PET THREE安心パックが世の中を変える｜株式会社スリーアローズ山下 勝利

弊社はペット洋服の製造メーカーですが、私の所属するEC事業部では、メーカーの垣根を越えて、他社商品も取り揃えるペット用品専門店PET THREE楽天市場店を立ち上げました。その他にも実店舗の運営、動物保護団体様を応援するチャリティー活動にも関わっております。

弊社が運営する新業態のPET THREE楽天市場店で、ペット保険ではカバーできない、不安や不満を解決できるサービス「PET THREE安心パック」をリリースしました。
病気やケガの保証ではなく、ペットが原因で事故やケガをさせてしまった際に保証できるサービスです。
PET THREE安心パックは「ペットを外の世界に連れ出してほしい！」そう想ってつくりました。

人とペット（犬・猫・人）が同じ方向に向って歩んでいく。
PETTHREEのロゴには人と犬と猫が同じ矢印の方向に向かっていくという想いをこめました。
私は仕事を通して、ペット＝物という法律を変えたいと考えております。
今やペットは15歳以下の人の数より多くなり、世の中的にペットは家族という言葉も当たり前のように聞こえるようになりました。

しかし、公共交通機関では手荷物扱い、災害時の避難先では、ペットと一緒に避難出来ないことは実際によくあることです。
私は、日本でのペットとの同居率が15%程度であることが大きな原因だと考えております。
ペット先進国のヨーロッパやアメリカの同居率は60%を超えています。実際に私もフランスやアメリカを訪れた際、電車やバスは当たり前、高級百貨店でもバッグなどに入れずに一緒にお買物をしています。
日本とペット先進国の大きな違いは、ペットと一緒に入れる施設が少なすぎることだと確信しました。

どうして、日本では同居率が低いのか。
それは・・一緒にお出かけしたいけど、しつけができてないから、他人に迷惑がかかるから、外には連れ出せない。という飼主様の心の声があります。
しつけはしたくない。だってかわいいから叱れない、叱るとかわいそうという親心があり、実際私もその一人です。　
これは国民性ですので、性格と同じですから、そう簡単に変われるものではありません。
だったら、外には連れ出せないという不安や不満を解決できるサービスがあれば、ペットを外に連れ出すことに対しての背中を押せることができるではないかと考えました。（もちろんしつけの啓蒙もしながらですが。）
それが、PET THREE安心パックです。

ペットを連れだす機会が増える→ペットと一緒に入れる施設が増える→法整備がされる→ペットと暮らしやすい社会になる→ペットを家族にしたい人が増える→ペットとの同居率が増える。　
「PET THREE安心パックが世の中を変える。」そう想いながら、仕事を通してペットと暮らしやすい社会をつくれる人間になりたいと思います。

ペットファーストですね。ペットは声に出せないから感情で訴えかけてきます。その感情を逃さず、察してあげることが大切だと考えています。
ペットは飼主様との生活が一番の幸せですから極論、物を与えなくても、良い物を食べなくても一緒にいるだけで幸せなんです。
しかし、新しいおもちゃをあげると喜びますし、おいしいご飯だって喜びます。お散歩はもちろん、旅行などのお出かけも喜びます。それは、新しい物やコトを知らないからなんです。

例えば、フローリングの床は滑って走りにくいし、足腰に悪いんです。でも、ペットは何も言えません。
だからこそ、フローリングにはマットを敷いてあげたり、暑い時は　エアコンをつけたり、冷感グッズを用意したり、寒い時は服を着せて、あったかいグッズを用意したり、結局は人と同じなんですよね。
もっといっぱい楽しいコトやおいしい物を一緒に食べて、同じ家族として接してあげてほしいですね。