【保護活動】愛護センター見学
今回レイの出身地(と言っても現在の愛護センターは平成31年に新設された施設で、レイがいたのは旧施設です)である川崎市動物愛護センターANIMAMALLに東京コミュニケーションアート専門学校の学生たちとお邪魔しました。
『愛護センターのバックヤード見学が出来る?』 毎年川崎市愛護センターさんには授業の一環として学生に施設見学をさせていただいていましたが、 新しくなったANIMALLではバックヤードツアーというのを開催されているので、今回お時間を取っていただきました。
バックヤードツアーは事前に予約をすれば基本的に誰でも参加可能です。 一般人がバックヤードまで入ることが出来ない愛護センターもある中、ここの施設は多くの人に保護動物の現状を知って欲しいという思いがあるため全て開放されています。
バックヤードは清潔感もあり、保護動物達も非常に細かいケアがされています。 川崎市動物愛護センターには殺処分機がないためガス室による殺処分は行っていません。 収容された動物たちは職員さんやボランティアさん達が支え合いお世話や譲渡活動をしてくださっています。
ただし完全にゼロという訳ではなく、交通事故で大怪我を負い治療の見込みがない動物や、治療は困難な病気になった動物等に関しては注射による安楽死という処置も取られます。
ノンキルシェルターは動物たちにとっては救いの施設であること確かなのですが、譲渡困難な動物は最後までセンターの職員さんやボランティアさんがお世話を続ける必要があります。
ボランティアさんにもご自身の生活があるため、ボランティアさんの負担が大きくなると活動も長くは続きません。
ノンキルシェルターの数を増やし収容動物を増やすことよりも、動物たちが愛護センターに入らないようにする取り組みが必須だと改めて感じました。 保護活動の興味のある方は、まずは直接ご自身の目で確認していただければと思います。
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