浅草でペットと暮らそう!
浅草と言えば、東京でも一二を争う観光名所ですね。
東京に住んで居なくても「浅草は行ったことがある」という人が多いのではないでしょうか。
江戸から昭和にかけて繁華街として栄えた浅草は、現在は江戸情緒を感じられる街として人気が再燃。
日本人だけでなく、海外の観光客からも愛されるスポットとなっています。
でもそんな浅草が「暮らす街」として注目されているって、知っていましたか?
その理由のひとつが、意外な足回りの良さ。
浅草には東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武伊勢崎線・つくばエクスプレスの4路線が走っています。
銀座線を使えば、上野駅にはたった5分!
神田駅乗り換えで池袋や新宿にも30分程度で出られます。
浅草線では日本橋へ9分、新橋へ14分等、オフィスの多いエリアへのアクセスもスムーズ。
「遠い観光地」と思われがちな浅草ですが、実は通勤・通学にも便利な立地なんですね。
でも浅草の街暮らしの魅力は、それだけでは無いようです。
「マイナビ賃貸」による「意外と住みやすかった街ランキング」では、浅草は4位にランキング。
実際に暮らした人達からの評価が高いことが徐々に知られ、浅草の賃貸マンションを探す人も年々増えています。
浅草はペットと暮らす人達からも評判が良く、浅草のペット可賃貸物件もなかなかの人気なんだとか。
「観光地」と思われていた浅草でペットと暮らす楽しさって、どんなところにあるんでしょうか?
今回は台東区にある浅草駅周辺エリアを歩きながら、浅草のペット可のお部屋探しや浅草ペットライフに役立つ情報を探っていきます。
ぺットの着物や祭り半纏も買える『安立屋』
浅草と言えば雷門、そして浅草寺…ということで、まずは浅草寺前にある「仲見世」や「新仲見世」をチェックしてみましょう。
おせんべい屋さんや呉服店・和小物等のお店が多いのは、昔から参道として栄えてきた「仲見世通り」。
仲見世とちょうど交差するように東西に伸びるアーケード「新仲見世」には、レストランやお蕎麦屋さん等の飲食店、靴や洋服の専門店等がズラリと軒を連ねています。
新仲見世にはコンビニや安売りのドラッグストア等もあり、主に地元の方が使っているようです。
西に進むと「浅草ROX」があり、こちらには24時間のスーパーマーケット「西友」や「無印良品」「ユニクロ」等のお店が入っています。
また近くには安価なスーパーマーケット「三平ストア」、ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」等も。
日常的なお買い物は、地元で済ませることができそうですね。
ペット関連のお店は無いかなあ…と探していたところ、仲見世で発見しました!
お店の名前は『安立屋』さん。
お店構えも「犬猫用品」という看板も、レトロでいかにも浅草らしいですね。
こちらでは通常のペット用品の他、オリジナルの和柄Tシャツやペット用のダボシャツ、犬用の着物や祭り半纏といったペットの和装用品を揃えています。
また柴犬・秋田犬といった日本犬種向けのリードや首輪等も充実させているのだそう。
お茶碗やマグカップ等、飼い主さんが楽しく使えるグッズもたくさん。
猫用の首輪等も扱っているので、猫を飼っている人も要チェックですよ。
浅草と言えば5月には三社祭、夏には花火にサンバカーニバルに朝顔まつり…と、様々なお祭りやイベントがあることで有名。
浅草のペット可マンションで暮らし始めたら、飼い主さんもワンコもおそろいの浴衣姿や着物姿、ハッピ姿等でお祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 安立屋(あだちや)
- 東京都台東区浅草1-31-3 仲見世通り
- 営業時間:平日9:00~18:00 土日祝9:00~19:00頃(無休)
- TEL: 03-3844-1643
店内ノーリードOKのカフェで、愛犬と癒やしのひと時。『L-PIN’s』
今度は浅草寺を北に抜けて、「観音裏」と呼ばれるエリアを歩いてみましょう。
かつて老舗の飲食店が立ち並んでいた観音裏は、今は閑静な住宅街に。
またマンション1Fや古いお店をリノベーションした新しいショップやカフェも生まれ、オシャレな人達から注目されるエリアになっています。
中にはマクロビオティックのレストランやフレグランス専門店等の個性的なお店も。
近所でも街歩きが楽しめるようなエリアです。
マンションの他に庭付き一戸建て住宅等もありますが、全体的に小さめの物件が多いですね。
4階~5階建ての低層階がほとんどで、1K・1DKの単身者向けと見られるマンションも目立ちます。
中にはかなり築年数がありそうなレトロ賃貸物件等もありました。
「浅草のペット可マンションで一人暮らしがしたい」という人や、「バーやカフェめぐりを楽しみたい」という方は、観音裏からお部屋探しをされてみてはいかがでしょうか。
『L-PIN’s』(エルピンズ)も、そんな観音裏で見つけたカフェのひとつ。
こちらは2016年にオープンしたまだ新しいドッグカフェです。
店内はカラフルな内装になっており、まるで映画やドラマのセットのよう。
「店内リードフリー」ということで、小型犬・中型犬の子たちが楽しそうに遊んでいました。
本日はこちらでランチをいただくことに決定!
