ペット共生型マンションとは
ペットと暮らせる住宅が徐々に増加している近年、ペットとの暮らしに特化した「ペット共生型マンション」が注目を浴びています。
ペット共生型マンションとはどんな住宅なのでしょうか?
今回は「ペット共生型マンション」についてご紹介していきたいと思います。
ペット可物件との違いとは
「ペット可物件」「ペット相談可物件」は、物件の規約でペットを飼育する事が認められている物件のことですが、基本的には人が住むことを前提としていることが大半で、ペットの為に特別な設備は整っていない物件が多いです。
「ペット共生型物件」は、ペットと暮らす事が前提となっていて、動物と暮らす上で必要な設備が最初から備わっています。
さらにこういった物件は基本的にペットを飼育している方が、多く住んでいるので、ペットに対する理解もあるので、近所の方とのコミュニケーションが円滑になったり、ストレスが少なく暮らす事ができるのも特徴です。
どんな設備があるのか
ペット共生型マンションにおいて、設置されていることが多い、設備をご紹介したいと思います。
①足洗い場(犬用)
散歩後に足を洗う事が出来る足洗い場は、多くのペット共生型物件の1階に設置されています。室内に入る前に利用する事で汚れを落としてからお部屋に入ることが出来ます。しかし、コロナ後においては共有スペースを避ける方も増えているようです。私が暮らしている住宅も2020年5月以降は利用者が減っています。
②グルーミング設備
猫、犬のドライヤーやブラッシングなどを行うスペースで、シャンプーが出来る設備もあります。個人的な意見ですが、この設備はあると本当に便利です!
③汚物処理設備(ダスト、シューター)
ペットの排泄物を捨てるためのゴミ捨て場で、とても便利な設備です。
④庭
ワンちゃんを飼っている方が、最も嬉しいのが「庭」ではないでしょうか。1階に共有のドッグランがあるケースや部屋の中に庭がある物件もあります。
⑤飛び出し防止柵
玄関からペットが脱走しないように設置されている柵になります。設備がなくても後から購入する事もできますが最初から設置されていると嬉しいですね。
⑥リードフック
ワンちゃんを飼われている方が利用するリードフックは、散歩前や散歩後に活躍する人気の設備です。
⑦猫用くぐり戸
ドアを閉めていても、猫ちゃんが移動できる設備で、ワンちゃん用の設備が多い中で、猫ちゃんを飼われている方は、くぐり戸かキャットステップはついていて欲しい!と思いますよね。
最後に
ペット共生型マンションは、ペット飼育者が嬉しい設備が揃っている夢のようなおうちです。まだまだ物件数は少なく、家賃も高めですが、お引越しの際の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
equall LIFEでは犬が快適に暮らせる物件やお役立ち情報を紹介していますので、参考にしてみてください。
執筆:equall編集部