かつては番犬として飼育されていた犬も、現在では愛玩目的で飼育されることがほとんどです。
この変化に伴って犬の飼育場所も外飼いから室内飼いへ変化しました。
この変化に対して世間はどのように感じているのでしょうか?
今回は『犬の飼育法』に対する意識調査を実施しました。
意識調査の詳細は以下の通りです。
- 【調査概要:ペットに関する意識調査】
- 調査日程 :2021年1月31日〜2021年2月2日
- 調査方法 :インターネット
- 調査人数 :1129名
この調査は犬を飼育していない方も対象にしています。
内訳は以下の通りです。
まず、犬を飼育している方に愛犬の飼育場所をお聞きしました。
「室内」が86%、「外」が11%、「その他」が3%という結果になりました。
現在では室内飼いがスタンダードになってきているようですね。
次に、犬の外飼いに対して賛否をお聞きしました。
「賛成」が24%、「反対」が28%、「どちらとも言えない」が48%という結果になりました。
僅差にはなりますが、犬の外飼いに反対している人の方が多いようです。
賛成・反対意見の方にその理由をご回答いただきましたのでいくつかご紹介します。
30代/女性/犬を飼育していない/賛成と回答
- 犬の祖先は外で暮らしていたものだから。
30代/女性/犬を飼育している/賛成と回答
- 犬(動物)らしく伸び伸びと育つと思うので。
20代/女性/犬を飼育していない/反対と回答
- 寒さ暑さなどの環境を考えると犬が可哀想ですし、鳴き声や匂いなど近所にも迷惑がかかるから
20代/女性/犬を飼育していない/反対と回答
- 犬の鳴き声で近所に迷惑がかかるかもしれないから。
反対と回答した方は騒音などの近所迷惑を心配している方が多いようです。
それでは、実際にどのくらいの方が犬の泣き声をうるさいと感じているのでしょうか?
また、犬の泣き声でどのくらいの苦情がくるのでしょうか?
調査結果は以下の通りです。
犬の泣き声をうるさいと感じたことが「ある」は41%、「ない」は59%という結果になりました。
しかし、犬の泣き声が原因で苦情がきたことが「ある」は5%、「ない」は95%と苦情に繋がるケースは少ないようです。
外飼いをおすすめしない理由の1つとして、犬の健康への悪影響が挙げられます。
外飼いの犬は、室内飼いの犬よりもストレスや病気のリスクが高く、寿命が短くなる傾向にあります。
このことをどのくらいの方がご存知なのでしょうか?
「知っている」が20%、「知らない」が80%という結果になりました。
多くの方が外飼いの健康への悪影響を知らないようです。
参照:PRTIMES
執筆:equall編集部