今回はオススメというタコライスをいただきます。
ひき肉+チーズたっぷり乗ったタコライスは、一口食べるとレタス・トマトの瑞々しい味わいで意外とサッパリとした食感に。
スプーンが止まらなくなる美味しさです。
こちらのカフェではドッグメニューも充実していて、無添加にこだわったパンケーキやチキンロール、ワンコ用のポトフ等も揃っています。
散歩の途中の休憩に、お休みの日のランチに、ワンコ仲間とのオフ会に…
浅草のペット可マンション暮らしの様々なシーンで使えそうなカフェですね。
- L-PIN’s(エルピンズ)
- 東京都台東区浅草3-24-8 クレスト浅草1F
- 営業時間:平日11:30~20:00 土日祝10:00~20:00(金曜定休・祝日の場合は営業)
- TEL:03-5808-9596
今度は街の東側、隅田川方面を歩いてみましょう。
浅草駅を出てすぐの隅田川エリアには、百貨店『松屋浅草』の他、アパレル・レストラン等が50店舗以上も入った「EKIMISE(浅草エキミセ)」があります。
ネイルサロンやクリーニング店、家電量販店ノジマや書店等も入っていて、かなり便利に使えそう。
また屋上広場は「浅草ハレテラス」として開放されており、ここからは隅田川だけでなく対岸のスカイツリーもよく見えます。
お買い物の休憩スポットとして使ってみるのも良さそうですね。
比較的低い建物が多かった北側エリアに比べて、リバーサイドである隅田川近隣や駅南側のエリアには10階建て以上の高層マンションも目立ちます。
築年数があるマンションと真新しいマンションが混在していますが、南下する毎に新築マンションが増えるように感じました。
浅草の暮らす街人気を受けて、駅南側エリアの住宅地としての再開発も進んでいるようです。
浅草の高層マンションの場合、階数や向きによっては「隅田川花火大会」が家から見られる…ということも。
東京随一と言われる花火大会を自宅でゆったり見られるなんて、贅沢ですね。
そんな駅南側エリアで、かわいい看板猫ちゃんが居るお店を見つけました。
お店の名前は『ギャラリー・エフ』。
文化財である「蔵」を残した作りになっている個性的な内装のギャラリーです。
こちらはお昼はカフェとして、夜はバーとして使うこともできます。
また生演奏のライヴや噺家さんによる落語ライヴ等、アート系のイベントも頻繁に行われているのだそう。
でも今回は、看板猫ちゃんがすごく気になります…
こちらの「すずのすけ」くんは、実は「二代目看板猫」なんだそう。
先代の「銀次親分」は日本中から人がやってくるほどの大人気看板猫で、なんとフォトエッセイも出版されるほどだったのだとか。
もちろんすずのすけくんも、先代に負けない看板猫っぷりです。
看板猫に会いに来るお客さんも多いそうですから、カフェで猫友達が出来るかもしれませんね。
浅草のペット可賃貸マンションで猫との暮らしをスタートさせたら、こちらの看板猫さんにもご挨拶に来てみては?
- ギャラリー・エフ
- 東京都台東区雷門2-19-18
- 営業時間:12:00~19:00(ギャラリー)11:00~19:00(カフェ)火曜定休
- ※イベント等によりギャラリー・カフェの臨時休業あり
- TEL:03-3841-0442
おわりに
「観光地」というイメージが強く、「暮らすのには不便そう」と思っていた浅草の街。
でも実際に歩いてみると、地元の人向けのお店も意外と多くあることがわかりました。
スーパー等の物価も比較的安く、自炊派であればリーズナブルに暮らすことも期待できます。
また観光に人気のエリアが雷門周辺に集中しているため、ちょっと駅から離れれば静かに暮らすこともできそうです。
昔ながらの飲食店も数多くありますから、下町の風情を味わいたい、食べ歩きやお店巡りを楽しみたいという方にもピッタリですね。
ただ花火やお祭りといったイベントがある日は、駅や街がかなり混雑する様子。
お祭り等は週末に集中しているので平日にはほぼ心配ありませんが、浅草のペット可マンションで暮らし始めたら、イベントスケジュール等は事前に確認しておいた方が良いかもしれません。
・参考サイト:ペット賃貸カンパニー
equall LIFEでは犬、猫が快適に暮らせる物件やお役立ち情報を紹介していますので、参考にしてみてください。
<執筆>
ペット賃貸カンパニー
https://pethome.jp/