感じ、自分達で収益も上げながら、会社に利益をもたらしスタッフの生活も支え、さらに事業を通して保護活動に繋がるような仕組みを作ろうと2014年に株式会社を設立しました。

ただ仕組みに関しては、仰る通り「寄付」や「募金」での活動は限界がいずれくると思います。会社として安定して利益を出す事が動物の保護活動にもつながると私も思います。

飼い主さんや犬達も幸せに出来る世の中に

今村さんの今後の展望なども是非お聞きかせください。

会社としての事業がそのまま保護活動に繋がり、犬達の命を救いたいと思う人達が『仕事』として活躍し、自分達の幸福度も満たしながら飼い主さんや犬達も幸せに出来る世の中を作りたいと思っております。

今村さんの住まいファイル

現在のご自宅を選んだ最大のポイントを教えてください?

防音を重視したので『鉄筋コンクリート製』を選びました。足音などの配慮もしたかったので下の階の方に迷惑をかけないように1階を選ぶようにしています。

ご自宅のこだわりポイントもぜひ教えてください

特に犬のためのこだわりはないのですが、収納スペースが多いほうが物を表に出さなくて良いので、地震があった際物が落下し犬が怪我をするリスクが減らせると思います。

なるほど。収納は出来るだけ多い方が犬の為になるんですね。
では最後に、業界のプロとしてペットと生活する上でのアドバイスをお願いします。

ペットを飼っている方からするとペットは家族同然の存在です。

ただし、世の中には動物が苦手な方もいらっしゃいます。「動物が苦手な方、怖い方、アレルギーを持っている方もいる」という意識を常に持ち、周囲の方達に迷惑をかけないように心がけることが大切だと思います。

ペットが迷惑をかけてしまうと、次第にペットと行ける場所が減ってしまい、自分達の行動範囲を狭めることになってしまいます。
また、いざという時に周囲の方から助けてもらえなくなってしまいます。

ペットが苦手な方達への配慮も怠らず、ルールやマナーを守って生活すればペットと行ける場所も増え、よりペットとの暮らしが充実すると思います。

■プロフィール
株式会社withdog.jp
今村 真也
https://happytails.jp/
#ミックス犬 #マンション


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